釣りの話。場所にもよるのですが釣りをすると根がかりして、錘を失う事が度々あります・・・ 流れが速く、重い錘が必要で、しかも根がかりが激しい場所では、1日に数個の錘(\500〜\1,000)程も失ってしまう事があったため、考えました・・・ 石を使った錘を作る・・・ 手頃な重さの石を探します・・・ 鉛で出来た市販の錘よりも比重が軽いので、鉛の錘と同じ重さにするにはひと回り大きな石となります。 また、後でヒモを掛ける場所を削るのですが、円柱状の石では360度グルッと一周削らないといけなくなるので、平ら、もしくは、三角柱状のものが良いです。 ヒモを掛ける部分を削ります。 写真の石は平らなので両側のみ削りました。 それぞれ数分で意外と簡単に削れます。 削ったミゾ部分にタコ糸を掛けて縛り、仕掛けを付けるための輪を作って完成。 タコ糸ではなく、釣り糸(ナイロン)でもやってみましたが、伸縮性があるために重みが加わると外れてしまいます・・・ タコ糸は、濡れると解け難くなります。また、根がかりして海に残っても自然に分解されます。 ちなみに・・・鉛の錘は、有害です。いろいろな分野で無鉛化が進んでいますが、釣りの錘に関しては、コストが安く済むためあまり進んでいません。鉛は急激な害は無いのですが徐々に海に住む生物に影響を与える様です。 今日使った道具。 ダイヤモンドやすり。100均で売ってます。 タコ糸。これも100均で売ってます。 後は、タコ糸を切るためのハサミだけ。 ダイヤモンドやすりは、ムチャな使い方をしなければズッと長持ちします・・・20〜30個は作ってますが、まだまだ使えます。 タコ糸も、1個20cm程しか使わないのでまだまだ減りません。 着水音やさびいた時の音、自然の石の音なので魚に警戒され難いとか・・・ 効果の程は・・・興味のある方はどうぞ・・・