サバイバル節約術


番外編 〜採取適期〜


食材採取の覚え書き・・・当然ながら、私の住む地域、私の行動範囲での時期となってます。
地域により時期は異なります。また、年によっても大分違う・・・1ヶ月程もズレる事があります。

また、植物などは高地へ行けば時期が遅くても手に入る事もあります。
特に定番のもの、時期の短いもの、美味しいもの、沢山採れるもの・・・がメインです。
ここに載っていなくて春〜秋まで採取できるものは他にも沢山あります。

木に縁りて魚を求む・・・間違った方法で結果を求めても実現しない・・・
自然と共に生きるサバイバルならば、自然に逆らわず、逆に利用すること。
季節だけでなく、天候も含めて最も得やすい獲物に狙いを定めることも必要です。

自然とともに生活していた縄文時代は、季節により様々な食材を確保し、その間にいろいろな道具も作っていました。
年間通しての生活サイクル・・・縄文カレンダーとも自然と重なっています。

特に食材の少なくなる冬に関しては、量が少ないもの、美味しくないものも含めて・・・採取できる可能性のあるもの全てを別枠で挙げてみました。

※魚類は、少し特殊な浜名湖での時期が多いです。
※順次追加していきます。



● 1月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 動植物全て・・・一番厳しい季節でしょう・・・


 ・植物・キノコなど
  アラゲキクラゲ・・・藪の中へも簡単に入れるので見つけやすい。

 ・動物
  ナマコ
  ヒラツメガニ
  ザザムシ





● 2月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 早春。植物も動物もジワジワと春に備えて活動を始める頃。
 有名な七草粥は1月7日ですが、旧暦では1月下旬〜2月下旬頃です。
 陸では冷え込みが強いですが、海ではいろいろな海藻が育つ頃です。


 ・植物・キノコなど
  カラシナ
  ヤブマメの地中果(冬を越すと味が良い)
  下旬・・・フキノトウ(まだまだ場所による)、ハマダイコンの根・葉、ニワトコの芽

 ・動物
  イカナゴ(コウナゴ)(上げ潮時)
  ヒラツメガニ(2〜4月)

 
 
 



● 3月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 だんだんと緑が目立つようになってきて、あちこちで春らしい雰囲気になります。
 

 ・植物・キノコなど
  中旬・・・タラの芽、ヤブカンゾウの芽、アブラナ・カラシナの芽、ツクシ、フキノトウ
       ノビル(〜5月)
       カワモズク
  下旬・・・アマドコロの芽、ハマエンドウの芽、アケビの芽、クコの芽、サクラの花、ヤブレガサ

 ・動物
  上旬〜ヒキガエル(山中の池:夜から暖かい日でないと居ない。風の無い日。)
  カメ(太陽を求めて日向ぼっこしてる)
  イカナゴ(コウナゴ)(上げ潮時)
  カレイ(戻り:3〜4月)
  下旬〜クロダイ(乗っ込み)
  ヒラツメガニ(2〜4月)

 ・その他
  下旬〜4月中旬・・・ギフチョウ。 時期が遅くなると傷付いた個体が多くなるので、4月上旬が良い!?


  

 



● 4月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 年により時期が多少ズレますが、桜の咲く頃・・・この頃が一つの目安になります。


 ・植物・キノコなど
  上旬・・・ウコギの芽、アケビの芽、リョウブの芽、シャクチリソバの芽、シュンランの花
        クサソテツ(4月の第一週)
  中旬・・・イタドリの芽、イワガラミの芽、カラスノエンドウの芽、カキドオシの芽、マツの花粉、八重桜の花。
  下旬・・・ワラビ、ゼンマイ、フジの花、アカツメクサの芽・花
       アミガサタケ(桜の花が散る頃)

