海で見つかる色々な物・・・撮影していたらどんどん増え・・・人工物、貝殻、その他に分けました。 ここでは、貝殻を扱います。 同じ種類でも欠けていないものや、雰囲気良く撮れた場合は順次差し替えて行きます。 同じ浜でも、海に面する方向が違うと浜に打ちあがってくる物も変わります。 ここは、貝殻が沢山ありました。ダンベイキサゴ(ナガラミ)、イボニシ、クリフレイシ、カキ、ツメタガイ、カサガイ等・・・色々な貝殻がありました。 サザエ。 行った場所にサザエは居るのでしょうか・・・実物を見たことは無く、貝殻も初めてみました・・・生きているのが欲しいですが、採取は規制されているかな? もしかして、浜辺で豪華なバーベキューでもした後の殻だったりして。 特徴的な下半分が割れて無くなってます。 初めて見ました。 今までで一番綺麗なナガニシ・・・ 取って見たら・・・若干のカケがありました・・・それでも貴重・・・ ほぼ限りなく完全体。中には干からびてましたが、まだいらっしゃいました・・・ ナガニシ。 何貝でしょうか・・・手持ちの図鑑には載ってませんでした。 長さ6cm程。 カズラガイ。 模様が綺麗な貝です。 生きているものも時々打ち上がりますが身に臭みがあるので食用には向きません・・・ ウラシマガイ。 これはあまり見掛けません・・・カズラガイに似ていますが模様が違う・・・ その後、稀ながら・・・ちょくちょく見つけるのですが、必ず先が割れている・・・完全体は未だ見た事がありません・・・この後も何度も見掛けましたが、必ず割れているのです・・・ やや深い所に住んでいる上に殻が薄い。 ・・・数年掛かって初めて見ました! ウラシマガイの完全体!! 綺麗です。 上の写真は、目を疑うほど大きな殻・・・測ったら、直径14.5cmでした。 小型のものの方が、鮮やかで可愛いです。 ヤツシロガイ。 カズラガイよりも丸みがあります。時々大きなものも見掛けます。 食用にもなるようですが、今まで生きているものは見た事がありません。 なんとナマコを食べるとか・・・ アラレガイ。 コロンと丸みを帯び、殻は厚く可愛いです。 ベンケイガイ。 かなり厚みのある貝殻でそれなりの大きさなので良く目立ちます。 水深5〜20m程の所に生息するようで・・・未だ生きているものを見たことはありません・・・ 遥か昔・・・縄文時代〜弥生時代には中心部分を削り取り、残った輪を腕輪として使ったようです。
タマキガイ。 ベンケイガイに交じって良く似た感じですが、模様が面白い。 ビワガイ。 始めて見ました・・・何度も浜に足を運んでいると・・・レアだと思っていたものもそこそこ見掛ける事が分ってきます。 貝は波の影響で一箇所に集中して集まってます! 普通の人にはただの浜・・・ですが、貝殻集めをしている人には宝の山ですね! ミドリイガイの殻。 生きているのを未だ見た事が無いです。 ムラサキイガイ。
タイラギ。 破片ですが、この海で初めて見ました。 大人の手・・・“ひら”だけでなく、指も含めた程度の大きさでした。 オオマテガイ。 マテガイを太く大きくした感じです。 その身は!? デカイだろうな・・・食べてみたい。 ナミノコガイ。 サトウガイ。 外海に面した海岸・・・いろいろなサイズを見つけましたが筋はどれも38本でした。 ちなみに、アカガイは42本。サルボウガイは32(〜34)本。サトウガイは38(〜40)本です。 例外もありますが、外海に生息するのはサトウガイだけです。 写真は、ヒダの数を数えたもの・・・ 左から32本、36本〜40、41本まで。 拾ったのは、外洋の遠州灘。全てサトウガイでしょうか!? 一番左だけダントツ少ない32本、これだけサルボウガイの可能性も。 コタマガイ。 数キロ単位の浜の中で、僅か10m程度の範囲で打ち上がった生きているものも見掛けます。 生きているものを見つけたら、近くに他にも見つかります。 扁平で殻が厚いので、殻がデカくても身は小さめなのが残念。 貝殻に限れば、私の住む地域では比較的良く見掛けます。 サギガイ。 白いのっぺりとした貝殻ですが、片側だけ急にガクンと角がある(写真では左側)のが特徴です。 ダンベイキサゴ。 “おはじき”にして遊べるそうです。 キクノハナガイ。 これ以外にもいろいろなカサガイの貝殻が打ち上がります。 ハマグリ。 ツメタガイに喰われたのか? ハマグリは全国的にも減少しているようです。 シマミクリ。写真手前。 写真奥はヤツシロガイ。ヨダレガイと頭の中で・・・正式にはミクリガイです。 ヒナガイ。 大きく丸く・・・手ざわり良い・・・何かに使えそうな気もしますが、さて・・・何に・・・ 薄茶色の模様や側面が特徴です。それなりに大きな貝殻です。 ミスガイ(ウミウシ)の貝殻。 朝からずっとビーチコーミング・・・途中でお昼休憩・・・座ってパンを食べながら周りを見回していたら偶然、見つけました・・・とても薄く脆い・・・偶然のめぐり合わせでなければ見つからないでしょう・・・ 貝殻。(キサゴ) 砂で磨かれて真珠層が出ていました。