サバイバル節約術

初秋の食材探し 〜山〜


9月中旬。タイトルと違いますが、湖へ行きました・・・が、実際にはその周辺の山を一日散策しました。
まだまだ8月と同じ気温・・・暑いです・・・

少し前に、保管していたマムシが5匹の子供を産み、そのうち2匹を丸ごと唐上げにして頂きましたが、その直ぐ後に、もう1匹のお腹の大きかったメスも・・・4匹の子供を産みました・・・
結果、子マムシ7匹・・・そのうち3匹を食料として確保しておき、残りの4匹は、以前、マムシ4匹捕まえた湖(今日来た場所)へ逃がしてあげました。
今日、この湖へ来たのは食料確保もあったのですが、子マムシを逃がしてあげる目的もありました。来年、大きくなったらまた捕るからね・・・これは、ある意味、放牧・・・です。






美味しそうな色合いのキノコ発見。
家まで持ち帰り、2冊の本を入念に調べたのですが、結局、ズバリ該当するものが無く・・・破棄することに・・・






このキノコも特徴がいくつかあり、調べたら分かるだろうと・・・
やはり、持ち帰ったのですが断定できませんでした・・・




カジられてましたが、全てが派手なオレンジ色のキノコ。
これは同定できるだろうと思いましたが、2冊の本を見ても該当するものが無い様でした。




直後・・・いままで、山でたびたび目撃してました・・・ダニです。
ただ、ここまで大きなものは初めて見るので撮影・・・
足を広げると1cm程の大きさです・・・こんなのが血を吸ったらビー玉位に膨れるのでしょうか・・・
気付かないうちにズボンの中等に入り込み・・・皮膚の柔らかい部分を見つけて喰らい付いて血を吸います・・・もしそうなったら火で炙ろうが引っ張ろうが、頭は皮膚の中に埋め込んで離しません・・・無理に取ると頭だけ皮膚の中に残ってしまう・・・病原菌の媒介もするので、もし喰らい付かれたら素直に病院へ行った方が良いようです・・・私はまだ未経験ですが・・・




これは肉厚で美味しそう・・・と、持ち帰ったのですが、中は既に虫だらけでした・・・調べても結局、同定は出来ませんでした。






綺麗に並んだキノコ・・・
特徴があったのでこれも分かるだろうと持ち帰ったのですが、本に該当するものが無い様でした・・・
キノコの目利きの方がみたら何やってるのだろう・・・と思うかも知れませんが・・・本2冊買って調べても分からない・・・初心者はみんなこんな感じなのだろうか・・・




写真ではわかり辛いですが、
ここの湖・・・以前から気付いてましたが、魚が沢山・・・
バス釣りと思われるルアーマンがあちこちに居ます・・・ボートを持ち込んで船から狙っている方も良く見かけます・・・
今日も、岸から覗いただけで、50cmを超えるコイがあちこちに・・・30cmを超えるバスもあちこちに・・・ギルも沢山居るようです・・・
ちゃんと処理すれば、これらの淡水魚は食べれる様なので、いつか・・・チャレンジする・・・かな?




枯れ葉に埋まった状態。



枯れ葉を取り除いた状態。

サワガニを少しだけ採取しようと沢に入って上を見上げたら・・・赤い球形のものを発見。
あったのは、崖の10〜15m程上。しかもこの崖、50〜60度はある急斜面で、小石と枯れ葉、小枝が散乱していて掴まる所が少ない・・・やっとの事で崖に取り付いたのですが、それ以上、動けない・・・しばらく辺りを見回したところ・・・生の生きてる木の根が近くに出ていたので、それをロープ代わりによじ登り・・・木から木へと伝ってやっと到着。
以前、キタマゴタケを採取して食べましたが、これはノーマルなタマゴタケでした。初めて見る・・・綺麗・・・
大きなツボ、柄はダンダラ模様、傘の周囲は明瞭な溝線、傘裏は黄色・・・キタマゴタケを食べた時に憶えてました・・・間違いなく、タマゴタケです。
見てその場で食べれるキノコだと分かると嬉しいし、扱いもとても慎重&丁寧になります・・・
周囲をかなりの距離散策しましたが、他にはありませんでした。




また違った場所に草に埋もれた小道を発見したので早速、探検・・・
この写真の場所が一番急な斜面で50度以上はありそうです・・・しかも、下まで見えませんが湖面まで200m以上は優にあると思われる断崖です・・・
直ぐ近くに橋があるのですが、橋から湖面で釣りをしているボートを見ると・・・釣り人は小指の爪の先程の小ささ・・・目が眩みます・・・




今まで見たことがありませんでした・・・
猛毒のテングタケの仲間・・・ただ、最も有名なベニテングダケではありませんが・・・
嬉しかったので記念撮影・・・たぶん、このキノコを見て喜んだのは私くらいだろうかと・・・






あちこち・・・いやになるほどこのキノコが至る所にありました・・・
これが食べれるキノコだったら・・・狂喜乱舞・・・
柄は、網目模様にややピンク、傘裏は管孔状で、柄とは完全に離生(湾生)してます・・・不明なので撮影のみ。




これは、キノコの本で見たことある!!
早速、採取したのですが、調べたら、日本ではまだまだ不明な所が多く・・・研究途上とか・・・
数少ない写真を幾つか見た限りでは、毒のあるハナホウキタケの様でした。




沢山採取して時間掛けて2冊の本を調べて・・・結果、食べれると同定できたのは、タマゴタケだけでした・・・ただ、このノーマルなタマゴタケは食べるのが初めてなので嬉しい。
唯一となったこのキノコ、どうやって食べようか料理方法を調べて・・・決めました、アミ焼きして塩を振って頂く方法。シンプルで私好みです。
水分が抜けてやや萎みましたが、これは美味しい。今まで味わったことが無い・・・キノコ通の方には普通かも知れませんが、私的には、これは珍味。
美味しいキノコを沢山採取できるようになれば・・・恐らく病みつき・・・でしょう・・・道は遠い・・・






こんなお酒はありません・・・が、とても美味しかったです。
カニの甲羅酒と言うものがあります・・・大型のカニを食べて残った甲羅をこんがりと焼いてそこへお酒を注いで頂きます・・・
それをイメージして、サワガニを水分が無くなるまで遠火でジックリ乾燥させた後、やや焦げ目が着くほどに焼いてお酒へ入れました。
上は常温の泡盛へ焼いたサワガニをそのまま入れました。(串に刺して焼いたので穴は開いてました。)これだけで、カニの風味が付いてとても美味しい。
下は翌日。骨酒の要領で泡盛を熱燗にしてサワガニは砕いて入れました。写真の様に前日よりもさらに色が濃く出てます・・・当然、風味も濃くなりました。
好みで使い分けると良いかも。
カニ風味の泡盛・・・美味しいです。
今回、たったの2匹しかサワガニを捕らなかったのでこれで終了。

その他、今回虫は、バッタ2匹にカマキリ1匹、ゴキブリ1匹、キマワリの幼虫1匹・・・と、とても少なかったので一緒に天ぷらにできる食材を確保するまで冷凍庫へ入れる事にしました。



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