12月上旬。短時間でしたが、タニシは捕れるだろうか・・・等と考えながら・・・フラフラと湖周辺を散策しました。 冬になり動物も植物も普通に歩いていては手に入らない・・・ 水中の底の方、土の中深く、大きな石の裏、朽ちた木の幹の中等・・・労力を使って探し出さなければ食材は手に入らなくなってきていました。 今回は、僅かながら残っていた簡単に手に入る食材だけを採取・・・ 辺り一面枯れ葉ばかりだったのですが、枯れ葉の中に緑色の・・・バッタ! 日が当たって暖かいのか、この辺りに数匹のミヤマフキバッタが居たので採取しました。 その他はこれといったものが見当たらなかったので、湖の中を見てみました。 写真中央にカワニナ。 こちらも中央にカワニナ。 これは、右側中央と左下辺りにカワニナ。 以前来た時はタニシばかりでカワニナ2,3匹だったのですが、今回は逆にカワニナばかりでタニシ数匹となりました。 別のポイントにて。写真中央にカワニナ。 ここでも数十匹のカワニナが捕れました。 手の届く範囲は限られ・・・網ではカワニナが石と石との隙間に入って取れない・・・結局、靴下を脱いで膝下まで水に浸かって素手で捕りました。 今回は家に着いた時点で大量に糞が出ていたのと、ワタは取り除いて料理するつもりだったので、当日の夜、料理を始めました。 写真は水でガラガラと殻ごと洗った後、茹でて、殻とワタを取り除いたもの。 身の一部が緑色に染まっているのが気になります・・・ ※9割以上のカワニナが体内に稚貝を持っていたので時期的にあまり良くなかったと思います・・・とても大きな湖の極一部でのみの採取でしたが、個体数の減少に繋がらないように今後気をつけます・・・ タニシのもっともポピュラーな食べ方・・・みそ煮込み。 水から煮込んでいくのですが、湯が緑色に染まったので一度湯を捨てて、もう一度やり直しました・・・ 味噌だけでもいいのですが、今回は砂糖とお酒を少量入れてみました。 上の写真でザッと数えると80匹前後はあったと思いますが、大きなオタマ1杯程度の少なさ・・・苦労の割りに少ないです・・・ 栄養はあるのでツマミに少しずつ頂きます・・・ 今回捕まえたバッタ。翌日佃煮に。 ツチイナゴ1匹とミヤマフキバッタ10匹程度いました。 いつもは丸ごと料理するのですが、大きいツチイナゴのみ、羽と足のスネ部分だけは取り除きました。 ミヤマフキバッタは、捕まえると醤油の様な汁を口から出すのですが、死んでいても茹でているとその汁が出てくるので、一度湯を捨ててから佃煮にしました。