サバイバル節約術

 

晩秋の食材探し 〜海〜


11月下旬。海へ釣りへ行きました。ダウンを着てハクキンカイロを2つ装備して行きましたが、風があまり無いためか寒く無かったです。




カワハギが釣れたら・・・と思い、アオイソメを買いましたが釣れませんでした・・・

アオイソメは釣れない日は全然釣れません・・・しかも高い!
アミエビでのサビキは余程の事が無い限り何がしら釣れます。
アオイソメで釣れたのは、ベラ2匹とチンタ(クロダイの子供)のみ。
グレは全てアミエビで釣りました。

堤防には野良ネコが何匹かいるのですが、寒くなり、釣り人が減って来たため久しぶりに魚をねだられました・・・釣れたグレのうち小さなものはあげたのですが、圧力鍋でも食べにくい磯の魚の骨。生のままバリバリ食べているのを見ると関心します・・・頑張ればそのまま生でいけるのか・・・
1匹あげるといつまでもねだられ・・・1匹いると他のネコも寄ってきて・・・周りを数匹のネコに取り囲まれ・・・まるでオヤジ狩りにあっている状態でした。
魚が釣れなくなると、居眠りを始めるネコや遠くをボーッと見てるネコや・・・そのうちだんだんと他の釣り人の所へ行ったりします・・・


いつもの事ですが、現地にて締めて血抜きをし、内蔵も取り除いて持ち帰ったので、家ではウロコ取りだけで直ぐに料理が出来ました。



ベラ2匹、チンタ、グレ1匹は鍋にしました。
100均で鍋用野菜詰合わせを買いました。
(撮影のため、野菜を一部取り除き、魚が写るように上に持ってきてます。)
昆布でダシをとり、味付けは塩とお酒のみ。魚を入れてアクを取り、少ししたら野菜も投入。ポン酢で頂きました。
魚の身は柔らかくプリプリ&ホクホク・・・魚を使った鍋がこんなに簡単で美味しいとは思いませんでした・・・ダシが出て物凄く美味しい・・・汁一滴残さず全て食べてしまいました。




翌日は煮物にしたグレと以前採取してあったギシギシ・スイバを煮汁で和えて頂きました。美味しかったです。
写っているグレはほんの一部です。




翌日、冷蔵庫へ入れてあった煮物全てを“はぶて焼き”にしようとしたのですが、そのまま網に載せたら汁がハンパ無く出てきてコンロも網も煮汁でベトベトに・・・最初の2匹を焼いただけで終了にしました・・・残りは普通に煮魚で頂きます。
あらかじめ煮汁をしっかり取ってから冷蔵庫へ入れるべきでした。
散々な目にあってしまいましたが、はぶて焼きは美味しいです。


2週間前に捕獲したシロマダラ。
赤ちゃんトカゲと一緒の容器に入れていたのですが、やはり食べませんでした・・・やはりお酒にします。







最後の記念撮影。
瞳が小さく奇妙な感じ・・・どこ見てるのやら・・・
体長40cmを超えていますが、ヒモの様に細く長いので、40cmのマムシよりもずっと小さく見えます。



世にも珍しいシロマダラ酒。

43度の泡盛で完全密封したのですが、15分程のあいだ、普通に呼吸出来ているかのように水の中をゆっくり普通に動いていました。
その後、だんだん苦しくなってきたのか盛んに上や下に何度も勢い良くグルグル動き続け・・・その間、10分〜15分程・・・漬けてから動きが止まるまで約30分程も生きていました。
マムシ等は数分で死んでしまう個体も多かった(気絶かも!?)のですが、この生命力は異常です・・・トカゲやヘビが主食な様ですが、水中でのエサ取りなども行うのでしょうか・・・水に慣れている感じでした。








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