サバイバル節約術

初秋の食材探し 〜公園・川原〜


9月下旬。午後の半日だけの休み。
台風が通って雨が降ったので、キノコはどうか・・・と思い、以前キノコを沢山見かけた公園へ行ってみました。




やっと見つけたキノコ。
これといった特徴もなく、やや古かったのでこれは撮影のみ。




朽木を砕こうと近づいたら何か白いボールが・・・
写真は、既に枯れ葉を取り除いた後です。



大きさはテニスボール程。
持ち歩いている竹の棒で軽く叩いたらとても弾力があり跳ね返されるほどでした。



取り出してみると僅かに根のようなものが・・・
持つとズッシリと重みがあります・・・
本で見ていた記憶では、丸いキノコと言えばショウロ・・・でも、たしかイビツな球形だったはずなのでこれは違うと思いながらも取り敢えず持ち帰りました。




こちらは、茶色の球形をしたもの。キノコか?
最初、木の実が落ちていると思いました。



周辺一帯に沢山あり、割ってみると中に茶色の袋が入っていて、中から胞子の様なものが出てきました。



球形の物体の下には、柿のヘタを尖らせたようなものが・・・
まさに、ヘタの付いた木の実が落ちている様でした。




流れていた沢にはサワガニが居ました。今回は撮影のみ。
分かり難いですが、4匹写ってます。




台風が直撃したためか、アケビが落ちてました。
この時期にここまで色付いているのは初めてです。


公園をグルッと一周しても時間がまだあったので川原へちょっと寄ってから帰ることにしました。



去年、散々川原を歩き回り・・・幾つかのアケビポイントを記憶してます。
気になって見てみるとやはりまだまだ青い状態でした。



茶色のツユムシ。



色違いのオンブバッタのペア。下の大きい方がメスです。



これは緑のツユムシ。



写真では分かり辛いですが、前足に逆向きのトゲが沢山生えているウマオイの仲間。
動く虫等を押さえ込み易いように進化してます。肉食のバッタ。



茶色のツユムシ。



赤みを帯びた茶色のツユムシ。
植物の一部になりきっているのでカメラを近づけてもピクリともしません。
たたずまいが綺麗なのでつい沢山写真を撮ってしまいました。




持ち帰った丸いキノコ。直径約6cm。
表面はやや茶色でまさにゴムボールの様にツルツルで弾力あり。
キノコの本やネットを見ると中は真っ白〜真っ黒のはずなのですが・・・





割ったらなんと・・・なんか凄い・・・
コンピュータグラフィックスのマンデルブロの様です・・・学生時代、コンピュータプログラムに興味があり、フラクタルで遊んだ記憶が甦りました。
周りのゼリー状部分はかなりの弾力がありました。
濃い緑色の部分はやがて胞子となりそうな感じで濡れてますが粉状でした。

これは結局同定できませんでした。
ショウロでもない、ホンショウロでもない、ウスキニセショウロでも無い様です・・・

※1ヶ月程後・・・これはスッポンタケの幼菌でした。ここからスッポンが首を伸ばす様にニョキッと成長したら首(柄)の部分が食べれたのでした。




今日持ち帰ったキノコは予想通り食べれず。
前回採取して冷凍保存していたカマキリと今回採取したバッタを合わせて天ぷらにしました。
その他、また僅かですが川原でオニグルミを拾いました。














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