 ・動物
  イカナゴ(コウナゴ)(上げ潮時)
  クロダイ
  カレイ(戻り:3〜4月)
  コウイカ(湾口周辺)
  マテガイ(春の干潮が最も水位が低くなる)
  ヒラツメガニ(2〜4月)
  中旬〜アメフラシ(夏にはいなくなってしまう)
  中旬〜フナ・コイ(産卵のために浅瀬へ)、ウナギ(夜)
  下旬〜ナマズ(産卵のために水路へ入ってくる)

 ・その他
  下旬〜鹿の角拾い
  下旬〜5月・・・ベッコウトンボ。
  
 





● 5月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 5月上〜中旬頃が昼に最も潮が引く時期です。この前後1ヶ月位も同様。
 潮干狩りや、普段行けない場所へも行ける様になります。

 この頃から晴れの日は、だいぶ暑くなるので水筒が欲しくなります。

 ・植物・キノコなど
  上旬・・・オオバギボウシ
  上旬・・・カラスノエンドウの実(若い豆)
  中旬・・・ハチク(タケノコ)、カラシナの種
  中旬・・・カラスムギの種、サンショウの実(青実山椒)
  中旬・・・ハマエンドウの実(若い豆)、アスパラガスの芽
  モミジガサ、イワタバコ
  下旬・・・若クルミ。
  下旬・・・カラスノエンドウの実(熟れた豆)

 ・動物
  コウイカ(湾口よりも奥のアマモ場周辺、産卵のために岸近くへ寄る)
  ナマズ(雨・曇り・夜が良い)
  〜中旬・・・ウナギ(夜)
  クロダイ

 ・その他
  フジの蔓採り   (繊維取り用)
  下旬〜6月・・・ヒメヒカゲ。

 



● 6月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 梅雨の頃。動物も植物も人間も・・・雨の影響を受けます。
 雨後のタケノコとも言われるように筍が急激に成長します。
 
 山や河原へ行くとやぶ蚊が出る様になってきます。私は蚊取り線香を腰にぶら下げます。

 ・植物・キノコなど
  上旬・・・マダケ(タケノコ)、ツルボの鱗茎、オカヒジキ
  上旬・・・クワの実、ウメの実(青梅)
  上旬・・・ハマエンドウの実(熟れた豆)
  中旬・・・シノダケ(タケノコ)
  中下旬・・・ツチグリ(キノコ)(〜7月上旬)
  下旬・・・ヤマモモの実、ビワの実、ウメの実(完熟)
  イワタバコ
  下旬・・・ガマの花粉(〜7月上旬)

 ・動物
  イシモチ(梅雨の頃・濁り・夜が良い)
  ギマ(湾内のだんだん奥へ入湖していく)
  クロダイ(濁りを好む)
  アナゴ(夏。特に梅雨明けまでが◎)
  タコ(雨後や濁りが強い時はダメ)
  ムラサキウニ(6〜8月)
  ナミノコガイ(梅雨の頃が特に美味)
  ナマズ(雨・曇り・夜が良い)
  テナガエビ(曇り・夕方が良い)

 ・その他
  ホタル観察 (上旬〜下旬。梅雨の合間、蒸し暑い夜。)
 
 

 



● 7月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 梅雨明けの焼けるような日差しで夏を感じます。


 ・植物・キノコなど
  マツの葉(ジュース作り適期)
  中旬・・・ヤブカンゾウの花
  下旬(末頃)・・・野生のモモ
 
 ・動物
  ギマ(この頃が湾奥のピーク)
  クロダイ
  アカウニ(7〜9月)
  ムラサキウニ(6〜8月)
  ウシガエル

 ・その他
  クズの茎刈取り   (繊維取り用)
  イグサ刈取り  (葉を使った物作り用)

 



● 8月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 最も暑い時期。
 植物は生い茂り繊維が強くなって食べ難くなります。
 魚は種により活動がやや鈍り、釣り難くます。
 逆に青物(回遊魚)は、海水温が高くなるので陸からでも釣れる様になります。
 セミや甲虫類など虫が活発に活動する時期でもあります。


