3D(three-dimensional):3次元・・・と言う意味だそうです。 3D=立体と言うのは子供でも知ってますよね。3D・・・ただ単純に現実(リアル)世界で見ているものなのです・・・これをいかにテレビの画面など2D上で表現するか・・・そのための試行錯誤の技術・・・ はじめに・・・ ここで作った画像は、フリーソフトのアナグリフメーカー、ステレオフォトメーカーを使いました。 アナグリフ方式: 少し古い方法です・・・ただ、メガネさえあれば3Dを体験する事ができるのが良い所。 右目が青、左目が赤のメガネを使うので、自然な色合いが表現し難くなります。 メガネの青を薄い青(シアン)にしているものもあります。この方が自然の色合いになります。 手作りアナグリフメガネ。 100均で買って使わなかったメガネ・・・と、 100均で買って実験で使ったセロファンの残り・・・ これを使って作りました。 ネットを検索していろいろなアナグリフ画像を見てみましたが、赤と青の微妙な色の違い・・・ これがメガネと画像で合わないと綺麗に見えないのです。(全く見えない事もあります。) ここからは、私が試行錯誤して試しに作ってみた画像です。 使ったソフトは、Anaglyph Maker です。 右目で観た時の写真と左目で観た時の写真の2枚を撮影しておき、これを取り込んで微調整して保存する事ができるのです。 ※3D画像作成初心者なので、なかなか綺麗に飛び出しません・・・ 綺麗なものが出来次第、順次追加&置き換えしていきます。 ビーナスさん。 斜め上から見下ろしているので顔(頭)が一番手前になってます。 山の風景。 中央の木が浮き出ます。両サイドはボケ気味。 カツオゾウムシ。 命を懸けて行ってきた尖石考古博物館。 念願の国宝土偶に無事会えて・・・大量に撮影したので3Dにしてみました。 散々微調整を繰り返したので大分良く見えます。 縄文のビーナス。 仮面の女神。 やっと出会えた国宝土偶さんたち・・・ これでいつでもその時の記憶のまま見る事ができます。 カタツムリ。 ふと思い出した時にパチパチ連続で撮ってみるのですが、3Dに全然見えないものから、大雑把でも3Dになってしまうものまでいろいろです。 ダメもとで撮ったカタツムリでしたが、これは成功!! このすぐ後に撮影した蝶は失敗!! ナナフシモドキ。 ヒラタクワガタ。 平行法と交差法: こちらは何も道具を使わずに立体的に見る事ができます。 準備するのは角度を変えて撮影した2枚の写真だけ・・・ですが、少し修練が必要です。 平行法: 2枚の写真の右側は右目で、左側は左目で目の焦点は画面よりずっと遠くにして見ます。 2枚の写真をぼんやり見ていると・・・だんだんと3枚になって行きます。 これが立体。 私には難しいです。 交差法: 2枚の写真を見ながら・・・だんだん寄り目にしていきます・・・ どんどん寄り目にしていくと・・・中央にもう1枚の写真(左右2枚が重なったもの)が見えてきます。 これが立体になるのです。 初心者の方は、それぞれの写真の前に指を出しておき、それぞれの指が重なる様に寄り目にしていくと良いです。 平行法と交差法には個人差があり、得意不得意があるようです・・・ 私は子供の頃から交差法を使ってきたので交差法が得意・・・いつでも簡単に寄り目に・・・ ただ、視力が落ちてきたためか・・・昔に比べ上手く立体的に見えなくなっています。 縄文のビーナス。 仮面の女神。 なんちゃって3D: 見た通り・・・2枚の画像を微調整して位置を合わせたらパラパラ漫画のように画像を切り替えて表示し続けるだけ!! 3Dメガネ不要!! 目の訓練も不要!! お手軽で面白い疑似3D動画です。 フリーソフトのステレオフォトメーカーを使いました。 ラミーカミキリ。 ホソバセセリ。 コガタスズメバチ。 チルトシフトフォト: ミニチュア風、ジオラマ風などと呼ばれ、デジカメ自体にも機能が搭載されているものもあります。 普通に写真を撮った後、ソフト(アプリ)を使って加工する事もできます。 実際にはミニチュア風に見える機能(加工)なのですが、何故か立体的になる・・・と、言う事でこのページに。 みをつくし橋。 ちっさ!! おもちゃ箱に見えた自衛隊の展示物を、まさにおもちゃに。 虫も加工したら面白く!! と、思いましたが、あまり変化なし・・・ もともと背景がボケ気味だったからか・・・ 遠くから近くまで地面が続く写真で再度。 これならば、そこそこ雰囲気もありますが、ただのボケ味が強いだけの写真に・・・ やはり、街並みなどの人工物の方が適しているようです。