サバイバル節約術

初秋の食材探し 〜海岸・川原〜


9月上旬。午後の半日だけの休みでした。
以前、一度だけ行ったことのある海岸を散策した後、川原へも行きました。
今日は買い物もしてゆっくりのんびりと過ごしました・・・食材は少ないです。




川は濁流で増水していたので、川岸のテトラは完全に水没・・・
小魚やエビを捕るポイントが少なく・・・際をアミで探るだけとなりました・・・
結果、これだけ・・・



採取できた量が少ないので、玉子焼きの具としました。




海岸を散策した時に見つけた・・・サボテン! です。
デジカメも携帯も持ってなかったので現地では撮影できませんでした・・・
食用となる山菜や野草で調べると、本やネットにはサボテンは載ってませんが・・・サボテンが食べれる事は意外と知られていると思います。
・・・と言うことで、どうやって食べたらいいのか分かりませんが、取り敢えず、1枚だけ採取しました。大きさは20cmを超えてます。
調べたらこの様なウチワ形のサボテンが良く食べられている様です。

料理する前に、トゲが生えている部分をくりぬいて取り除きます。
このトゲには注意して下さい・・・とても小さいトゲなのでなめてました・・・手に刺さったら・・・目に見えない程小さな逆向きのトゲがあるのか・・・抜こうとしても皮膚が盛り上がってくるだけで抜けません・・・そのうち・・・ポキリと、途中でトゲが折れてしまいます・・・これは厄介。
また、付け根の部分に近いほど表皮がシッカリしてるので、取り除いても良いと思います。



まずはサラダ。
ゴマ酢和えやマヨネーズで頂きました。

(写真右上はゴマ酢和えのタレのつもり・・・が、レシピミス。
三杯酢やゴマ和え、カラシ和え等々色々な和え方のレシピを書き留めておいたのですが、そのレシピが違った・・・なんか変だ・・・しょうゆが無いのはおかしい・・・調べたらしょうゆが必要でした・・・料理に関しては(も)初心者です・・・)

マヨネーズももちろん美味しかったのですが、酢醤油に炒りゴマを使ったゴマ酢和えが、サッパリとして美味しかったです。



こちらは、海岸や川原で捕まえた、バッタやカマキリの天ぷらと、今回初挑戦のサボテンも天ぷらにして見ました。
サボテンは、水分を沢山含んでいるので厚めの衣で高温&短時間でサクッと揚げて、シットリしてくる前に早めに食べると良いようです。
普通に美味しく頂けました。



サボテン料理は全て同じ日に作りました。
これは、ウィンナーが少しあったので使って炒めてみました。
トマトがあればもっと良かったかも。
オリーブオイル多めで最後は粗挽きの塩コショウで味付け。
これが一番サボテンのヌメリが出ました。
ヌルヌルしてましたが美味しかったです。




上の写真はつい数日前に撮影したもの・・・
この2匹はお腹がとてつもなく大きく・・・食べる機会を逃してました・・・
捕獲してからまるまる1ヶ月と10日を過ぎようとしていた頃・・・
そしたら・・・



夜寝る前に、いつもの様に水を取り替えようとしたら・・・
赤ちゃんマムシがウジャウジャ・・・
シマヘビやヤマカガシ等のヘビは卵を産むのですが、このマムシはお腹の中で卵を孵して赤ちゃんを産みます・・・
早速、親と別のペットボトルへ移し変えました。
良く見えませんが手前が親です。ホッソリスリムになりました・・・当然か・・・



赤ちゃんと言えど・・・大きい・・・
親の体長が約50cm弱程度と思われるのに、赤ちゃんは約17cm前後程度はありそうです・・・しかも5匹!
外見は親と全く同じ。写真のように模様もちゃんとあります・・・
ニョロニョロと言うよりピチピチと言うほどに、まるで跳ねる様に動いてとても元気です。
私だけだと思いますが見るとなぜか素手で触りたい衝動に駆られてしまいます・・・危ない危ない・・・



数日後・・・赤ちゃんマムシは、数日の間に何度も脱皮を繰り返し大きくなってました。(エサは全く与えていません。)
恐らく、20cmを少し超えた程度ありました。
今回は母親マムシと子マムシ2匹を調理しました。
マムシの頭丸ごと唐揚げで食べれる様なので早速チャレンジ!
上の写真は、母親マムシの頭、皮、肝臓、心臓と、子マムシ丸ごと2匹です。

頭丸ごとの唐揚げは、念のためラジオペンチでキバを折り取っておきました・・・頭だけでも噛み付こうとするので注意して下さい。
シッカリ揚げたのですが、固い部分が残っていてやや食べ難かったです・・・カリカリに焦げる程まで揚げれば良いのかな?
子マムシの唐揚げは、結構シッカリ揚げたつもりだったのですが、フニャフニャとして唐揚げという感じではありませんでした。
子マムシの踊り食いと言う食べ方もある様ですが、寄生虫の危険があるので生食はしないように注意。



母親マムシの身は照り焼きとしました。
骨酒にする方法を除いて、身をそのまま食べる料理ではこれが一番美味しい食べ方となってます。
泡盛のツマミとしてとても合います。









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