11月中旬。いろいろなキノコを見た事がある公園へ行った後、川原へ行きました。どこも枯れ葉、枯れ草ばかりで食材が激減してきています・・・ 公園はどこも乾燥していてキノコは1本も見ませんでした。 写真は松ボックリ。乾燥した松ボックリは、火起こしの着火剤として利用できます。変な臭いや煙jの出る質の悪い着火剤よりも遥かに優れています。 川原のアケビは時期がやや遅めですが、11月中旬ではやはり遅すぎです。 既に果肉は落ちてしまい果皮だけの状態となっていました。 山のアケビもそうですが、この地域ではアケビを食べる習慣がないのでしょうか・・・私が採らないと腐るまでぶら下がってます・・・ ツルマンネングサです。 今年何度か採取しに来たことがあります。 寒くなってきているため、葉と葉の間の茎が短くなってました。 早春にも随分お世話になりました・・・これは、スイバ。 スイバ・ギシギシは冬の間も柔らかく、年中楽しめるので重宝します。 グミ。 いろいろな種類がありますが、どれも、葉の裏側が銀色、白いツブツブのある赤い実が成ります。 今回は採取しませんでしたが、現地でビタミン補給のためにそのまま生で食べました。 白いツブツブにタンニンを含み、やや渋みがあります。 去年はこれでジャムを作りましたが、中にタネがあり、これを取り除くのに一苦労しました・・・種のないクワの実で作るジャムの方がずっと楽でした。 ここでもイヌビワを見つけました。 利用価値が低いので、“イヌ”と名前の一部に付いているのは分かるのですが、なぜビワなのでしょうか・・・イチジクなのでイヌイチジクの方が合っていると思うのですが・・・ ヤマイモ・・・やや黄色い色の細長い葉のもの。 緑色のやや丸い葉のものはニガカシュウでしょうか・・・? ニガカシュウ(全草有毒)の葉はもっと丸い綺麗なハート型なのですが、中間型の葉もあるので分かりません。 ニガカシュウはヤマイモ同様にムカゴが付きますが、500円玉程まで大きくなり、コンペイトウの様に突起があり、表面はややテカリがあります。 また、ヤマイモに似た芋が地下にできるオニドコロ(有毒)もありますが、これにはムカゴは付きません。 果皮だけとなっていたアケビ。 現地では夢中になって採ってきましたが、家に帰ってからジックリ見ると傷みの激しいものもあったので綺麗なものだけ冷蔵庫で乾燥させます。 左上:ヨモギ、 左下:カワラヨモギ。 右上:スイバ、 右下:ツルマンネングサ。 下:ヤマイモのムカゴ。 昨日捌いたマムシの身は、一番美味しい照り焼きにしました。 この独特な味・風味・食感・・・他の食材もそうですが、食べてみないと経験できないもの・・・人によって管理された肉や野菜ももちろん美味しいのですが、自分で採った自然のものを味わえるのも一つの幸せ・・・です。 ツルマンネングサはサラダに。 その場の思いつきで、コチュジャンとマヨネーズを混ぜてタレを作ってみました。 マヨネーズと混ぜたので辛すぎず、美味しかったです。このタレはいけるかも。 スイバのおひたし。 三杯酢、ゴマ和え、ゴマ酢和え、甘酢和え、からし和え、酢味噌和え、ゴマ味噌和え・・・等々、同じ食材でも色々な味で楽しめるので飽きないです。