7月下旬。朝3:30に起きて浜でルアー(弓角)をしたのですが1匹も釣れませんでした。川からの濁りが入っていたのが大きな原因か?また、一時期に比べ水温が下がってました。時合が過ぎたら堤防へ行き、いつものサビキをしました。 おおよそ・・・サッパ20匹、ネコマタ(ヒイラギ)10匹にセイゴ(スズキ)1匹です。 群れが薄く、ポツリポツリとしか釣れませんでした。 12〜13cm程度の小さなセイゴは刺身にしました。 小さいとは言え、味はアッサリとしながらも僅かな甘みがあり、歯ごたえも良く、とても美味しかったです。 こちらは今回初挑戦の料理法。 釣り人でもなかなか持ち帰りたがらないサッパですが、イワシ同様にとても栄養価が高く、料理法によってはとても美味しい魚です。 嫌われがちな原因は、小骨が多く食べにくい、釣れる時は嫌になるほど釣れる、薄っぺらな魚なので身が少ない・・・等です。 私の好きな料理法の順に、1.酢締め(大型のサッパ)、2.唐揚げ(小型のサッパ)、3.焼き酢漬け(小型のもの)、だったのですが、今回の背ごしは、2番目に入れても良いくらい美味しかったです。 ここに挙げた料理法全て小骨ごと食べれる方法ばかりです。 背ごしと言えば、定番はアユなのですが、小骨が多い代わりに、骨自体はあまり硬くないサッパでも十分食べれます。 料理法は、頭、ウロコ、内臓を取った状態で、厚さ約1mmの筒切りにして氷水で締めるだけ。酢味噌で頂きます。 大型のサッパ(と言っても13cm程度)が釣れたら絶対に食べたい酢締め。 旨味がはんぱ無く、お酒にも合い最高です。 前回書いたかな???塩を掛けて5分程放置した後、酢で塩を洗い流してから酢に漬けて2〜3時間、身が白っぽくなり引き締まった感じになれば食べれます。好みにより、翌日まで漬け込んだり、食べるときに皮を取って食べたりします。漬け込むときに昆布を一緒に漬けても良いです。 酢が良く行き渡る様にキャンプファイヤーの組み方の要領で縦に並べたら今度は横に並べて・・・と繰り返します。一番上は落し蓋の要領でサランラップを直に浸けて空気を抜けば完璧。 小型のサッパの美味しい食べ方、焼き酢漬け。 内臓もウロコもそのままでも良いのですが、ポツリポツリとしか釣れなかったため、現地で内臓は全てコマセとして取り除きました。 サッパ丸ごとをコンガリと芯までジックリ焼きます。 酢、醤油に、好みで酒や砂糖を加えた漬け汁に、焼けたサッパをジュッと入れます。漬け汁が行き渡るように、ラップの落し蓋をして冷蔵庫へ。 3日目以降から丸ごとそのまま食べれます。 遠火でジックリ焼いていなかったり、大型のものになるとどうしても口に骨が残ってしまうので注意。失敗したら身だけ取って食べて下さい。 翌日は唐揚げに。 ヒイラギ全部と、刺身や背ごし、酢締めで残った頭や骨も無駄なく頂きました。 ビールに合ってとても美味しかったです。 こちらは、釣りを終えて帰るまでの僅かな時間、公園で採取したニイニイゼミ5匹です。串焼きにして塩を振って頂きました。 串に刺しても合唱は続きますが、焼けば静まります・・・当然か・・・コクがあって美味しい。 公園に行くと色々な木があるのですが、何故かサクラの木に一番セミが集まり易いようです。そのサクラの木に付いていたヤマナメクジを5匹採取しました。今回初挑戦。 こんなものまで食べるのか・・・と言う感じですが、意外とナメクジ、カタツムリは食べられているようです。カタツムリは当然ですが、ナメクジも貝の仲間です。 とても大きくなる種類のナメクジなのですが、今回見つけたのは伸びた状態で7cm程度のまだ小さな固体ばかりでした。 調べた所、手の込んだ料理法もあったのですが、シンプルな料理法が好きなので自己流で考えた末、茹でて下拵えした後、串焼きにして醤油で頂く方法としました。 クセのある貝類・・・タニシの食べ方としてポピュラーな味噌煮も良かったのですが、いかんせん、たったの5匹では煮込むのも面倒だったので今回はキャンセル。 採取してから3日間程絶食(出した糞をエサとしてまた食べてしまわないように取り除く)させてから、洗って茹でて、やや引き締まった状態になったら串に刺して、表面が乾燥する程度に炙りました。 表面を乾燥させたため、やや臭いも和らいだのですが、生のシイタケのような臭いがしました。まだ糞が多少残っていたのか・・・噛むと独特の風味が広がります・・・食べられなくはないのですが美味しくはないです。 もっとしっかり糞だしをしたり、小さくなるかも知れませんがもっと焼けば良かったかも知れません。機会があれば次は味噌煮に挑戦!・・・するかな??? 三日後、焼き酢漬けを頂きました。丸ごと全部食べれます。 冷蔵庫に入れて日持ちするので、毎日つまみの一品として少しずつ頂きました。やっぱりこの旨み、美味しいです。