サバイバル節約術


番外編 〜微生物 淡水編〜



2014年現在、私の持っている顕微鏡は・・・子供の頃に親に買ってもらったもの・・・30年程度前かな?
ビクセンのSE-800。
肉眼で見る分にはそこそこ綺麗に見えるのですが、デジカメ(WG3)で撮影すると劣化している・・・何故だろうか・・・
肉眼とデジカメでは焦点の位置が違うのでピントも再調整してます・・・
いろいろ試行錯誤してますが、より綺麗に取れたら差し替えなどしていきます・・・

ちなみに・・・ネットで顕微鏡を検索したら1,000万〜1万円以下まで、大人から子供まで、研究用、学校用、家庭用など・・・恐ろしい程の数が存在します・・・
高価な顕微鏡を購入すればもっと綺麗な写真が撮れるのでしょう・・・

顕微鏡とデジカメの合体技では、どうもボヤけるので、デジカメ単体(顕微鏡モード)の写真も混ざってます・・・この方がずっと立体的で綺麗・・・ですが、倍率は低い・・・限られた機材で試行錯誤してます。







横から。







寄生されているのか? 緑色のものが付いている個体。



タマゴ持ちの個体。



瞬間的に泳ぐスピードは相当速いです。
撮影のためにスポイトで吸い取ろうと何度も試みましたが、どうやっても逃げられる・・・偶然を狙うかスプーンなどでもっと大量の水と一緒に捕獲する必要があります。

ケンミジンコ。
高倍率の画像を得るには顕微鏡が必要ですが、安い&古い顕微鏡(30年程前に親に買ってもらったもの)のためか・・・どうもボヤけるのが欠点・・・
顕微鏡との合体技はいまいちです・・・







ミジンコの仲間。ミジンコにも色々な種類があります。
極小な水中の世界は、なぜか宇宙をイメージさせます・・・



これはお腹のスジが良く見えます。
背中側にはタマゴも。



こちらも子持ちですが、だいぶ育っている感じです。



体内に赤ちゃんが・・・これはオカメミジンコかな?



ミジンコの仲間。





小さいミジンコ。
これで大人なのか赤ちゃんなのか・・・



マルミジンコ。
他のミジンコがスイッスイッスイッっと断続的な動きなのに対して、このミジンコはスーっと流れるように泳ぎます。
マルミジンコは丸く、口が鳥のクチバシのように尖っています。
オカメミジンコよりも大分小さく・・・これは肉眼ではとても小さな点にしか見えませんでした・・・








アオムキミジンコ。
水面付近で濃い色のミジンコがお腹を上にして“アオムキ”に泳いでいたので撮影しました。
腹側が真っ直ぐで下向きにトゲがあります。






ゾウミジンコ。
顔の前に長いものが・・・って、2つある。



殆ど水の流れの無い浅い池にて・・・何故か赤い色・・・新種!?
調べたら酸素の少ない環境では、ヘモグロビンが増えるので赤くなるとか・・・






お腹の中で動いているものは胸脚と呼ばれ、呼吸やエサを口に運ぶのに使われます。

ミジンコ。
淡水の微生物と言えば、まずミジンコを思い浮かべると思います。
とても小さな世界ですが、良く動いて可愛いです。











魚捕りをしていて水中にうごめく小さな物体がうじゃうじゃ動いているのが見えたので採取しました。








若干、緑色で細長いもの。





真ん丸のもの。

カイミジンコ。
大きなもので1mm超ほどもあります。





棒状のものが重なり合っている生き物。
写真ではV字が逆さになったようなものです。
並んだ各“棒”はスライドして全体が伸びたり縮んだりして良く動きます。



動いている様子。

イカダケイソウ。
これは南京玉スダレ!







