釣ったふぐで“ふぐちょうちん”を作ろうと思い立ち・・・11月末、フグメインのつもりで釣りに出かけました・・・ 結果、10cm程度のコモンフグ2匹が釣れました。 材料としては小さいです・・・大きいほうが作業は楽です。 タイトルに“ふぐちょうちん”と付けましたが、今回は中に電球を入れる様には作りませんでした・・・ 1、背中を十字に切れ目を入れて身をそこから取り出します。 身を食べない場合は、調理バサミで細切れにして取り除いても良いです。 2、十字に切った部分で身を頭と尾の2つに切っておきます。 内臓は、邪魔になった時に取り除けば良いです。 3、まずは、尾側から皮を剥きます。 やみくもに皮を剥くと、ヒレは身と一緒に取れてしまうので、 剥きながら、背びれ、臀(しり)びれを身から切り離して行きます。 尾びれまできたら中骨を切って終わり。 4、次は頭側。 胸びれ部分がやや複雑になっているので取れてしまわないように、 気を付けながら切り離します。 目玉は皮に付ける場合もありますが、今回は義眼をつけるので身側に 残して皮を剥きます。 口まで剥いたら、切り落とし、口は皮に付けておきます。 皮、ヒレ、歯だけになったもの。 文章で長々と書きましたが、要は、写真の状態になれば第1段階終了。 5、綺麗に洗ったら、中身を詰め込みます。 おがくずを入れる様ですが、手元に無いのでティッシュを使いました。 綺麗な形になるように・・・腕の見せ所・・・ 6、今回は中に電球を入れないので、十字に切った皮を縫い合わせて 綺麗に塞ぎます。 隙間から見えるティッシュは、黒のマジックで塗りつぶし、 目立たなくしました。 7、ヒレは広げた状態にして、虫ピンでダンボールに張り付けます。 8、乾燥させます。 シャチホコの様に仰け反らしたい場合は、輪ゴムなどで固定しておく。 整形して乾燥中の状態。 中に物を詰めて膨らませ、ヒレなど形を整えて乾燥させれば第2段階終了。 9、乾燥したら、虫ピン、ダンボールを取り除き、目を付けます。 目は手芸用のものなど、色々なものが買えますが、そこまでこだわっていないので・・・私は簡単に自作。 紙に黒のマジックで黒目を書いたらニスをポトンッと垂らして乾燥させてつくりました。 やや大き目の目玉の方が可愛くなります。 10、ニスを塗って完成!! どこかで見たことのある顔・・・ シャチホコ型の方が見栄えは良いです。 思ったよりも簡単に作ることができました。 中に風船を入れて膨らませる方法もあるようです。 いろいろな種類のフグで作り、勢ぞろいさせると面白いかも♪ 機会があればまたやってみます。 翌年(2013年)・・・ 大きなヒガンフグ(写真左)と大きなコモンフグ(写真右)も釣れ・・・ ネットで手芸用の目玉が1個1円〜2円で売っていたので購入して・・・ 初めに作ったものも目玉を交換してリニューアル! ティッシュの詰め具合がどうもイビツですが・・・かわいい・・・かな? コンゴウフグで♪ これは、海岸でビーチコーミングしていて見つけたもの・・・珍しくてつい、持って帰ってしまったのです・・・ 口も目もヒレもなく・・・ちょっと怖い顔。 形は良いけど・・・で、ふと♪ これ以前の記事は7年前・・・ですが、部屋にはずっとぶ〜ら、ぶ〜ら・・・これが目に入って♪ 大量に余っている目玉の作り物と、ヒレは適当に紙を切って・・・可愛くなりました♪