サバイバル節約術


番外編 〜手作りのもの〜


ここでは、極・身近なもの・・・普段の生活で手に入る素材で、身の回りの物を作る・・・
私の勝手なサバイバルのイメージ・・・自然の中で、その場で手に入るもので生き抜く・・・とは違うもの・・・
ここでは、そんなものを扱います。


ダンボールスリッパ。
毎年底冷えのする冬はいろいろな手作り品で乗り切っています・・・
今年も古着を床に敷き、靴下は2重履き(上に履く靴下は緩くなって足底前後に大穴2つ・・・)でしたが、これでも厳しくなってきたので何か対策を・・・去年は古着を掻き集めて、古着ブーツなども作りました。
今回、別件の調査中にふと目に留まったものは、ダンボールスリッパ。
調べたら新聞紙で作る新聞紙スリッパも・・・ただの節約と言うわけではなく、災害時にも役立つ知識として紹介されていました。これはやってみたい!


2016年。



ネットにあったのは足の上を包む部分は両側から中央であわせてヒモで縛っただけ・・・
今回はガムテープを使うので、自由気ままに好きなように自作してみます。

まずは、実際に自分の足を置いて大体のサイズを決めます。
厚手の靴下を履くので大きめに。
足の上を包む部分は前方が狭く、後方が広くなるように斜めに切りました。
写真は組み立て前・・・大空を羽ばたくワシのよう・・・大げさ・・・

足が2本ある方は、手間ですが、同じものをもう一つ作る必要があります・・・




部屋でジッとしていると床からの底冷えが半端無い・・・
底は贅沢な2重底にすることを思いつきました。
他には、梱包材で入ってくる薄手のシート(プチプチとは違うタイプですが若干フワフワ感のあるもの)も思いつきましたが、手元になく、他のものを探していたら新聞紙を見つけたので重ねて折り畳んだものを間に挟みました。
節約のために新聞も取っていないので、頂き物の新聞紙です。

あとはガムテープでペタペタと固定したら完成。



わざと柄の面を表にしましたが、補強重視で隠れてしまったのは少々残念。
2つとも缶コーヒーの空き箱。側面が丁度足の横幅に良い感じでした。
試し履きをしたところ、足の上部を覆う部分が垂直のままでは、歩く時に足首の前方が当たることが判明し、えぐる様に切り取りました。





前方上部には蒸れ対策の穴も開けました。
今回は紙のガムテープを使いましたが、布のガムテープの方が良いでしょう。
理由は、より丈夫になる、紙のガムテープは貼った上には貼り付かないからです。

当日の使用感・・・
欠点は、シッカリしているのでやや歩き難いところ・・・この程度ならば慣れるかな?
良い点は、想像以上に断熱効果があり、しかも暖かい・・・足温器の“弱”設定と同じくらいに暖かいのです。
これならば、私の唯一の暖房器具・・・足温器すら必要なくなる感じです。
1シーズンを過ごしたら罪悪感なく手軽に捨てれるのも良いです。


2017年。
今年は暖かい・・・と、思っていたら・・・急激に雪が降り始め・・・
靴下を2重で履き、ズボンの裾を靴下の中へ入れるととても暖かい事に気づき、ずっとそれで来たのですが、想像以上の冷え込み・・・



まずは、フローリングの床に段ボールを敷きました。
初めは暖かだったのですが、何度も載っていると潰れてペシャンコに・・・さらに箱1つ分を下に敷きました。(計4枚分の段ボールとなってます。)
これだけで床からの冷え込みに対処できました。
私の夜の生活は腰掛けなので余計に・・・足先が冷えるのです。





鍋つかみ。
相当汚れてますが、鍋つかみです。
古くなってボロボロの厚手のズボンからポケット部分を切り取り、手のひら側には他の部分から取ったものをボンドでくっ付けて厚みをもたせ、掛けておけるようにボタン留めの穴にヒモを通しただけ!
製作時間数分で、サバイバル生活を始めた頃から・・・6〜7年かな? ずっと現役のものです。





枕カバー。
買った時は枕と一緒に枕カバーもありました・・・ずっと使い続けていたら破れてしまい、タオルを巻いて使っていましたが、使い心地がいまいち・・・
枕カバーなど寝具類に使われるシーツ・・・それと同じYシャツがボロボロになって不要に・・・これは!!
これも超簡単!! 手作りなどとも呼べないほどです。
ワイシャツに枕を入れたら前ボタンを閉じ、長袖だったので結んだだけ!
写真はYシャツ前面が上になってますが、使う時は裏返せばサラサラのシーツと同じなのです。
汚れたら下から枕を抜いて、そのまま洗濯しても良いのです。
これも汚れがあまり酷くなったり、破れたら躊躇なくゴミ箱へ捨てれます。
このYシャツ枕カバーは何代目だろうか・・・





