サバイバル節約術


番外編 〜ひっつき虫〜


夏の終わりから冬まで・・・食材を探してウロウロしていると知らず知らずのうちにズボンやクツが大変なことになってます・・・
私にとって宿敵と呼べるものは、藪に紛れているノイバラなのですが、それに次ぐのが、このやっかいな“ひっつき虫”なのです。
今回は、そのやっかいもの特集・・・

対策としては、全身をウィンドブレーカーや合羽などで固めれば良いのですが、そうも言ってられず・・・結局、ひっつき虫の“えじき”になってます・・・





イノコヅチ。
やっかい度初級です。引っ掛かり系。
“ひっつく”には向きがあり、トウガラシ状の実の先端から元に向かう方向に限られます。
向きを見ながら手で払うだけで、簡単に取り除けます。




ほんと、イヤなひっつき虫・・・特に、これと、次のセンダングサ!!



粘着系だと思って調べたら、極細かな毛がカギ状になっていました。
これはマジックテープと同じ原理です。

アレチヌスビトハギ。

やっかい度中級。引っ掛かり系。
とても良くひっつき、手で払うと個々の豆が千切れて残ります・・・一つ一つ摘んで取り除く必要があります。
無理に力を加えると、サヤが割れて片側だけになってもくっついていたりします・・・









この中に入っていく勇気がある!?



ちょっとヤブに入ったら!! もちろん、この写真以外の場所にも!!





熟れたものを人に投げつけたら、ただの嫌がらせになってしまいます・・・
遊びでくっつける場合は、熟れる前のものを使いましょう♪



魚突きのモリの様です。

センダングサ。

やっかい度上級。突き刺さり系。
これは、危険な突き刺さり系のひっつき虫です。
刺さる気満々の集合果を見ると恐怖すら感じます・・・少々大げさですが。
さらに、先端の棘には、抜けないように逆棘まであります・・・まるで魚突きのモリ・・・
群生している場合は遠回りをしたり、時間をかけて杖で叩き落しながら進む羽目に・・・
クツの中や周辺など・・・皮膚に当たる場所に付いたら痛い・・・とてもやっかいです・・・











こちらはアメリカセンダングサ。
センダングサは、ほんと、あちこち大量に存在しますが、このアメリカセンダングサはそれほど見掛けません。
こちらは、やや湿った場所に存在します。











トゲの先はカギ状になっています。

オオオナモミ。

やっかい度初級。引っ掛かり系。
子供の頃、ひっつき虫と言えばこれ!!と言うほどインパクトがありました。
投げ合って遊んだ経験も・・・
ただ、実際には・・・思ったほどには簡単に引っ付かず、見つけ易いので避けて通るのも簡単です。
実は意外とシッカリ茎に着いているので、取ろうと無理に掴むと棘が指に刺さるので注意して下さい。











コメナモミ。
やっかい度超初級。粘着系。
花を千切って投げつけて遊ぶ程度の粘着です。











ヤブジラミ。

やっかい度初級。引っ掛かり系。
虫捕り網に着くとやっかいですが、洋服には付き難く、簡単に取れます。
引っ掛かり系で、実は割れてクッ付きます。







キンミズヒキ。

やっかい度初級。引っ掛かり系。
生えていてもあまり目立ちません・・・そのため、気が付いたら着いている・・・と言う感じです・・・
引っ掛かる部分も少ないので簡単に取り除けます。







ヤエムグラ。

やっかい度初級。引っ掛かり系。
服にくっ付いてきたと言うイメージは殆どありません。
手で千切って洋服に付けて遊んだ程度・・・



その他にも色々なひっつき虫があります・・・機会があれば追加して行きます。







 

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