ここで紹介する出土品は、このHPをきっかけに知り合えた方から頂いたもの・・・千葉県中部で子供の頃に拾ったものだそうです。 (※ウミガメの骨だけは沖縄県で出土したものです。)縄文時代・弥生時代の土器や石鏃などです。 これが一番不思議!? いろいろな本やネットで土器を見たり、長野まで行って色々な土器を見て来ましたが、この形状を持つものはついに見つける事が出来ませんでした。 曲面から想像すると、間違いなく丸い土器の一部なのですが、取手部分がなんと内側に存在するのです。 いつか・・・これだったのか!! と思う時が来るのでしょうか。 粗い縄文模様です。 さざ波の様な模様。 かなり細かい縄文模様。 上部はハッキリした模様です。 小さく、模様も分からない・・・ 所々に大きな砂の粒が混じってます。 土器とともに出土した石たち・・・何かに使われたものか、ただそこにあっただけなのか・・・ 反対側の穴。 やや透き通る、何かの結晶で出来ています。 穴は真っ直ぐではなく、穴のちょうど中央付近に山のような突起がありました。 初めは汚い丸い石だったのですが、丁寧に泥を洗い流していたら・・・どんどん泥が出て来る・・・ 続けていたら・・・なんと、反対側まで抜けて穴が繋がっていたのです。 穴も良く見たら人間のヘソのよう・・・見た感じ、ちょっと欠けているようですが、笛の歌口に似てる!? 吹いてみたら鳴り難いのですが音がでました。 もっと良く洗えば違うのかな!? 技量も足りないでしょう・・・欠けてしまって出にくいのもあるかな!? 蛇紋岩だろうか・・・磁石にくっ付きます。 また、茶色でツブツブの所は凹んでいます。ここに何かあったのか!? 磨製石器!? とても不思議な形なのです。 石というよりも人工物な気がします・・・ 表面はツルツルな感じ、内部は練り込んだような模様で表面とは明らかに違います。 あちこち欠けて原形がわからない・・・ 薄緑色の部分だけを想像すると、勾玉の形に似ています。 ただ、頭部分に貫通する穴が存在しないので、勾玉ではないか、未完成品だったのでしょうか。 木炭。 ウミガメの骨。沖縄県出土。 瑪瑙製のナイフ。 この2つの部分はくっ付きません。別々の破片か、もしくは、この間に破片があったのでしょう。 硬い水晶に穴を開けて滑らかな丸みを持った形になってます。 ここまで加工するのにどれほどの時間を費やしたのだろうか・・・ 黒曜石の石鏃。 黒曜石の破片。 弥生時代の土器片。 模様の無いものばかり。 僅かに模様のあったもの。超シンプル。 台形の感じが器の足部分の気がします。 写真上は逆さの状態、下が本来の上下だと思う向き。 黒くて薄い大きな土器だったようです。 私の身近には、このような貴重な物が拾える場所が無いのですが、畑から普通に土器の破片や鏃が出て来る所は日本各地に存在するようです。 貴重なものなので、私はもちろん、大勢の方に見てもらえた方がこれらの物も嬉しいでしょう。