いきなり雰囲気が変わりますが・・・2017年。初めて見つけたガラス玉。
初めは台の上に置く形で飾ろうと思っていたのですが、机の上が狭い・・・やむなく定番のネットで吊るす方法を考えたのでした。



底の部分を作って・・・



グルグルとネットをだんだん広げて行きます・・・作り方はネットにいくつかあるのでそちらを参考にして下さい・・・



処女作にしては上出来。
ネットは粗い方が好みだったので、わざと大きめの網にしました。
ガラス玉のヘソは下にする事が多いのかな!? 私の場合は上から吊るして見上げる形になるので、ヘソは上に持って来ました。





2017年12月。寒い・・・
フローリングで椅子に座るのですが、北風が窓の隙間から入って来て足元が激寒い・・・
ボロボロに破れて履かなくなったズボンの膝下部分を切ってクリップで留めてみました。
思い付いてから完成まで10分程度か・・・取りあえずの寒さしのぎでした。
写真にも写ってますが、床には段ボールを敷き詰めてます。



1月下旬。ずっと寒かったのですが、ここ最近ポカポカ陽気でした。
今週半ばからまた急激に寒くなる・・・地域により大雪とか・・・寒さに備えて次の一手。
新聞紙1枚分を折りたたんでガムテープで留めただけ・・・の中敷きを作りました。
写真右は既に中に入ってます。中央が作ったもの。製作時間数分。
路上生活をされている方にとって万能の素材・・・ダンボールと新聞紙。やはり最強です。
そしてさらに・・・



河原を歩いていたら爆ぜたガマの穂があちこちに・・・とてもフワフワ・・・これは!!!



とても細かな綿。部屋の中で舞ってしまうと回収するのに大変なほど・・・ふわふわ〜



目の細かな古いYシャツなどで包んだ方が良いと思います・・・が、今回はもっと手軽に・・・
丁度良いサイズのビニールチャック袋があったのでこれに沢山詰め込んで・・・2枚履きの靴下の間、足の甲部分にセット。
これも僅か数分の製作時間でしたが、暖かい!!
今まで暖房器具は足温器のみでしたが、これならば足温器も不要。1月下旬ですが、足温器は押入れに眠ったままです。
周りはインフルエンザに罹ってますが、全く無縁、自分の体温だけでポカポカです。





はかり。
2018年、今までずっと・・・実は、はかりと言うものがなかったのです・・・
パンを焼く時も、1カップ=100gで計算して作っていたのです。それがなぜ!?
実は、テングサからところてんを作る際に、テングサと水の量が全く見当つかず・・・必要になったのです。
硬いウツギの枝があったのでこれを使い、ヒモを付けて針金で引っ掛けれるようにしてから平行になる様に微調整しました。
これでどうやってはかる!? 硬貨はそれぞれ重さが違いますが、100円玉が1つ4.8gとか。
3枚で約15gなので、これとバランスがとれれば15gなのです。
結果、肝心のところてん作りは見事! 成功する事ができました。





流紋岩のペンダント。
この石! ヒモを通せるように穴を開けたのは私なのですが、手を加えたのはそれだけ!!
石がゴロゴロしている河原に落ちているのが目に入った瞬間!! 可愛い♪
もう、速攻でGetして、ペンダントにする事しか頭に浮かびませんでした。
この大きさ、形、厚みに流紋岩の模様が♪





鹿の角で作った首飾り♪
当初、こんな感じの首飾りは、バーバリアンのようなゴツい体でないと似合わないと思ったのですが、もののけ姫のサンも似合ってる・・・って、これは余談・・・一度作って見たくなったのです。 
鹿の角の中心部分を外して外側部分から平らな所を切り出し、それをキバ状にした後、テカテカのキラキラに磨き上げました。
なかなかワイルドな雰囲気になります♪





なんども想像しながら、少しずつヤスリで作り込んで行きます・・・



ペンダント。
鹿の角で作った釣り針のうち、流線形のものがかっこ良く♪ 何となく、それっぽいものを作りたくなったのです・・・
長さ8cmでは、結構目立って迫力あり過ぎですが、なかなか良いです♪







 

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