サバイバル節約術

秋の食材探し 〜湖・山〜


10月中旬。数日前までまた夏のように暑い日となってました。今日も日の当たる所に行くとかなり暑かった。日陰に入るとヒヤッとする程涼しい気候でした。







シイノミ(スダシイ)。
去年大量に採取したのですが、これしかありませんでした・・・何故?
休みの日に沢山の人が拾いに来たか・・・今年は大型の台風が直撃したのでそのせいかも知れません・・・




ヤマイモのムカゴ。
これも去年大量に採取したのですが、今年は不作・・・
川原のものは濁流や強風でほぼ壊滅状態。
今日来た山でも殆どが落ちて付いてませんでした。




アケビがあちこちに大量にありましたが・・・
崖にあったり、届かないほど高い所にあったり・・・古くなって痛んでいるものも沢山ありました。








何というキノコでしょうか?
これは採取しませんでした。
写っている木は立ち枯れしてます。また、別の場所で倒れていた木からも同じキノコが沢山生えてました。




面白い虫を見つけたので撮影。
恐らく草の汁を吸っているカメムシの仲間か?
みんな後ろ足をピョンと延ばしてます・・・見つけた瞬間、水棲昆虫のマツモムシを連想しました・・・




フキ。




ミツバ。
殆ど全てが濃い緑色の硬めの葉でした。




ギシギシ。
かなり大型の葉になってますが固くはありませんでした。






ミゾソバ。
今回は採取しませんでしたが春先は若芽を頂ける様です。
まだ食べたことはありません。




去年も大量に採取したアケビ。
去年はこの位の量を何度も採取したのですが、今日の時点で古くなっている実を沢山見たので、今年はあともう少しだけの採取となりそうです。
果肉は、生のままかアケビ酒に、果皮は、苦味がありますが色々な料理に使えます。煮たり揚げたり蒸したり炒めたり・・・。
冷蔵庫でもそこそこ日持ちしますが、長期保存する場合は乾燥させても良い様です。
去年は、乾燥させる方法を知らなかったので、冷蔵庫や冷凍庫を使って食べきるのに苦労しましたが、今年は一部を乾燥させてみます。




上: 左、ヨモギ、右、フキ。
中: 左、ギシギシ、中、ヤマイモのムカゴ、右、シイノミ。
下: 左、ミツバ、右、バッタ3匹とサルトリイバラの実(飾り)。




アケビの果肉。
種が大きいので食べるところは少ないです。
種は飲み込んでも問題ありませんが大きいので出してます。
この甘みは、自然な甘みでとても美味しい。




ミツバを入れた味噌汁。
柔らかい葉のミツバは3つしか採れませんでしたが、これで十分。
アク抜きは必要ないので、水で洗ってから味噌汁へ入れただけです。
お吸い物の方が合っているかも知れませんが作れないので味噌汁にしましたが、十分美味しかったです。




前に採ったオオバコは食べずにお茶にしてみます。
水で洗った後、乾燥させた状態です。
室内で乾燥させましたが時間が掛かりました・・・天日で乾燥させた方が良いです。




上はバッタ(ツチイナゴ、ミヤマフキバッタ、イナゴ等・・・)の天ぷら。
右はサワガニの唐揚げ。
左はギシギシの天ぷら。
サワガニとバッタの一部は数日前に採取してあったものです。




左と中央はアケビの天ぷら。切り方の違いに意味はありません。
右はギシギシの天ぷら。
水分を含んだ食材の天ぷらは時間とともにシットリしてきてしまいます・・・
スナック感覚にしたい時は、薄くスライスすれば良さそうです。




アケビの肉詰め・・・少し焦げてしまいました。
果皮の苦味を和らげるような処理は一切しませんでしたが、とても美味しかった・・・これは大成功です。
わずかに苦味を感じるのですが、豚肉の甘味や味噌がそれを上回り、柔らかくホクホクでした。

人それぞれ色々な作り方がありますが、今回はこんな料理法にしました。
1、マイタケはみじん切り、豚肉は細切れにして油で炒め、砂糖、みりん、料理酒を加え、最後に味噌を入れ、やや水気が無くなれば肉味噌が完成。
味付けはやや濃いめが良いです。
2、作った肉味噌を果皮に詰め込み、タコ糸で縛って炒めて完成。
  (取り除いた果肉はデザートに)

やわらかくホクホクの内に頂きましょう♪
写真のアケビは結構大きかったのですがビールと一緒に全てあっと言う間に食べてしまいました。




シイノミ(スダジイ、マテバシイ)を炒ってみました。
スダジイは子供の頃にも食べてました。食べやすく美味しいです。
マテバシイは・・・以前にも炒って食べましたが、殻が硬く食べにくい・・・




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