 ・植物・キノコなど
  アマチャヅル

 ・動物
  ブリ・カンパチ
  下旬〜ハゼ
  アカウニ(7〜9月)
  ムラサキウニ(6〜8月)
  セミ
  サクラケムシ(8月末〜9月第一週)
  ライギョ(ヒシが茂ってから)
  ウシガエル

 ・その他
  下旬〜カラムシの茎刈取り   (繊維取り用)

 





● 9月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 まだまだ暑いです。実りの秋&食欲の秋。
 植物は実が成り、動物は大きくなり食いが良いです。


 ・植物・キノコなど
  上旬・・・カワラケツメイ、トチの実
  中旬・・・ヤマブドウの実
  下旬・・・ガガイモの実、マテバシイの実、クヌギの実、チチタケ
  末・・・カヤの実
  

 ・動物
  アカウニ(7〜9月)
  中旬〜ウナギ(夜)
  カワハギ、ハゼ
  サヨリ(奥浜名湖)
  ガザミ(9〜11月)

 





● 10月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 実りの秋&食欲の秋。
 植物は実が成り、動物は大きくなり食いが良い。


 ・植物・キノコなど
  ジュズダマ、ヒシの実
  上旬・・・クルミ(強風後)、クリの実、ヤブツルアズキの実(若い豆)
  中旬・・・アケビの実、ギンナン、ヤブツルアズキの実(熟れた豆)、フユノハナワラビ、スダジイ
  中旬・・・ツルマメの実(若い豆)

 ・動物
  カワハギ、ハゼ
  サヨリ(奥浜名湖)
  コウイカ(春に産まれた子供の数釣り。10〜11月)
  中旬・・・イナゴ
  〜上旬・・・ウナギ(夜)
  上旬〜・・・伊勢えび(解禁・夜。寒くなるほど数は減る。)
  ヒラツメガニ 10〜11月
  カレイ(乗っ込み:10〜11月)


 

 





● 11月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 冷え込む時期。だんだんと緑も少なくなり食材も少なくなる時期です。
 狩猟解禁となる月でもあります。


 ・植物・キノコなど
  ネズミモチの実、フユイチゴ
  上旬・・・ツルマメの実(熟れた豆)
  中旬・・・アキグミの実
  下旬・・・クコの実

 ・動物
  カレイ
  キス・・・落ちギス
  コウイカ(春に産まれた子供の数釣り。10〜11月)
  ヒラツメガニ(10〜11月)
  カレイ(乗っ込み:10〜11月)

 



● 12月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 寒い時期ですが、本格的な寒さにはまだまだ・・・
 海の季節は陸よりも1ヶ月程遅い・・・陸からでもまだそこそこ釣れます。


 ・植物・キノコなど
  ヤマイモの根(あまり放置するとイノシシに喰われる)

 ・動物






★ 年間通して・天気など ===============


・雨が降り出すと出てくる生き物
 ミミズ、カタツムリ、ヒキガエル、ムカデ、マムシなど
 雨が降るとミミズが地面の上に出てきます・・・それを狙ってカエルやネズミ・・・さらにそれを狙ってマムシなども出てきます・・・あまり本降りになるとまた隠れてしまいます。
 カタツムリは、雨で活動を開始して湿ったコケなどを食べます。

・雨が降ると魚は人影に気付き難くなり警戒心が薄れると言われます。

・雨上がりにはバッタが脱皮することも多いようです。

・台風が近づくと魚は荒食いするとも言われています・・・真偽不明。

・台風が来て外海が荒れると波の穏やかな港内に魚が入ってきます。
 次から次へと・・・色々な魚種が入れ食いとなる事が多いです。

・台風通過後は、海岸で海藻や貝・ナマコ・イカなどを拾うことが出来る。
 (大潮ならばなお良い。)

