8月下旬。午後の半日川原で食材探しをしました。 この川原へ来るのは久しぶり・・・春の間は良く来ました・・・最近は肉系の食材ばかりだったので植物をメインに採取してみる事にしました。 今年の春に食べたことがあるキンミズヒキ。 まだ2つしか咲いていませんがこの植物の名前の由来となった花です・・・ 今回も採取してみましたが、やはり春先に摘んだ時よりも硬くシッカリしてました。 カナヘビ(トカゲ)発見・・・今回は撮影のみ。 サラダで食べれるツルマンネングサは・・・他の野草に囲まれて徒長ぎみとなってました。 春先に食べたヤブガラシの花があちこちで咲いてました。 小さな花ですがこの蜜が虫は大好きなようで、カナブンやハチが沢山集まってました。 アケビの芽がヤブの中へも伸びてきていました。 季節外れですが、木の芽の巣ごもりはできるかな・・・? アケビ以外のツルに、オニドコロ(毒)やカナムグラ、センニンソウ(毒)なども一緒に混ざって伸びていたのでシッカリ見分けましょう・・・ コウゾの葉も若葉だけ採取しました。 今日採取した植物。 左上:アキノゲシ、左下:キンミズヒキとツユクサ。 中央上:クズ、中:ヤブガラシとアケビ、下:コウゾ。 右:ツルマンネングサ。 植物以外には・・・ ショウリョウバッタのオス・メス、トノサマバッタ系のバッタ、クサキリ、カナブン2種、オオカマキリ、スズメバチにカタツムリと・・・ あちこち散策していたら木の幹に数匹のスズメバチがいるのを発見! ここぞ!とばかりに、スズメバチの採取に取り掛かっていたら・・・ボトボトッと、黒いものが2つ落ちてきた・・・良く見たら上の写真のノコギリクワガタのオスとメス。交尾中に誤って落ちてしまったのか・・・? とりあえず、食べませんが採取しました。 今日捕まえたスズメバチは・・・たったの2匹ですが、無事、生きたまま家まで持ち帰ることに成功!! マムシ酒、ムカデ酒、セミ酒に続く・・・やってみようと思っていたスズメバチ酒(クマンバチ酒)にしました。 マムシ酒やムカデ酒同様に、生きたまま漬けるのが必須条件です。 43度の泡盛約500ml程度にたった2匹では少ないですが、今後も手に入れる度に追加していく予定。 ハチの扱いは・・・軍手をしても恐らく突き抜けると思うので素手。 子供の頃は、虫が好きと言うのもあったのか・・・変な遊びもしました・・・ハチの巣集め・・・知恵も無く、巣にいるハチをただ追い払った後、ハチの巣を取るだけ・・・当然、ブチブチと、アシナガバチやトックリバチに種不明のハチに何度も刺されました・・・で、大人になってから知りました・・・アナフィキラシーショック。良く今まで無事だったと思います・・・ 今回は特別な道具など無いので、素手でネット内のハチを誘導して造りました・・・ナイロンのネットなのでもちろん針は外に出てきます・・・私も含めてハチの取り扱いには十分注意しましょう・・・ スズメバチ酒の効果は、 主なもの、 ・疲労回復 ・高血圧症 ・神経痛 ・美肌 ・心臓病全般 と、 ・前立腺肥大 ・不眠症 ・夜汗 ・喘息 ・若返り ・血糖値の是正 等・・・ 少々情報量が少ないので信憑性は・・・? 上の主なものの方は、重複して見つかったのでやや信憑性がありそうです。 当日、 右:ツルマンネングサは、サラダで、コチュジャン+七味。 左:アキノゲシは、ゴマ和えで頂きました。 翌日、糞だししたバッタと植物の一部を天ぷらにしました。 上の写真は、 バッタ:ショウリョウバッタのメス3匹・オス17匹、トノサマバッタ系のバッタ2匹と種不明のバッタの幼虫2匹。 植物:キンミズヒキ。 上の写真と同日です。 彩りを考えて虫と植物をそれぞれの皿に盛り付けました・・・ こちらの皿は、 虫:オオカマキリ、カヤキリ、ウマオイのメスかな?(ウマオイ系のバッタのメス)、コガネムシ類4匹。 植物:クズ。 今まで虫は、唐揚げばかりだったのですが、この前から天ぷらが新鮮で美味しく感じます。軽く塩を振ってサクサクと頂けます。美味しいです♪ 1週間と2日経ちました・・・ 日々、ネットから色々な情報を得ていて、ふと、思ってしまいました・・・ 骨酒に興味を持って調べていて・・・主にイワナを使うのですが、食べて残った骨をこんがりと焼いて熱燗のお酒に入れると、お酒に風味が出て美味しいとか・・・ マムシ酒造りが頭にあったので先入観から漬けて寝かせるものと思い込んでました・・・今一度、ネットで唯一得た情報を読み返すと、数日漬け込むなどとは何処にも書いてありません・・・今でも結論は出ていませんが、骨酒と同じ要領で、こんがりと焼いてからお酒に入れてその場で飲むのが本当のセミ酒かも知れません・・・と、言うことで、 お酒に色も付いているので成分は出ているかな?漬けたセミを取り出しました。 取り出したセミは串に刺して焼いて頂き・・・頂けませんでした・・・ 全然味が無い!塩を掛けてもこれは不味い・・・ 既に役目は終えているのでもったいない気持ちもありましたが破棄させて頂きました・・・ 色も付いてダシが出ていると思われるセミ酒。 期待と緊張と興味津々でドキドキ&ワクワク・・・ ゴクッ・・・オオ〜! ヤハリ、セミの味! って当然ですね・・・ でも、見事にセミの味が十二分にお酒に移っていて不思議な感じ。 このセミ風味、セミを食べたことが無い方が飲んだら・・・美味しいと思うか、臭いと思うか・・・微妙・・・ 世界に一つしかないこのセミ風味の泡盛。大切に少しずつ頂きたいと思います。 上は、コウゾの葉を使った玉子焼き。ごま油を使い甘辛で。 左は、ツユクサとコウゾの葉。ゴマ和えで。 右は、ツユクサ。辛し和えで。 ツユクサも数ヶ月前に食べたときよりも、繊維がシッカリした感じでした。 下拵えでやや長めに茹でました。どれも美味しく頂けました。 2本目となるマムシ酒を造りました。 12匹捕まえたマムシの中でも、黄色い色がハッキリしていて派手な印象の固体でした。