顔のアップ。









アカムシ。
蚊の幼虫のボウフラとは異なり、ユスリカ(蚊ではありません・・・)の幼虫です。









こちらはもっと小さなボウフラでした。



こちらは羽化する一歩手前・・・蛹(サナギ)の状態です。



ボウフラ。
これは蚊の幼虫です。
様々な生き物のエサにもなってます。メダカも好んで食べます。
成虫になった蚊は・・・人間の仇敵・・・毎年、快適な睡眠の邪魔を・・・














藻類。













強力ライトを横から当てたもの。やはり筒状っぽい。

ミカヅキモ。






緑色のツブツブの集まり。



中央が奥で周囲が手前に立ち上がっている・・・コップを上から見たような感じがしました。



緑色のツブツブの集まり。









クンショウモ。










バネ!?




トゲトゲの集まり。
クンショウモがバラケたような!?






超小さいツブツブの集まり。








ミズムシ。
淡水の池の中に溜まっていた枯れ葉にくっ付いてました。
デトリタスを食べて生活しているのかな?
見た目通り、良く動き、力もあるので水滴の中からも自力で脱出しました。















ミズミミズ。
ミズミミズは線虫の仲間で、体にまばらに剛毛があります。
シッポの様な長いものがある・・・と・・・思って良く動きを見ていたら、どうもシッポ状のものがあるほうが頭でした。シッポを触角の様に使って回りを探ってよく動きます。









カワゲラの幼虫のような生き物。
撮影するために捕まえようとスポイトを近づけるととても早く逃げるので断念しました。
今回はスプーンで掬いました。
触角や尾を含めても5mm程度でした。
大人になったらどんな外見になるのでしょうか。







貝類。スネール。
アクアリストからはスネールと呼ばれ、意図せずに水槽内に発生し嫌われます。
写真は池の水を採取したときに捕れたもので、体長2mm程でした。
とても小さな目がありカタツムリと同じ動き・・・可愛いです。







水槽内の水面付近にいたもの・・・腹側からの撮影です。



川で水を採取した際に一緒に獲れたもの。
水面をツルツル滑るような感じ・・・で、時々強烈なジャンプで一瞬で消えます。

トビムシ。
体長2〜3mm程度。
おぼれる事無く・・・水面を跳ねたりします。





顕微鏡にて。



水槽内のガラスを歩いているところ・・・腹側から撮影。



顕微鏡で上から光をあてて撮影。



ダニ。
全く想像していませんでした・・・水槽(水中)にダニ!?
調べたら水槽内にダニが発生することもあるようです。
いかにも・・・と言うような、赤い色のダニが居ました。
体長0.5mm程度でした。





頭の形を見るとやはりプラナリアのようです。
体長1.5mm程度、肉眼ではとても小さな線にしか見えませんでした。
春に数匹のプラナリアを水槽に放ったので、その子供たちでしょうか・・・今は晩秋・・・
室温が35度を超える日が続く部屋ですが、無事に生き延びたのか・・・
アクアリストからは嫌われる存在ですが、放った事も忘れていた時に見つけて・・・おお!!っと喜んでしまいました・・・
ヒドラやプラナリア、モノアラガイなど・・・通常はアクアリストから嫌われるような生き物も水槽へ入れるのですが、直ぐに見つからなくなってしまうのでした。





プラナリア。
切り刻んだら、それぞれが1匹になる・・・とても不思議な生き物。
小学生の頃から興味津々でした。それはさておき・・・
想像を絶する驚異的な能力を持つ・・・のに!! 超かわいい♪






