番外編 〜ニコン 一眼レフ〜
ニコンの一眼レフ、APS-C(DXフォーマット)について、調べた事をここに残します。

2023年3月に中古のD7000を買ったのが、初めての一眼レフでした。
超大切にしていたのですが、10月にシャッターユニットが壊れてしまい・・・再度、D7000を中古で買い直しました。
発売されてから13年が経過しているD7000・・・また壊れたら次は・・・
そして、ニコンのDシリーズの事を全く知らない♪
発売時期がもう少し新しいものは!? 後継機は!? 上位機種や下位機種は!?
その前にザックリ・・・
イメージセンサーのサイズは、大きい順に・・・
フルサイズ
APS-C・・・私の使っているD7000がこれ。
マイクロフォーサーズ
1.0型
1/2.3型・・・今まで使ってたコンデジはこれ。
イメージセンサーは大きい方が光を多く取り込めるが、本体もレンズも大型になり、被写界深度も浅くなる。
ニコンでは、フルサイズの事をFXフォーマットと呼び、APS-Cサイズの事をDXフォーマットと呼びます。
レンズを買う時は、FX用かDX用かを確認します。FXにDX、DXにFXなど、本体とレンズが異なっていてもマウントが合えば接続
する事はできますが、制約を受ける場合があります。
ニコンのマウント(レンズを付ける部分の規格)には、Fマウント(一眼レフ用)、Zマウント(ミラーレス一眼用)の2種類がありま
す。
私のD7000は一眼レフなのでFマウントです。
そしてニコンのFマウントは60年もの長い間変わる事が無かったので、「不変のFマウント」とも呼ばれます。
が!実はこの間に、いろいろな小さな変更があったようで・・・
CPUレンズ、非CPUレンズの違い、Aiレンズ、非Aiレンズ・・・Eタイプ、Gタイプ、Dタイプ・・・もうわけワカメ・・・
興味のあるレンズが見つかった時は、手持ちの本体と接続できるかネットで調べると良いでしょう♪
さらにもしオールドレンズに興味がある場合は・・・入念に調査した方が良さそうです・・・
ピントを自動で合わせてくれるオートフォーカスを行なうには、当然・・・レンズを動かすモーターが必要です。
このモーターのあるなしで、オートフォーカスが動くかどうか変わってくるのです。
本体内にモーターがあれば、どのレンズでも良いのですが、本体内にモーターが無い場合・・・レンズ内にモーターのあるものでないと、
オートフォーカスは使えません・・・
本体内にモーターがある機種は、フルサイズ機、D7000シリーズ。
本体内にモーターのない機種は、D5000シリーズとD3000シリーズです。
とはいえ・・・レンズ内にモーターの無いものは、古いものばかりとか・・・ちなみに、私のタムキューにはモーターはありません・・・
(その分、軽い♪)
まず、“D”の付くシリーズをザックリ。
※Wikipediaの情報を元にして作成。金額は2023年10月時点の中古でのザックリ金額です♪
EXPEEDは画像処理エンジンで出力される画像に影響が大きいので新しい方が良いのです。
D1桁シリーズはカメラマン、報道、デザイン事務所などのプロ用途向けモデル。
D3桁シリーズ ハイアマチュア、およびプロのサブ機向けモデル。
D100 (2002年6月)
D200 (2005年12月)
D300 (2007年11月)
D300S(2009年8月) 3万円台 EXPEED
D500 (2016年4月)12万円台 EXPEED5
D2桁シリーズとD4桁シリーズは、初心者からプロのサブカメラ用途まで幅広いラインナップ。
D2桁シリーズは、2008年まで、その後、D4桁シリーズに続く。
D70 (2004年3月)
〜 省略 〜
D60 (2008年2月)1万円前後
D90 (2008年9月)2万円前後
D4桁シリーズは、3000入門機並、5000入門機上、7000中級機。
D3000(2009年8月)1万5千円前後
D3100(2010年9月)1万円台
D3200(2012年4月)2万5千円前後
D3300(2014年2月)2万円台後半
D3400(2016年9月)3万円台
D3500(2018年9月)6万円
D5000(2009年5月) 1万円台 EXPEED
D5100(2011年4月) 2万円前後 EXPEED2
D5200(2012年12月)2万円台 EXPEED3
D5300(2013年11月)4万円前後 EXPEED4
D5500(2015年2月) 4万円台 EXPEED4
D5600(2016年11月)5万円台 EXPEED4
D7000(2010年10月)2万5千円前後 EXPEED2
D7100(2013年3月)
4万円台
EXPEED3
D7200(2015年3月)