綺麗です。 キヌタアゲマキ。 厚い殻です。 チリボタン。 赤いので目立ちました。 ミゾガイ。赤羽漁港東の浜。 とても殻が薄い。 アケボノキヌタ!?。 フジナミガイ!? 紫色の2枚貝・・・ムラサキガイ、アケボノキヌタ、フジナミガイ・・・どれも似てます。 ムラサキガイが一番細長く、これは一目瞭然。 次に長いのがアケボノキヌタ、一番真ん丸なのがフジナミガイ・・・それぞれの中間は!? ちなみに、キヌタとは、洗濯した衣類をこの上に載せて杵で叩いてシワを取ったとか・・・ まな板の様な横に長い台なのです。これを知っていれば、横に長いまな板状が連想できます。 キヌタアゲマキと言う貝も横に長い。 環境が良いのか、3種類どれも良く見掛けるのです・・・ムラサキガイは、マテガイ捕りの時に生きているものが砂の中から出て来るほど・・・ ツグチガイ。御前崎海岸。 小さいのですが、赤くて目立ちました。 イタヤガイ。 初めは別の種類だと思ってました・・・片側の殻は丸みを帯びていて・・・ もう一方はなんと・・・真っ平なのです。 ハツユキダカラ (タカラガイ)。 これはビーチコーミングとは少し違う・・・堤防際。 毎年、冬になるとハツユキダカラやメダカラのツルピカテカテカの貝殻が見つかります。 なぜか・・・生きているものを見掛けない・・・数年間、ずっと探しています・・・いつか必ず・・・ ネズミガイ。 今まで一度も見た事が無かった・・・ 今日はあちこちに沢山落ちていました。 日によって落ちている貝の種類が変わるのは不思議。 エビスガイ。 あまり見かけない形・・・超貴重なオキナエビスに形が似てる・・・ ・・・当然、オキナエビスではありませんでしたが、意外とポピュラーなエビスガイだそうです・・・ マクラガイ。 なんだ!? この形!? 不思議!? 図鑑などでも見た記憶の全くない変わった形の貝殻!! 実際、手持ちの貝の図鑑には載っていませんでしたが、西日本ではそこそこ見掛ける・・・水深5〜30m程の所に住んでいる貝でした。 バラフマテ。 上のマクラガイのすぐ近くで見つけました。今まで一度も見た事のない貝があちこちに・・・ マテガイが波に洗われてこうなってしまったのではありませんでした・・・ 形がやや曲がっていて、マダラ模様が特徴。 ザルガイ。 ザルの様に見えなくもない・・・ アケガイ。 アサリ!? 良く見たら横に長かったのです・・・ シドロガイ。貝の口部分が繋がっていて面白い。こんな貝、初めて見ました。 オオヘビガイ。 砂で洗われてこんな風に・・・ ミドリイガイ。 綺麗な緑色なのですが、写真のように・・・アカフジツボが・・・デカイ! トコブシ。何処に居るのか・・・恐らく・・・外洋に面したテトラの荒波にもまれる・・・そのさらに深くに居るのでしょう・・・ クチグロキヌタ。 この他にも色々なタカラガイが打ち上がってました。 見慣れないので、ドキッとします。まるでお歯黒。 レイシ。 この突起感が面白い。どんな意味が!? ノーチラス!!! (オウムガイ) 初めて見た!!! 田原市の海岸にまで漂着するとは!! 人生最初で最後の海外旅行(新婚旅行)で、ニューカレドニアに行ったのですが、ここで見つけたノーチラス・・・欲しい・・・死んでも欲しい・・・2つも買ってしまいました・・・あちこち眺めまわしたので、上の写真のような状態でもすぐにノーチラスだと分かったのです。 殻の外側には藻が大量に付着、エボシガイも付着・・・その他、いろいろな付着物・・・これは想像を絶する漂流だったのでしょう・・・見た目こんなんですが、もちろん、持ち帰ってしまいました。 ルリガイ。 台風が日本海側を通過・・・この場所は台風の右下。南風の強風! このルリガイや、ギンカクラゲにカツオノエボシが大量に打ち上がってました。 しかも、まだまだ通過中・・・まだまだ打ち上がる・・・そして、どれも生きてる♪ オニアサリ。 今回見つけた貝殻たち・・・の、極一部!! 何年も何回も来た事のある浜で、僅か数mの範囲に見た事の無い貝殻が大量に集まってる!! 恐らくですが、貝殻のコレクターが不要になった・もっと良い状態のものを見つけたなどの理由で廃棄したものでは!? と、思ってしまいました。 それほどありえない状態だったのです。 右上はミヤコボラ。初めて採取しますが、一部地域では食用として市販されるほどポピュラーなもののようです。 中央やや上辺りの尖った貝殻3つは不明・・・ 中央やや左の大きな茶色の貝も不明・・・ 右下も不明・・・ 写真下の黄色いのは、ヒオウギ。黄色の他、紫やオレンジなどの色がありました。 ここにはありませんが、アズマニシキも。 その横の小さいのはシチクガイ。 写真左は、以前にも見た事のあるネズミガイ。 ほんとありえん!! 黒いイタヤガイ。 まれですが、黒くなった貝殻を見掛けます。なんで!? 調べたら、泥質にいる個体は化学反応で黒くなる事があるようです。 その正体は、硫化鉄。これが貝殻表面に付着しているのだとか・・・ これを逆に化学反応させれば、元に戻る!?