サバイバル節約術

夏の食材探し 〜海・山〜


8月中旬。今日も朝3:50分に起きて浜へ弓角(ルアー)を投げに行こうとしたのですが、浜に着いたら駐車場が満杯で物凄い人!夏休み&お盆休みだったからだと思います・・・あまりの人の多さに、速攻であきらめ、港でサビキをしました。昼前にエサを使い切ったので、午後は山へ!!




午前釣った魚。
車内に置いてある予備の竿に、手作りの仕掛けがなかったので、市販のサビキ仕掛けを使用。
サッパ(左上)10匹、コノシロ(左下)2匹、ネコマタ(ヒイラギ)(右上)2匹、アジ(右下)4匹。




前回、ムカデを見つけた場所に来ました。
トンボ発見。とりあえず撮影。
三脚もなく手で持ったカメラでも綺麗に撮れました。



親ムカデは撮影し忘れました。
前回の様に運良く散歩中のムカデに出会うことはまず無いので、朽木を割ってみたら子供を抱えたムカデを発見。約2cm程度の真っ白な子ムカデを20匹位抱えてました。子供を抱えるのに必死で捕まえても逃げない&動かない・・・子ムカデが車の中でワラワラと逃げ出すと困るので、生きていけるか分かりませんが、親ムカデから切り離そうとすると親ムカデも必死!取り除く端から足で捕まえて一まとめに抱え込んでしまいます・・・
学生時代、一列に並んでボールを前や後ろの人に渡してどのチームが一番早くボールを送れるかと言うゲームがあったかと思いますが、まさにその感じ。
極度のストレスからか・・・数匹の子ムカデを自ら食べてしまいましたが子孫を守る本能は凄かったです。
やっとのことで親ムカデだけの状態にしてネットに入れたら、ネットのあちこちを強力なアゴで咬みまくってました・・・
その後、別の朽木でもムカデを発見し、今日2匹の捕獲となりました。
この2匹もムカデ酒の材料とします。







続いて・・・山頂にある展望台広場へ行ってきました。
写真はそこで捕まえたオニヤンマ。手で持つと大きく感じましたが測ったら10cmでした。大きな虫も強力なアゴで噛み砕くので咬まれたら凄く痛そうです。
その他、アブラゼミ8匹、ニイニイゼミ3匹、バッタ数匹。




やや大きめだったネコマタ2匹とアジは刺身にしました。
左上がネコマタ、右下がアジ。
ネコマタのアッサリ&プリプリも美味しいのですが、やはりアジは、脂があり、旨みもあり、とても美味しいです。




今回、サッパに混じり、コノシロも釣れたので一緒にいつもの酢締めに。
コノシロは出世魚の逆バージョン。大きくなるほど価値が下がる・・・
今回釣ったコノシロは、丁度、コハダサイズ。コハダと言えば通好みの寿司ネタ・・・まさにその魚です。
意味は無いのですが、寿司ネタ同様、エラ後部にある斑紋を残して3枚卸しにしました。写真左上のもの。
冷蔵庫で保管し、お酒のツマミとして少しずつ取り分けて頂きます。
今回も残ったアラは冷凍庫へ入れて唐揚げ用に取っておきます。




これは、後日の写真です。
サッパ、アジ、ネコマタのアラと小アジを唐揚げにしました。
ネコマタは骨がシッカリしているので少し不安でしたがサクサク頂けました。




バッタ以外は冷凍保存、バッタは一晩糞だしさせてから冷蔵庫で仮死状態で保存しました。
上から、サワガニ、キマワリ、ゴマダラカミキリ・・・トノサマバッタ系のバッタと、オニヤンマです。
串焼きにして軽く塩を振って頂きました。

数年前からいろいろな昆虫を食べているので自分の中では既にごく普通の食べ物です。普通の方で例えるとエビと同じようなものかな?串に刺して丸焼きにして塩を振って食べたり・・・唐揚げにしてサクサクと・・・天ぷらや煮物にしても食べれる・・・外側が硬いのも似たようなものです。
エビとバッタ、どちらも足が多く、触角があり、外側は殻・・・子供の頃から自分を含めて周りでも食べていたら、みなさんも違和感なかったはずです・・・



今回、山の上の展望広場へ行ったところ、セミがとても多いことに気がつき・・・セミ捕りとなりました。それ程広くは無いのですが、セミは沢山!
1周グルッと周った後、捕まえ損ねて逃げたセミがまた別の木にとまっているので、同じ所をまたもう1周し、時間があったので、さらにもう1周・・・
結局、この展望広場内を3週して11匹も捕まえることが出来ました。
いままで4匹程度が限界だったのでこれは快挙です。



マムシ酒や、ムカデ酒を調べていて知ってしまったセミ酒。
ネット上を探しても殆ど情報は出てきませんでしたが、出典は、「酒肴奇譚」と言う本のようで・・・(もちろん、その本を作るにあたっては、どこかからその情報を得ているはずです。)
見つけた情報は、
「蝉を酒に浸漬した薬酒。病後の養生、平素の強壮に効能がある。
翅(はね)を取った蝉を数匹こんがりと焼き、これを酒に入れた「蝉酒」も体への吸収が速く、強壮酒として昔から珍重されてきました。」
と言うもの・・・
普段からセミを揚げたり焼いたりして食べているのでその美味しさを知っているので、これを機会に造ってみる事にしました・・・が、



本にある様に、羽を取って焼いた後、ビンに入れ、43度の泡盛を注いで・・・
ある程度想像はしてました・・・セミの体内は声を共鳴させるために空洞なのです・・・と言うことは・・・浮いてしまって沈まない・・・
串で刺して穴を空けてみたのですが、焼いたためか、腹も胸も頭にも空気が入っているようで・・・全然沈む気配無し・・・翌日もこの状態・・・
体内に空気が残っていると腐るのでは・・・これまた嫌な予感があります・・・
串で刺して散々振ったので今は酒の色が黄色っぽくなってます。
飲めるかな?成分が出るのが先か、腐るのが先か・・・ムカデ酒は1週間とあったので、このセミ酒も取り敢えず、1週間は様子見。その時の状態でどうするかまた考えます。










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