5万円台
EXPEED4
D7500(2017年6月)
8万円台
EXPEED5
昆虫撮影として有名な海野和男さん・・・この方もニコンを使っていたのをしってました。
改めて調べてみたら・・・
D1、D100、D200、D300、D300S、D70、D80、D5000、D5100、D7000。
(海野和男の昆虫撮影テクニック2012年発売版より)
金額的にD7000と近いD300Sとの比較を調べたら、D300Sの方が連写は速いが、D7000の方が高感度で、出て来
る画像はD7000の方が良いとの情報がちらほらありました。ただ、D300Sはフラッグシップ機、質感よく作りがしっかりしている
ので長く使えるとの情
報も。
因みにD7000が690gなのに対して、D300Sは840g。150gも重いのです。
D7000の次の型番となるD7100は、画素数が大幅に上がっただけでなく、ローパスフィルターが無くなりました。
このローパスフィルターは、偽色やモアレを低減させる効果があるのですが、これにより解像度が下がってしまうとか。
ただ、技術の向上により、ローパスフィルターを無くす事が出来たのですが、偽色やモアレが発生してしまう事もあるようです。
その他、1.3倍クロップモードが追加されました。このモードを使うと、レンズの焦点距離は、通常DXフォーマットで1.5倍になる
のですが、これが2倍
になります。これはもう少し拡大撮影したい時、下手なテレコンを装着するよりも綺麗な写真が撮れるようになるのです。
有効画素数 画像処理エンジン 通常ISO感度 液晶
D7000 1620万画素 EXPEED2 ISO-6400 液晶 92万ドット
D7100 2410万画素 EXPEED3 ISO-6400 液晶122.9万ドット
D7200 2416万画素 EXPEED4 ISO-25600 液晶122.9万ドット
D7500 2088万画素 EXPEED5 ISO-51200 液晶 92.2万ドット
ダブルスロット
:D7000、D7100、D7200まで。
x1.5クロップモード :D7100、D7200、D7500。
SDカードUHS-1対応 :D7100、D7200、D7500。
ローパスフィルターレス:D7100、D7200、D7500。
Wifi
:D7200、D7500。
D7500:電子先幕シャッター(ミラーアップ時)、連続撮影8コマ、チルト液晶、タッチパネル。
バッテリーは全て共通。
D3000番台、D5000番台にも発売時期が新しいものがありますが、エントリー機になるほど、(一般的にですが)内部の作りが弱
く壊れやすくなります。
D5000はダハミラーなのに対し、D7000はペンタプリズムにより視野率100%なので、ファインダーでの見やすさが全然違うよ
うです。
また、D5200以降は、D7000よりも発売時期が新しいのでEXPEEDも新しく、画像は良いようです。
※重要:D3000番台、D5000番台はレンズ内にモーターがあるものでないとAFが動かないです。
ここまで♪
ニコンFマウントレンズについて分かった事を少しずつ追加していきます・・・
・Dタイプレンズ
レンズ本体に絞りリングと絞りレバーがあります。古い型。
・Gタイプレンズ
レンズ本体に絞りリングはなく、絞りレバーだけがある。もっとも普及していたレンズ。
・Eタイプレンズ
レンズ本体に絞りリングも絞りレバーも両方無い。最新型。
これらは外見で判断する時に使えます。
絞りリングは文字通り、絞り値を調節するためのリングがレンズ本体にあるんです♪
絞りレバーはカメラ本体からレンズの絞り値を調節するためにカメラとレンズの接続部分に可動式のレバー(物理的な突起)があるもので
す♪
もしサードパーティーではなく、ニコンのレンズであれば、製品名にそれぞれ“D”、“G”、“E”の文字があります♪
そして・・・
いつの間にかレンズも少しずつ増え・・・
手持ちのレンズのフィルター径っていくつ!? などなど・・・時々、急に知りたくなるのです・・・
そんな時のための覚え書きをここへ・・・(他に良さげなページが無かっただけ♪)
※レンズの並びは購入順です・・・
●マクロレンズ
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (272E) ※Dタイプレンズ
最大撮影倍率1倍 最短撮影距離0.29m フィルター径55mm 重量405 g
●魚眼レンズ(FISHEYE) ※Gタイプレンズ
NIKON AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED ED CC
