10月下旬。沢山のキノコを見かけましたが小さかったり印象の薄いものは載せてません・・・食材探しよりも探検に重点を置き、遺跡や周囲の山道、山頂等あちこち相当な距離を歩き回りました・・・ 最近目に付くホコリタケ。 今回も早速目に入り、撮影&採取。 車で移動中に路肩に大きなキノコを発見し、撮影しに降りて戻りました。 直径は大体20cm程あったと思います。 種不明。 どちらも小さいですが、林道を散策していたら見つけました。 左:ヤマカガシ(小) 右:シマヘビ(小)の黒化型。通称:カラスヘビ。 体長60cmのヤマカガシ。 以前に捕まえたヤマカガシよりも全体的に淡い色合いです。 見るのも捕まえたのも初めてです。 喉とその周辺が僅かに白いだけで全身真っ黒・・・まさにカラスの色合いです。 シットリと光沢のある黒で美しい・・・でも、やはりシマヘビの気性はあるようでパクッと指先を噛まれてしまいました♪ 鉛筆よりももっと細いヤマカガシの幼蛇。 夢中で捕まえてしまったのですが、食べる所少ないし・・・どうしようか・・・ またホコリタケを発見。 今まで見たホコリタケとは少し違う感じでした。 まるでカラカサダケの様に傘の表面は乾燥していて“おふ”の様でした。 おふ:子供の時にお祭りで売っているものを食べました・・・コイのエサにもなってます。知らない人いるかな? 日が差し込みながらも、フキやシダが生え、湿度も保たれてます・・・この近くの日当たりの良い所にマムシが日向ぼっこでもしていそう・・・と思っていたら・・・サラサラサラ〜と僅かに枯れ葉の擦れる音がしたので見たら、意外と近くにマムシが居た様で奥へ逃げていく所でした。 こんな風に下草の生えている所へスニーカー等で入るのは止めましょう♪ ちなみに、ヘビは音を立てずに動くのですが、この時期は枯れ葉で僅かに音がします。トカゲは、カサカサッ、カサカサッ、と逃げては立ち止まって辺りをうかがいながら逃げるので音でトカゲだと分かります。 マムシは当然捕獲成功。 既に割れてしまってますが・・・こんな感じに傘の表面がササクレているキノコは、ヌメリスギタケを憶えていたのですがどうかな? 調べたらサマツモドキと言う毒キノコでした。 改めて本でヌメリスギタケを見たらササクレ方が全然違う・・・まだまだ記憶が広く浅く漠然としている様です・・・ かなり疲れてました・・・ボーッと・・・可愛い葉っぱだな・・・!! これがモミジガサです。 以前にもヤブレガサは採取して食べましたがモミジガサを見たのは初めて。 時期が時期なので撮影のみ。 ミツバが一面にあったので撮影。 柔らかそうなものを少しだけ採取しました。 これは車の屋根の上。 スズメバチが飛んできたと思ったら何やら格闘している・・・ アオマツムシを捕まえて運んでいた様です。 アオマツムシは綺麗な声で鳴くので好きなのですが既にやられてます・・・ 冬になる前にエサ探しか・・・あちこちでスズメバチがせわしなく木の周りを飛んだりして獲物を探しているようでした。 なぎ倒されたマムシグサの実。これは綺麗・・・フルーツっぽい。 薄暗い所に生え、花は毒々しく、実も熟すと真っ赤で毒々しいのですが、こんな明るく綺麗な時期があろうとは・・・知りませんでした。 この白いキノコ、辺り一面凄い数ありました。 こんな感じで白いキノコは食べないのが無難。 写真での判断ではドクツルタケに似てます。 狭い場所ですが、ススキの枯れ葉が一面に散乱・・・午後で西日が当たり、ここだけ暖かい・・・予感はしてました。 写真には写ってませんが、ブロックと緑のススキの間に、排水用の塩ビパイプに頭だけ隠したシマヘビの体がニョロッと出てました・・・早速尻尾を掴んで引きずり出す・・・ 近くにも居そうなので直ぐ横を見たら、またまた頭だけ隠したシマヘビが・・・これも早速尻尾を掴んで引きずり出し・・・ 2匹とも少し間抜けな・・・ 入れ物に入れる暇がなかったので左手で1匹を持ったまま2匹目を捕りました。 