サバイバル節約術

初夏の食材探し 〜湖〜


7月下旬。海へルアーで大物狙いか山へマムシ狙いか・・・どちらも運任せなのですが、当たれば大きな賭け。マムシを一度も見た事が無い湖なのですがどうしたものか何故か行きたい・・・衝動を抑えられず・・・しかも普段は釣り以外では早朝から出掛けることはしないのに今回に限って何故か5時起きで出掛けました。
理屈では理解できない行動なのですが、結果、マムシを2匹採取する事が出来ました。
恐らく、朝7時頃〜朝8時30分頃までの間でした。この間に2匹を捕獲する事が出来ました。




こちらは、初めに捕獲した個体。黄色がハッキリしてとても派手な印象です。
現地で撮影。



1匹目を捕まえた場所。(マムシは写ってません)
もう少し先が湖の畔です。奥が山側の崖、後ろが湖側の崖となっていて、道は舗装されてます。写真では枯葉が沢山あって分かりにくいかもしれませんが、側溝となっていてこの場所にマムシがいました。
実は以前にヒバカリを捕まえたのもこの辺りでした。




万が一マムシを捕獲する事ができた事を考えて用意していたペットボトルに1匹目を移したのですが、予想外にも2匹目を捕まえてしまったのでやむなくネットに入れたところ。良く見えませんが、これも現地で撮影。
ネット内のものが2匹目です・・・




2匹目を捕まえた場所。(マムシは写ってません)
湖まで行ってから駐車場まで戻ってきてから発見。
ここは、その駐車場脇の側溝です。奥が草むら、手前が駐車場となってます。激闘があったため草が倒れてもとの状態とは感じがかわってしまってます・・・
通りかかった時にカサッと僅かな枯葉の音・・・持ち歩いている竹の棒で藪を掻き分けるとノソリノソリと逃げていくマムシのお尻辺りを見つけ、すかさず竹の棒で押さえつけたのですが、藪でどうなっているか分からず素手で草を掻き分け・・・痛い!!!ノバラがあったようで手にバラのトゲがあちこち刺さって僅かに血が・・・やっとの事で確実に棒で押さえつけているのが確認でき、周りの草を足で踏み倒し捕獲となりました。
が・・・傷だらけとなってしまった手が僅かに腫れ気味・・・やな予感・・・よくよく思い出すと押さえつけていたのはお尻辺りで、視界を確保した時には、マムシのお尻より上はトグロを巻き鎌首をもたげてました。
咬まれたか???30分程度しても悪化しなければ咬まれていないと判断して少し安静にしてましたが、それ以上体調に変化が無かったので一安心。
もし咬まれたのが確実な場合は症状が出る前に病院へ行きます。
症状が出てからでは意識が朦朧としたり視力が低下して車の運転が出来なくなる可能性があるからです。




マムシを捕獲出来たのが朝8:30頃までだったので、その後一日時間が余り、タニシ・カワニナを採取しました。やや少なめです。




近くの沢でサワガニも採取しました。こちらも少なめ。
沢でもマムシを見かけると言う話をHPで良く見かけるので、辺りを見回し、サワガニ捕り、少し進んで辺りを見回し・・・と、繰り返しましたがここでは、サワガニしか捕れませんでした。




サワガニの唐揚げとアキノゲシの天ぷら。



昆虫も採取しました。こちらも唐揚げ。
ツチイナゴ、コガネムシ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、種不明の小さなカミキリムシ、キマワリ、シロフアブ、アカウシアブ。

3日後・・・タニシ・カワニナの糞だしを行っていたのですが、以前と違い気温が高いせいか9割がた全滅し異臭が漂ってしまい・・・食べれませんでした。
僅かに生き残ったものは飼育しているスッポン水槽でコケ取りとして活躍してもらいます。