デジカメの顕微鏡モードで撮影。光源は横と上。
障害物など・・・何かに反応して急に縮んだりします・・・かわいい・・・



顕微鏡で光源を奥に置いたもの。





顕微鏡で上からライトを当てたもの。
発色良く高倍率で撮影できます。





顎口動物の仲間。
プラナリアに似てるけど違います。動きなど・・・雰囲気は同じです。
ただ、こちらの方がちょっと動きが速い。




チューリップの花の様な形でよく泳ぎ回ります。



チューリップの花のような形です。
シッポの先で掴まり、花ビラの先端にある繊毛でエサを集めます。









チュウリップの花のように丸いかと思ったら・・・薄っぺらで、まるでカブトエビのような格好。






まるで掃除機のように水を吸い込み、同時にエサも取り込んで消化して行くのでしょう・・・

ワムシ。
ミジンコよりも小さな生き物で、私の環境では一番良く見られる生き物です。
調べたらとても種類が多いです。
汚れた水の中でも良く見られる生き物です。






ワムシの仲間だろうか。
クワガタの角の様に見える部分の反対側には2つの開店するワムシ特有な部分がありました。




不明。
進行方向は右上。良く動き回ってました。





不明。
こちらも少し変わった形。
右下に向かって立ってます。







ケイソウ。
ミカヅキモの様な外見ですが、動いてました。
浮遊物から出てきたり入ったり・・・スルスルと滑るように動いてました。





ツリガネムシ。
たった一つですが、ツリガネムシでしょう・・・とても特徴的な形です。







不明。
分かり難いですが、後方にはまばらにトゲのような尾のようなものが見えます。
ミズヒラタムシかな?









不明。
僅かにローリングするように揺れながら進んでました。





一つ上と同じ様な動きで2匹がくっ付いた様な感じです。







不明。
尾があり、良く動いてました。フタオワムシかな?







ヒルガタワムシ。
どうやら移動中のヒルガタワムシの仲間のようです。
眼と足先の数が分かればもう少し細かな種類まで分かります。
脚で体を固定しながら伸びて進んでました。
頭にはツノのような突起があります。









不明。
丸く、全体に繊毛でもあるのでしょうか・・・クルクルと回転しながらせわしなく動き回ってました。







線虫。
めちゃ元気です。力もあり、浮遊物を掻き分けて進みます。







こちらも線虫か・・・
特徴の無い長い生き物です。クネクネと良く動きます。











良く見ると2本が重なってます。

不明。
浮遊物に着く螺旋状の物体・・・これは何!?









不明。
まばらに生えた太い毛を使ってあちこち動いてました。







ずんぐりむっくり・・・のろい動き・・・どっちが前でどっちが後ろか・・・



顕微鏡でみた上の方。



中央部分。



下の方。



不明。
ずんぐりむっくりした生き物・・・ずっと見ていても僅かに伸び縮みするだけで特徴がない・・・
伸び縮みするだけで移動せず、変化もなし・・・









水カビに集まっていた生き物。
水カビを食べているのか、分解されたものを食べているのか・・・









透明で分かり難い・・・動いていたので生き物でしょう・・・









良く動く小さな生き物・・・とても小さい・・・
写真左側に移っている物体はマルミジンコの腹!です。









良く動く小さな生き物・・・VerU。とても小さい・・・
写真左側に移っている物体はマルミジンコの腹!です。









全体が細かな繊毛に覆われているように見える・・・ゾウリムシ!?
ただ、前方に長い一本のヒゲがあるからミドリムシにも似てる・・・







上から照明を当てたら・・・ケンミジンコのように前方中央に赤い一つの目がありました。



頭が下です。横から見るとフナムシに似てる・・・



頭は左下です。



とても素早く動き、力もそこそこあります。









2匹がくっついていて・・・とても俊敏な動きをします。
良く見ると縦にスジも見えます。









クマムシ。
とても小さいですが、肉眼でもなんとなく分かります・・・
最強の生物としても有名です。
ギンゴケの中から採取しました。





底に現れた膜。



河口付近の汚泥が溜まっている場所で水と枯れ葉などを採取して放置してました。
若干のドブ臭が漂う中・・・底の方に黒っぽい膜状のものが現れたので観察してみました。
顕微鏡でみたら黒っぽいヒモ状のものが沢山・・・髪の毛よりもずっと細い。
さらに良く見ていたら・・・どうやら動いている!?
これが何なのか・・・いつか分かる時がくるのでしょうか・・・





不明。
微生物と呼ぶには少し大きいかな!?3〜4mm程ありました。





太陽虫だろうか。







アメーバ。
体長1mm程はあったので、オオアメーバか?
5月中旬。土が掘り返されてまだ水を張る前の田んぼ・・・雨水が一部に溜まり、それが何故か黒い水に・・・
気になって採取し、顕微鏡で見てみたら・・・2〜3回に1匹は見つかるほど沢山いました。






アメーバの動く様子。約30倍速です。




ケイソウだろうか。




筒状のものにらせん状のものが見えます。
若干、緑色なので植物プランクトンでしょうか。















 

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