2匹を左手で持って、右手で撮影・・・ 大きさはそれぞれ、100cmと130cmでした。 日が傾きだすと急に寒くなってきました・・・急いで周辺を散策し、特に何も無かったのでそのまま下山になりました。 今日はヘビを6匹捕獲。これで、マムシ4匹+子マムシ4匹、ヤマカガシ3匹、シマヘビ5匹となってしまいました・・・これでは部屋の中がジャパンスネークセンターの様になってしまうので、このうち食べる予定のシマヘビ4匹とヤマカガシ1匹は直ぐに捌いてしまいました。 その他のヘビは、 マムシは考え中・・・ 綺麗な色のヤマカガシ1匹はヤマカガシ酒にでもしようか・・・ネットで調べても誰も作っていない様ですが、シマヘビで普通にヘビ酒を作っている方も居るので良いかも。 今日捕まえた極小のヤマカガシはどうしよう・・・逃がそうか・・・考え中 唯一残したシマヘビは、今日捕まえたカラスヘビ。飼いたいけどとても神経質なので難しいだろうな・・・ヘビ酒にして残そうか・・・考え中 捌いたヤマカガシからは小型のカエルが、一番大きなシマヘビからは、なんと40cm程のヘビが出てきました・・・マムシでもシマヘビでもヤマカガシでもアオダイショウでもヒバカリでもないようです・・・つまり、今まで私が見たことのあるヘビどれにも当てはまらない・・・体のわりに頭が小さく、変色しているかも知れませんが色は濃い茶色で背中に黒いスジが一本あるだけ。 また後で調べてみます。 後日、ネットで調べたらバッチリ該当するヘビが居ました。ヘビの名前はタカチホヘビ。見た瞬間にこれだ!と確信できました。 生まれて初めて見たヘビがこんな状態とは・・・いつか生きてるのがみれるかな? 捌いたシマヘビの殆どは冷凍庫へ。 今回は取り出した内臓と身の一部を唐揚げにしました。 ヘビが小型だったり、何故か心臓や肝臓が見つからなかったり、揚げている時に爆ぜて何処かへ消えてしまったものもあり(ある意味これが一番怖いかも・・・何処へ・・・)、捌いた数の割りに内臓が少ないですが、左上から下へ肝臓、心臓、精巣。 右上はシマヘビの身の唐揚げ、下はバッタ類の唐揚げ。 一番大きかったシマヘビからペニスと長い精巣(白子)が取れたので揚げてみましたが、あまり美味しいものではありませんでした。 こちらは天ぷら。 左上はホコリタケ2個、左下はハタケシメジ1個、右はバッタ類。 ホコリタケは食べれそうなものだけを選んだら2つになってしまいました。 写真を撮り忘れましたが、少し開けた林道脇でハタケシメジを3本採取していました。2本が痛んでいたので1本だけになってしまいました。 キノコの天ぷら、美味しかったです。 上手に揚げるには水で洗ってはいけません。 今回捌いたヘビのうち、ヤマカガシだけは冷凍庫へ入れずに極弱火で炙ってカラカラに乾燥させました。 マムシであれば反鼻と呼ばれるものなのですがヤマカガシの場合は、? このまま保存できるので冬の間に骨酒で楽しんだり、唐揚げにしたらどうなるかな? 去年までは冬用の食材として何も保存しませんでしたが、今年は少しだけ、乾燥させたり、塩蔵させたりしたものがあるので少し楽しみです。 前回同様、ミツバは味噌汁の具にしていつもと違った気分を楽しみました。 もう少しあるのでまた近いうちに同じように頂きます。 今年はヤマイモのムカゴが少ないです・・・時期を逃したのか・・・今年は台風が直撃したのでその影響もあるかと思います・・・ あちこちへ行くたびに少しずつ採取して集まったムカゴをベーコンと一緒に炒めて塩コショウで頂きました。 これは美味しいです。