水分を少し含んだ柔らかな朽木は、様々な生物が越冬するために集まっています。 食材の少ない冬の山・・・非常時には朽ち木の中に住んでいる生き物も採取して頂きます。 ここでは、食材を探して朽木を砕いた時に出てきた生き物を紹介します。
※朽木を砕いて出てきた生き物は、越冬出来ずに死んでしまう可能性があるので、必要以上の朽木砕きは控えましょう。 カナヘビ。 爬虫類は気温が下がると活動を停止します・・・私のように、食材の少ない冬でも食べ物を探さなければならない哺乳類よりも環境に適応している気がします・・・ 意外と良く出てきます・・・死んではいないので、ツツクとピクッと反応します。 ムカデ。 冬に限らず、朽木の中には様々な種類、大きさのムカデが住んでいます。 カメムシの仲間。 サビキコリ。コメツキムシの仲間。 子供の頃、手で触ったときに黄色いものを出して臭かった記憶があるのですが、調べてもその様な情報はありませんでした・・・記憶違いか・・・ フタモンウバタマコメツキ。朽木の中に居ました・・・ タマムシと同じ大きさなのに・・・パッチンパッチンします・・・ コメツキムシ。 色々な種類のコメツキムシも意外と見かけます。 ゴミムシの仲間。 ミミズ。 周辺にミミズが住めそうな環境があれば、朽木の中の腐葉土化した部分に居る事があります。 ダンゴムシ。 上のミミズ同様に、かなり朽ちた朽木にしか住めないと思われます。 頭隠して・・・。良く見掛けるワラジムシよりも茶色っぽく、スジが見えます。 調べたら、森に住むフナムシ・・・ヒメフナムシでした。 ダンゴムシと一緒に居る事が多いです。 ワラジムシ。 体長2mm程度の極小のアリ。
アリ。 朽木の中には季節を問わず、様々なアリが住んでいます。 アリの住んでいる朽木には、その他の生き物が少ない事が多いのですが、今回は、このアリ以外に様々な生き物が住んでました。 朽木を食べながら糞を出し・・・喰い進んだ後には柔らかな糞が詰まってます。 これが見つかれば、どこかに・・・居ます。 クワガタの幼虫。 コクワガタの成虫。
コガネムシの幼虫。 コガネムシ、クワガタムシ、カミキリムシなど・・・朽木の中で朽木を食べて育つ幼虫が居ます。 食材としては、カミキリムシの幼虫は美味しく、その他は・・・凄く不味いです・・・ ハサミムシの幼虫。 ハサミムシ。 クワガタとサソリを合わせた様な・・・インパクトはあるのに・・・子供にもっと人気があっても良さそうなのですが、住んでいる環境が悪いのか・・・イマイチ・・・ですね。 不明・・・子供の頃・・・トイレ周辺などで見たような・・・ マイマイカブリ。 長い首と顔に強力なアゴは、カタツムリの殻の中に頭をツッ込んで食べるのに適してます・・・ 刺激するとクサイです。 タマムシの幼虫。 普段あまり見掛けないせいか、とても奇妙な体つき・・・コブラが威嚇した時の様・・・ 何タマムシかな? マツの朽木だからウバタマムシか!? スズメバチ。 越冬できるスズメバチは、基本的に、次期女王蜂になるものだけです。 朽木の中に越冬室を作って冬越しします。 貝の仲間。 これはやや珍しい・・・この時は他にも出て来ました。 キセルガイ。まれに見掛けます。 12月末・・・見た目のイメージから・・・粘菌!? とても不思議な生き物なのです。 若干、乾燥気味ですが、粘菌でしょう・・・どこまで乾燥に耐えられるのか・・・
コウガイビル。 朽ち木の中は常に湿気があるので、乾燥した真冬でも居心地が良いのでしょう。 ゴキブリ!! って・・・一緒にしないで♪ こちらは、オオゴキブリ♪ 朽ち木を食べるゴキブリなんです。 カミキリムシの幼虫。 これは!!! 虫の中でもトップクラスの美味しさ♪ これが出てきたら頬が緩みます♪