8月下旬。海へ行きたい気持ちもあったのですが、台風の影響で波が高く・・・また今回も山へ。 ツユムシです。去年は飼って鳴き声を楽しみました。 今回は撮影のみ。 草むらの中で年に1,2回程度見かけることがあります。 ツノトンボと言う名前ですが、トンボの仲間ではなく、カゲロウの仲間です。 これも撮影のみ。 カワラタケ発見。 朽木に着いているのをあちこちで見かけます。 薬用となりますが、今回は撮影のみ。 こちらは、カイガラタケ。 朽木は土の中に埋まってました。 これも薬効がありますが今回は撮影のみ。 草むらの中で何か動いていたので拾ってみたらミヤマクワガタでした。 前足1本と後ろ足1本がありませんでした。鳥にでもつつかれたのかな? バッタ捕りに夢中になっていたら草の中に白い卵の様なものが・・・ 一瞬、トカゲの卵かとも思いましたが少し大きい・・・ 写真では、右上から左下へ、5個あります。 今日は、キノコの本を持っていたので早速調べてみると・・・ ホコリタケの様です。 全部で5個でした。 大きいもので直径2cm程度なので、ホコリタケの中でも小型のものの様です。 捕って捕って捕りまくり・・・ 今までコオロギの捕獲は難しく、5匹以上捕まえたことはありませんでしたが、大量に採取できました。 (人家の近くでは沢山捕れると思いますが山や川原では難しかったのです・・・) あまり写ってませんがバッタ(コオロギを除く)も沢山採取できました。 殆どが、ツマグロイナゴのメスで、後はツマグロイナゴのオスやノーマルなイナゴが入ってます。 初日は天ぷら。 左上から時計回りに、ヒメギス3匹、クダマキモドキ3匹、クマバチ4匹、オニヤンマ1匹、コガネムシ2匹と、中央はアブラゼミ2匹。 アブラゼミのみ素揚げとしてみました。 クマバチは丁寧に持ち帰り、無事、家まで生きてましたが、スズメバチ酒なるものはあってもクマバチ酒は検索しても見つからなかったのでお酒にするのはあきらめました。 (クマンバチ酒と言うものはありますが、クマンバチとは、クマバチの事では無く、スズメバチの事です。紛らわしいですね・・・) 今回、初採取となったホコリタケ。 食べるときは表面の皮を剥いて中身を頂く様です。 また、中が白色ではなくなっているものは食用に適さないと言うことで・・・ 5個採取したのですが、2個しか食材として適していませんでした・・・2個しかないうえに小さい・・・ 色々な食べ方がある様ですが、天ぷらにしても美味しいと言う事で作りました。結果美味しかったですが、物足りない・・・ これで、前回食べたタマゴタケに続く、憶えた2つ目の食べれるキノコとなりました。 左上は、クズの芽。 右は、エンマコオロギの天ぷら、左下は、エンマコオロギの素揚げ。 数えたら116匹!居ました。 こうやって改めて写真をみると少し色合いが悪いですね・・・でも美味しかった。 コオロギは、ノーマルなイナゴと同じくらい美味しいバッタなので、もっと趣向を凝らした料理にしても良かったと食べながら思いました・・・ 上の二つの写真を含めて全てを一度には食べないので、余りは冷蔵庫へ入れて翌日以降にまた頂きます。 オカメコオロギのオス♪ と ツヅレサセコオロギのオス♪ に、 エンマコオロギのオス♪ 数匹は、 鳴き声を楽しむために今回は飼育する事にしました。 今も部屋の中で鳴いてます♪ すでに1ヶ月位になるでしょうか・・・ずっと飼っているキリギリスも一緒に鳴いてます♪ 翌日、美味しいカマキリの食べ方を思いつかなかったのでまた天ぷらとしました。バッタ、コオロギだけでなく、実はカマキリも沢山捕れました。14匹です。 もっと居たと思うのですが、カマキリは少しセーブして捕獲しました。 今回はコウゾの葉も天ぷらにしてみました。 前日の残りの天ぷらも一緒に頂きました。 天ぷらばかりになってしまったので、アキノゲシの一部をゴマ味噌和えで頂きました。 さらに翌日。 上はコウゾの葉を使った巣ごもり。 左下は、アキノゲシのゴマ味噌和え。 右下は、アキノゲシをマヨネーズで。 