・強風後は木の実を拾うことができます。
 クルミやクリ、ギンナンなど



★ ちょっと特殊な浜名湖の魚の動き ===============

浜名湖は今切口で海と繋がった湖・・・地理としては“湖”で、河川法と言うものでは“川”の扱いで、漁業としては“海”として扱われる特殊な場所なんです。
釣り人視点では、浜名湖は海同様に潮の干満があり、深くなったり、浅くなったりします・・・川なのに深くなる・・・上げ潮の時は、上流側に向かって流れるんです。そして下げ潮は・・・これはもう、ほんと、ただの川です。大潮では流れが凄く、完全に川状態となります。
雨が降れば湖内はしばらく濁り続け、場所にもよりますが、上げ潮になると澄んだ海水が入って澄んできたり・・・これは、濁りを好む魚、嫌う魚を釣る場合は意識します。
また、潮の上げ下げで変るのは水位だけではありません。間違いなく、塩分濃度も変わってます。

あれこれ書いてしまいましたが、ここからは、各魚種毎の大まかな動き。

タイ・・・春(3月下旬頃)に産卵のために湖内に入って来ます(“乗っ込み”と言われる)。この時期は産卵のために荒食いもするので、大物が釣れる確率があがります。春〜初夏までが大物狙いに良い。秋になると小型が大量に湧いてくるので、こればかりになったりします。

ハゼ・・・お盆過ぎ頃から小型のものが釣れ始め、秋が最盛期、そして寒くなってくると、だんだんと深場へ移動して行きます。“落ちハゼ”。浜名湖から外へ出て行くものや、一部は深場に留まるものもいます。沢山釣れる8〜10月がおすすめ。湖内のどこでも釣れる。

サヨリ・・・春は産卵のために湖内に入ってきます。大型のものが釣れますが、数は少ないです。 夏の終わり頃から秋には小型が奥浜名湖などで釣れるように なり、寒さと共に南下していき、釣れなくなってきます。奥浜名湖では9〜10月がピークです。ある程度の流れがないと釣れないです。浜名湖では、だいぶ数 が減って来ました。

コウナゴ・・・釣り物の中では、だいぶ早い2月上旬〜4月頃に釣れますが、夏になると夏眠してしまうので、釣期は短いです。表浜名湖で釣れます。

ギマ・・・湖内の水温が上がってくる頃に入湖しだして、夏の終わりには出て行く、釣期の短い魚です。7月に奥浜名湖に到達したら、8月には少なくなってきます。

カワハギ・・・釣れる場所は、表浜名湖。そして深みのある場所。それほと浜名湖の独特な影響を受けないので、9月下旬〜10月頃に肝の大きくなったカワハギを釣る事ができます。

カレイ・・・多くの魚種が、春に入湖して秋に落ちて行く(浜名湖から外海へ出て行く。)のですが、このカレイは逆。秋に入湖しだして春に落ちて行きます。カレイの種類により、入湖の時期が若干違うのは面白い。

タコ・・・5月下旬頃から、やっと釣りになるサイズに育って来ます。ただ年により、若干ズレがあるので、5月下旬だと速い場合も・・・6〜8月頃まで、特 に6月の早い時期ほど数がいるので釣りやすいです。ただ、タコは甘い水を嫌う・・・雨後は淡水化&濁りでルアーが見えない・・・などの影響で、釣れなくな ります。釣行の際は、前日〜数日前に雨が降っていない事を確認すると良いです。ちなみに、表浜名湖では年中狙う事ができます。



★ 冬の食材 =====================

 ・植物
  葉:
  セリ、スイバ、ギシギシ、ユキノシタ、サボテン
  実:
  フユイチゴ、ネズミモチ、ヒシ、ヤブマメ地中果
  根:
  ヤブラン・ジャノヒゲ、タンポポ、オオマツヨイグサ、ユリ
  ガマ、ヤマイモ、(ヒガンバナ)、ハマダイコン
  花:
  ヤブツバキ、ネコヤナギ
  その他:
  松の樹皮
 
