どぶろくなど・・・まだ上手に出来ないのですが、別の実験を開始しました。 糖分もしくは、デンプンがあればお酒が出来る・・・と言うわけで、自然から頂いて来たものを利用して作ってみたいと思います。 去年の冬、クヌギから採取した荒挽きのドングリです。 まだアクが少し残っていたので、一晩水に浸けました。 どぶろくの材料・・・お米は極少量に、麹、ドライイースト、ヨーグルトの種菌を投入。 3日後。 12月。気温は10〜12度程度でした。当日から泡がプクプクと・・・ 少し頂いてみたら、想像してましたが違和感あり、あまり美味しくない・・・独特な香り。 11日後。 やや落ち着いてきたのでここで醗酵終了。 そのまま飲んでも美味しくないので、蒸留してみることに・・・ 蒸留装置など存在しないので、鍋にドバドバと注いだ後、中央に空のコップ。 フタにアルミホイルを使い、中央に錘。 発生した蒸気が空のコップに集まる予定・・・ この仕掛け・・・サバイバルで地面から水を得る方法と同じです・・・気付いた人居るかな? 重石に鍋を載せました。アルミのフタとの間に空間がありますが、水を入れてみたり・・・ さてさて・・・ 鍋より大きな中華鍋があれば、フタ&錘&冷却装置となり便利です。 空のコップに集まった・・・ドングリ焼酎!? 写真は集まった水の一部です。 結果は・・・分からない・・・ドングリの“変わった風味”はありますが、アルコールを含むのかどうなのか・・・あったとしても1%程度では? もう少し醗酵させても良かったかな? ドングリを使ったお酒は、マテバシイや椎の実などがあったようです。 クヌギを使ったものは見つからなかったので、今回はただの実験・・・ ※上の記事は2014年、翌年の2015年には、マテバシイを使ったマテバシイ酒を造って成功しました。記事は“木”、“ドングリ”のページに♪ 葛粉・・・一生懸命掘り起こして採った葛・・・すでに3年が経ってました。 量は少ないですが、試しにお酒にしてみます。 お米は無し、麹とドライイーストとヨーグルトの種菌を投入しました。 8日後。 泡が出なくなってきたので醗酵終了。 飲んでみると、葛(葛湯)の風味・・・口の中には葛粉のザラつき感。 美味しいとまでは行きませんが、そこそこなお酒です。
クヌギ同様に蒸留してみました。 結果は・・・まずい・・・アルコール分があるような気がしない・・・ 2種類の素材で実験してみましたが、厳しい結果になってしまいました・・・ そもそもこの素材でこんな事している人はいないと思うので当然の結果かも知れません。 また何か思い立ったら挑戦してみるかも!?