コウゾの葉の巣ごもりは、あまり期待していなかっただけに、とても美味しかったです。黄身の量に対して、葉の量が多過ぎないように注意します。 意外だったのは、アキノゲシのマヨネーズ和え、美味しいと思った食べ方だったのですが、ゴマ味噌和えの方が美味しかったです。 夏は意外と植物系の食材が少ない時期でもありますが・・・あともう少しすれば・・・色々な草や木の実が沢山採取できる秋が来ます。 またさらに翌日。 バッタ類は冷凍庫で保存してました。その数69匹。 普段は足も羽も丸ごと調理するのですが、今回はホイコーローに挑戦! なので、丁寧にバッタのスネから先の部分と羽を全て取り除きました。 キャベツを中心とした野菜類と、肉の変わりにバッタを使ってます。 点数は80点。(もちろんバッタを使ったホイコーローとしての点数です。) バッタは一度茹でてから使ったのですが、これが敗因かな・・・ファーブルの二の舞になった様な気がします。 (アリストテレスがセミを食べて美味しいと、その感想を言っていたのを知り、ファーブルも自らセミを調理して食べたのですが、玉ねぎと一緒に炒めたためにその水分で殻が固くなりとても不味かったので、アリストテレスはセミを食べた事が無いのではないかと言ってるのです。) バッタの殻がもっとパリッサクサクとなっていれば良かったのですが、ややグニャっとなるので噛み切りにくい・・・残念。 写真では分かり難いですが、この中にバッタが69匹入ってます・・・全て一度に全部食べてしまいました。 横から。 下から。 顔アップ。 マムシ酒。これで3本目。 このマムシは、今まで捕まえたマムシ15匹の中でも一番赤みの強い固体でした。普通のマムシの白い部分まで赤みがあるのでピンク色になってます。 その後、今回採取した最後の食材のコウゾの葉を天ぷらに。 下は、保管していたマムシ2匹を捌きました 左は、肝臓と心臓(唐揚げ)、中央は、お腹の中から出てきた赤ちゃんと白身の部分(素揚げ)、右は皮(唐揚げ)です。全て2匹分です。 今回は、卵、赤ちゃんを素揚げにすると美味しいとの情報があったのでやってみました。赤ちゃんは、マムシ独特の模様が既にあり、万が一でも咬み付いてくるといけないので注意しましたが全然大丈夫でした・・・ サクサクと丸ごと食べれて美味しい。卵白部分はカリッとなってましたがやはり、濃厚な味わいは残ってました。珍味です。 もう一つ、マムシの皮は、魚のスズキやブリの皮のように湯引きして食べる方法もある事を知りました。が、今回は、一緒に唐揚げにしてみました。 揚げが足りずグニャっとなってしまいましたが普通に美味しかったです。 これでサクサクであれば最高だったと思います。 冷凍庫へ保管していたマムシ1匹の身の部分を使って今度は、チンジャオロースーに挑戦! 余談ですが、チンジャオロースーとは、ピーマンと細切り肉を使った炒める料理。肉にマムシを使いましたがたしかにチンジャオロースーの定義通りです。 ある程度の長さに筒切りにした後、アバラ部分と背骨部分に縦に細切りとしました。 肉は片栗粉をまぶして炒めるのですが骨付きなので弱火でジックリ芯まで火を通してから、普通の肉の様に炒めて使いました。 100円分のピーマン全部を使ったのでピーマン多目ですが、これは美味しい! 2匹捌いたうちのもう1匹は、串に刺して遠火でジックリ炙り、カラカラに乾燥させて反鼻(はんび)としてました。 今回はその一部を折り取り、焦げ目が付くほどに炙ってから、熱燗とした泡盛へ入れて、マムシの骨酒を作ってみました。 風味が付いて美味しいです。冬であればさらに美味しいと思われます。 骨酒といえば、イワナやアユ。次にタイ等も使いますが、色々調べ続けていたら・・・ありました。ずばり、好きな泡盛を熱燗にしてマムシを具に骨酒を作って出しているお店。早速、今回の挑戦となりました。 これは、4本目となるマムシ酒。 一時期、マムシばかり採取していたので、約1ヶ月経ったこの頃、マムシ酒造りが多くなってます。