11月上旬。今日は一日小ぶりの雨が続く予報だったのですが、午前中は降り続き、午後はなんとか曇りで持ちました。 湖とその周辺の山を散策しました。 曇りのため光量不足で写真の写りがあまり良くありません・・・ 湖の近くにイヌタデがありました。 若葉が食用となります。 何と言うキノコなんだろう・・・径2〜3cm程度ですが近くに幾つもありました。 以前来た時もこの場所でハナビラニカワタケを採取しました。 根元部分を残していたためかまた復活してます。 ちなみに、他の幹にあったものは復活していませんでした・・・ これは、別の場所で見たことある・・・たしか毒キノコだった。 名前を忘れていたので、再度調べました・・・ドクベニタケ・・・とても分かり易いシンプルな名前でした・・・ カイガラタケの様な・・・キノコ。 変わったキノコ・・・上から見たらマンネンタケの様な雰囲気だったのですが、下はヒダ状となってました。 今日は山のあちこちにこのキノコが沢山ありました。 もし食べれなくても、採らずに帰り後で食べれると知ったら嫌なので、そこそこの量を採取しました。 全体的に薄い黄色味を帯びていて中心部はやや褐色。ヒダは湾生していて、香りはサンショウの様な・・・少し変わった香りでした。 このキノコは以前、一度だけ採取した事がありました・・・食べれると知った時には虫に食われて干からびてましたが・・・ ムラサキアブラシメジモドキ・・・長い名前です。 傘は凄くヌルヌル、全体が紫色なのですが、ツバが茶色なので分かります。 このキノコ・・・実は、上のムラサキアブラシメジモドキと同じ種類の様です。 老菌となると茶色に変色する様です。現地でも茶色くなりかけの中間状態のものがありました。 この茶色くなったものが沢山あったので、もっと早く来たら大収穫・・・だった。 何か分かるでしょうか・・・私も分かりませんでした・・・ 採った感じでキノコの一種だと気付きました。 調べたらオオゴムタケと言う名前で食べれる様です。 とても小さな花でした。 地面すれすれに小さな赤い実がありました。 採取したキノコの一部。 左上がムラサキアブラシメジモドキ、右側が不明の沢山採取できたキノコ・・・写真に写っている分よりももっと沢山採取しました。 その他は分かりませんでした。 後で調べたら、右側のキノコは、ミネシメジだと判明しました・・・が、要注意のキノコ。中毒を起こした方がいますが、新しいキノコの本でも普通に食用とされていたりもします。どうもあまり美味しくないらしく鍋のカサ増し程度の利用だったりします。また、このキノコは見た目も味もかなりバラツキがあり、将来もっと細かく分類される可能性があるとか・・・ 数日前から少し体調を崩し気味でどうも食べる気が起きませんでした・・・こんな時は無理して食べないのが無難です。 名前は覚えたので、またいつか挑戦します。 左 上:ギシギシ、 下:スイバ。 中 上:タンポポ、 中:ヤマイモのムカゴと不明の実、下:イヌタデの実。 右 上:オオバコの実、 下:イヌビワ。 オオバコの実は乾燥させてお茶として利用します。 イヌビワは熟したら生のまま食べます。ジャムにも出来るようですが少なすぎ。 中央の赤い実と紫色の実は不明。 イヌタデの実は・・・食べれないと記憶していたのですが、とあるHPで意外と美味しいとか・・・たしか書いてあったと思い出して採取したのですが、既にどこのHPだったか分からず・・・どうしようか・・・通称、「アカマンマ」と呼ばれ、子供がこれを赤飯に見立てておまま事に使うようです・・・ 後日、写真では小さすぎて分かり難いですが・・・紫色のマメは、ノササゲと言う植物のマメでした。 少し上の写真にも写しましたが、赤い実は、ヤブコウジと言う植物の実でした。センリョウやマンリョウと呼ばれる植物同様に、小さく実も少ないためか、ジュウリョウと呼ばれる様です。 上の中央は、オオゴムタケの皮を剥いたもの。 左、ハナビラニカワタケ。 右、クロハナビラニカワタケ。 オオゴムタケはプルンプルンでまさに一口サイズのゼリーそのもの。 クロハナビラニカワタケは、ハナビラニカワタケが2つ上下に着いていましたが、そのさらに上にありました。両方とも同じ幹から採取しました。 ※良く似たクロハナビラタケは毒キノコなので注意して下さい。 毒キノコのクロハナビラタケとの違いは、真っ黒ではなく、赤褐色っぽい感じ、表裏に違いが無く同じ質感だと言う所。 食用のクロハナビラニカワタケも乾燥すると真っ黒になるので見た目が同じになります・・・キノコの本には誤食しないために食べない方が良いとも書かれています・・・もし食べられる場合には十分に気を付けて下さい。 顕微鏡で胞子の付き方を調べれば確実な様です・・・ 今日採取したムラサキアブラシメジモドキ。 茶色くなってしまったものは食べませんでした。 以前調べて毒キノコと知っていて持ち帰りました。 名前はサマツモドキ。見た目と名前を忘れない様に勉強のため・・・ 少しずつですが、食用キノコと毒キノコを現地で判別出来る様になってきました。 オオゴムタケとハナビラニカワタケの一部はサッと湯通しして三杯酢で頂きました。 オオゴムタケは食感もまさにゼリー。こんにゃくゼリーを三杯酢で食べた様な感じでした。普通に食べれました。 ハナビラニカワタケは、物凄く美味しい。三杯酢でプリプリ&アッサリと食感も味もとても良かった。 左、タンポポ、右、スイバ。ゴマ味噌和えで頂きました。 中央は、ムラサキアブラシメジモドキ。三杯酢で頂きました。 ムラサキアブラシメジモドキは、期待し過ぎていたためか、あまりにも普通でした。 100均でベーコンを買い、ヤマイモのムカゴ、ハナビラニカワタケ、クロハナビラニカワタケ、ムラサキアブラシメジモドキを一緒に炒めました。 色合いが少々悪いですが、普通に美味しかったです。 これは少々贅沢・・・ 100均で皿うどん(2食入)と野菜炒めの詰め合わせを買いました。計210円。 サワガニはあらかじめ油でシッカリ炒めておき、ほぼ完成状態の具に絡めて麺の上に載せました。 麺もサワガニも、ともにカリカリパリパリと食べれました。 もちろん美味しかったです。 左の皿:イタドリとスイバ。 右の皿:ギシギシ。 ゴマ味噌和えやマヨネーズ和えで頂きました。 以前に採取してあったオオバコの葉。乾燥させて炒りました。 お湯を注いでお茶として利用します。 写真は撮ってませんがヨモギも一緒に作りました。 こちらは今回採取したオオバコの種。これも乾燥させて炒ってあります。 初挑戦なのでどんな味か楽しみです。 冬の間、色々な野草茶をブレンドして飲むのが楽しみです。