  ワカメなどの海草、カワモズク
  キクラゲ・サルノコシカケ類の乾燥した物

 ・動物
  魚:サッパ、カサゴ、アイナメ、メバル、カレイ、イカナゴ、ウツボなど
  貝:アサリ、サルボウガイ、カガミガイ、カキ、カサガイなど磯の貝類、ドブガイなど
  虫:ミノムシ、ザザムシ
    朽木:ムカデ、スズメバチ、ダンゴムシ、コガネムシ・クワガタの幼虫
  その他:ナマコ、カメノテ、イソギンチャク、場所によりタコ。ヒキガエル。


  ※頑張れば採れるはず・・・
    ウシガエル・ヘビ・・・運が良ければ石の下などに。
  




2015年1月12日。
冬は深まり、春にはまだもう少し・・・食材の最も少ない時期に川原を散策して気付いたものをパチパチと“撮って”みました。



ジャノヒゲの塊根。



スイカズラ。別名:忍冬。
私の住む地域では冬でも僅かに緑を残します。



スイバ。冬でも柔らかな葉を採取できる貴重な食材です。
むき出しの所よりも、草に埋もれている場所の方が、葉も大きく沢山残ってます。



竹。葉を使ってお茶くらいにはできるかな?
物作り用に採取する時は、冬に採取するのが良いです。



松。冬でも緑の葉を残すので不老長寿の食材と言われました。
お茶や、細かく刻んですり潰して頂くことができるか・・・



ヒガンバナ。
あちこちにあって獣にも喰われない・・・これは毒草ですが、救荒食として利用されました。
鱗茎を掘り取り、上手に毒抜きすれば食べれる・・・これに手を出す時は最終手段。



ここでは意外にもツユクサが冬でも緑を保ってます。
相当な広範囲、大量に存在しました。



冬〜春に掛けて美味しく頂けるセリ。
僅かに見られるだけで、もう少し日が長くならないと利用するには厳しい感じです。



ヤマイモの種。
このツルを伝って地面を掘ると・・・相当な体力が必要ですがヤマイモがあります。



イタドリの大きな枯れ枝が一帯にありました。
この時期の根は薬として利用できます。
多少の腹ごしらえにはなるか・・・



藪の中・・・古い木にはアラゲキクラゲが着いてました。
水に漬けて戻せばいろいろな料理に使えます。
この時期は、藪の中にも入りやすく、見通しも良いのでキクラゲを見つけ易いです。



ヤブジラミ。
あちこちにあります。まだこの頃は硬めの食感で味も落ちますが、何とか頂けます。
春になって雨が降り、柔らかく大きな芽が伸び始めると美味しく食べれます・・・



ハナミョウガ。
柔らかな葉は頂くことができますが、この時期の葉は細かく刻んで頂く事ができるか・・・



川沿いの土手。
小さくなって冬を耐え忍んでいる・・・
ヨモギやセイタカアワダチソウなど・・・根気良く採取すれば相当な量になります。



小さな川の流れの中・・・
セリやオランダガラシがありました。



水辺の近く。
ギシギシは小さくなっても緑を残したまま冬を越します。



ヤブラン!? やや疑問系・・・
獣に喰われた間違いないヤブランも見掛けます。
掘ってみて塊根があれば生でも頂けます。



枯れ木。
地面に倒れた倒木など・・・ある程度の湿気と保温に、冷たい空気や外敵から守られている・・・
この中には、クワガタやコガネムシ、カミキリムシの幼虫、スズメバチやトカゲなどなど・・・色々な生き物が冬を越すために集まってます。



オオマツヨイグサ。
ロゼット状になって冬を越すものもあります。
タンポポのように、葉も根も全て頂く事ができます。



カワラヨモギ。
枯れたものも沢山あります。僅かに残った葉は頂けます。



ユリの実。
この地面を掘ればユリ根があります。

※この日は、あちこち散策しながら食材として利用出来そうなものをパチパチと撮ってみました。
食材の少ない冬に利用できるものがどの程度見つかるか・・・自分の能力を試す実験でもありました。
川底に潜っていたドブガイもありましたが撮り忘れ・・・
これだけでも十分冬越しできそうです。来月にはもう少し草が育ってます。
狩猟の技術があれば、さらに“肉”!も手に入ります。



















 

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