ヘビとの出会いについて
いろいろな場所でヘビと出会ったのですが、お互いに気づくのがほぼ同時の場合、ヘビは周りの景色の一部と化して硬直して動かないです。こちらも動かないと、数秒後にはスルスルと繁みへ逃げていきます。
移動中だったのか、ほぼ真っ直ぐに体を伸ばした無防備な状態でも、そのまま数秒間は硬直します。アオダイショウ、マムシ、シマヘビ・・・全てそうでした。
こちらが気づくのが遅いと、逃げた後か尻尾だけを目撃する事になります。
地面から伝わる足音の振動で前もって反応していたか、こちらが気づく前に、こちらを凝視して硬直した後だった可能性があります。
マムシ以外のヘビは、目が合った瞬間に飛び掛るほどに体が反応しないととても逃げ足が速く捕まえれません。また、逃げ場の多い場所に居る事が多いです。
ただ、マムシは移動がとても遅い・・・ウネウネとしても進まない・・・、攻撃的な固体は逃げる所かトグロを巻いて挑んでくるとか。
ヘビを捕まえようとして何度も逃げられましたがマムシ程捕まえやすいヘビはいません・・・ただとても危険です。


ここからは、マムシ3兄弟の話。
数日前に生まれて初めて捕獲に成功したマムシ、今回1日に2匹も捕獲する事が出来たマムシ・・・全部、色合いが異なる事を発見。
デジカメの性質上、色合いや明るさを自動で調節してしまうので、実物とは違った印象に写ってしまうものが多いのですが、沢山撮影した中で実物に一番近い写真を載せます。




この2枚の写真が今日最初に捕獲したマムシ。
これがどうやら最もポピュラーな固体だと思われます。
(この後、沢山マムシを捕獲しましたがここまで派手なマムシはこの1匹だけでした。地味な色合いの固体が多いです。)
黄色、黒、茶がハッキリしてます。派手派手の警戒色。




こちらは、一番最初に捕獲した個体。
黄色みが無く、白(グレー)黒のモノトーンに近い色合いです。
ネットで検索しまくって分かりましたが、黒マムシ、赤マムシと呼ばれるものは地域などによりかなりバラつきがありますが、これが黒マムシと言われる固体の様です。





そしてこちらが今日捕まえた2匹目の固体。
黒が無く、全体的に茶色で大人しい色合いです。
これが良く言われる赤マムシの様です。
他のマムシより高価で取引される様で・・・実際には色が違うだけで成分等は同じらしい。私には成分まで調べるすべが無いので“らしい”止まりですが。


下は腹側の写真。



これは、普通のマムシか黒マムシかどちらか。
どちらも同じ印象でした。



そしてこちらが赤マムシ。
やはり黒がないので腹も赤(茶)色です。




顔のアップ。これは赤マムシ。
少しピンボケな上に入れ物のペットボトルに周りの景色が写りこんでます。
これでも数枚撮った中で一番綺麗な1枚。眼光が鋭い。




3兄弟。並んで同時撮影。
左が黒マムシ、中央がノーマルなマムシ、右が赤マムシです。
分かりやすい様に明るい色合いの布団の上にて撮影。
布団は明るい薄い水色です。多少、デジカメに補正されてるかな?
どの固体も42〜45cm程度の若い大人。2年物かな?
調べると希に1mを超える固体もいるとか・・・当然射程も1m程度・・・太さは腕位になるのかな・・・怖いけど見てみたい・・・

右の2つはまだ通気孔を空ける前ですが、この後、ちゃんと穴を空けて快適な環境にしました・・・そう言えば、今日捕まえた赤マムシ、妙に体が太く、しかもボコッボコッとなってます。
マムシは卵胎生で、卵を直接産まずに、体内で卵を孵して子供を産みます・・・夜間や出掛けてるときに子を産んで6〜7mm程度の通気孔から数匹の赤ちゃんマムシが家の中に逃げ出したら・・・気になる・・・卵ではなく大き目の食べた物なら良いのですが・・・どうなることやら・・・




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