最大撮影倍率0.2倍 最短撮影距離0.14m 画角180°重量305 g
●虫の目レンズ
FIT 魚露目8号 (UWC-1628)
最至近距離0mm 倍率0.1628 レンズ27g
●標準レンズ(虫の目レンズのマスターレンズ用) ※Gタイプレンズ
NIKON AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II AS SWM A-M
手振れ補正
最短撮影距離0.25m フィルター径52 mm 手ブレ補正 重量195 g
●望遠レンズ
TAMRON AF70-300mm F/4-5.6 XR Di LD MACRO (A17) ※Gタイプレンズ
通常モード:最短撮影距離1.5m
マクロモード:最短撮影距離0.95m 最大撮影倍率1:2
手振れ補正無し 435g
●テレコンバーター
KENKO テレプラス N-AF 1.5x TELEPLUS SHQ
用語など・・・
●タムロン
LD 色収差を補正する特殊低分散ガラスを施したレンズ。
SP スーパーパフォーマンスの略。 高品位な上位のレンズに与えられている。
Di フルサイズ対応。
●ニコン
ED 特殊低分散ガラスを使用したレンズ。 色収差等を抑える。
VR 手ブレ補正機構。
AF-S AF駆動用のSWM(超音波モーター)を内蔵するレンズ。
CC 近距離補正方式【Close-Range Correction System】
AS 非球面レンズ
SWM AF-Sレンズ / SWM(超音波モーター)
A-M A-M切り換えリング/レバー/スイッチ
○カメラのイメージセンサークリーニング。
今年(2025年)の春先に、あれこれ調べまくって自分でイメージセンサークリーニングを行いました!!
この時は、綺麗になって良かった、良かった、と♪
で、今は10月・・・またまた結構な量のゴミが付着してる・・・もう一度やるか・・・って・・・どんな手順だった!?
僅か半年程度で記憶があやふや・・・とても繊細なパーツのクリーニングなので、完璧な手順で行いたい!!
・・・と、言うことで♪
再度、手順を調べ・・・ここに、永久保存します♪
※自分でクリーニングする方法には、粘着でゴミをひとつずつくっつけて除去する方法と、拭いてしまう方法があります。
私は、拭いてしまう方法にしてます。

評判の良い、K&Fのイメージセンサークリーニングキットの箱に書いてある説明・・・なんとなく分かる!?
ここに載ってない前準備も含めて手順を紹介します。
○前準備
・バッテリーは十分充電しておきます。
・ブロアーでカメラの本体のホコリを飛ばしておきます。
・レンズを外します。
・カメラの設定でミラーアップ状態にします。
○清掃
・カメラを下向き(むき出しのイメージセンサーを下)にしてブロアーでセンサーに付いた大きなゴミを飛ばします。
・スワブ(クリーニング棒)にクリーナー液を1〜2滴落としたら10秒待ちます。
・ここでイメージセンサーをスワブで拭きます♪
この方法だけが、調べるといろいろな方法が出てきます・・・
・K&Fクリーニングキットの英語の説明を和訳したものは・・・
スワブをイメージセンサーの端に付けたら、反対の端までゆっくりと拭きます。
端まで行ったら反転させて元の位置まで戻します。(一往復する。)
・その他は・・・
反対側まで拭いたらひっくり返して元の位置まで拭く。
一方向にだけ拭き、必要であれば新しいスワブで逆方向に拭く。
同じスワブで往復させない。
往復させると、取ったホコリで傷をつけるリスクがある。
など・・・
反転させる、ひっくり返すとの表現は、刷毛でペンキを塗るように往復させるのか、端まで行ったら、スワブ自体を上下逆にして
(Uターンさせるイメージで)同じ拭き取り位置で拭くのか・・・どっち!?
最善は、一方向にだけ拭き、逆方向に拭く時は新しいスワブを使う事でしょうか。
ただ、K&Fの説明にもあるように、反転させるのが絶対にダメと言う訳でもなさそうです。
その他、見つけた情報では、スワブをイメージセンサーに付けたら、60度の角度に倒して拭くとか・・・倒しすぎてもゴミをイメー
ジセンサーに押し付けてしまいますが、60度程度であれば、反転の際、刷毛でペンキを塗るように、スワブをイメージセンサーから離さ
ず、そのまま逆方向に拭く方法でもスワブの拭き取り面(位置)が変わるのでOKな気もします♪
・新しいスワブで今度はクリーナー液は使わず拭いたら設定・レンズなど全て元に戻して完成♪
(これはやらなくても良いとかやらなかったとの情報が出てきますが、私はK&Fの説明にもあるので、そのまま信用して実
行してます。)

クリーニング前。

クリーニング後。 我が生涯に一点の曇りなし♪