7月中旬。美味しいと噂のマムシを探しに山へ・・・結局見つかりませんでしたが、その他の食材を確保できました。 マムシの個体数は減少しているようで、一度は捕獲して食してみたいのですがなかなか難しいかも知れません・・・ 沢を見つけたので早速、サワガニを捕獲。 ここでもマムシを探したのですが見つかりませんでした。 この焼酎:鏡月4Lのボトルはいつも大活躍です。 さわがにを入れたり、アサリを海水ごと持ち帰ったり、魚捕りで捕まえた魚を入れておくのにも良く使います。口が大きく、フタをすれば車の中に転がせて置けます。そして、取っ手があり持ち易い。 どんな容器の場合でも沢山サワガニを捕まえたときは、シダなどの葉を濡らして一緒に入れておけばそれぞれが自分の居場所を確保でき、喧嘩したり共食いしたりする確率を低くすることが出来ます・・・それでも、ソフトシェル(脱皮したばかりの柔らかい固体)は、ほぼ間違いなく家に着くまでに食べられてしまいますので採集は避けます。 マムシをメインに探しながら目を皿のようにしてあちこちの崖や藪をつついて回りました・・・ヤブヘビとはならず・・・ カナブンの写真を一枚。子供の頃から虫が大好きでかなりの種類の虫を見てきましたがこれは初めてかな? 山間部では初めて見る虫が多いです。 今回採取したサワガニ、75匹。 いつものように、お酒で気持ちよくなってもらってから料理に入ります。 前回採取して作った料理がまだ残っているので、当日はとりあえず10匹だけ、強火で炒めて塩で頂きました。 サワガニの殻はそれほど固くないので油と一緒に強火で炒めただけでも十分食べれます。野菜があれば一緒に入れてもOK。 たったこれだけではお腹の足しにもならないのですが、家に着いた時には既に死んでしまっていたので早速調理しました。簡単に火で炙っただけ。塩で。 調べた所によるとアブには、免疫増強、抗老化作用があるようです。 もちろんたった1匹だけでは効果は望めませんが、虫それぞれに薬効がありますが、いかんせん、マイナー過ぎて情報量が少なすぎ・・・ 今回、当日は食べないので、残りのサワガニは全て甘露煮にしました。 写真の様に黄色っぽくなり、多少コゲる程度まで火が通ったら、砂糖を多くして煮詰めていきます。 煮詰めて煮汁を減らします。だんだん焦げやすくなるので煮汁が少なくなるほど弱火にしてじっくり煮詰めます。 今回採取した昆虫:カミキリムシ。 上は、オオヨツスジハナカミキリ。 下は、ハナカミキリの仲間だと思うのですが昆虫図鑑にはありませんでした。 今回採取した昆虫:バッタ。 一番上は、いつものツチイナゴ。 下3匹は、ツマグロイナゴ。 今回採取した昆虫:コガネムシ。 スジコガネの仲間だと思いますが、左3匹は腹側が薄茶色なのに対し、右の2匹は、羽の筋が強く出ていて腹側が黒っぽい色です。 図鑑に載ってないので不明。 400種程度しか載っていない昆虫図鑑(ハンドブック)ではどうも役に立ちません・・・ 採取した植物、セイタカアワダチソウとアキノゲシは天ぷら。昆虫類は唐揚げにしました。 今回食べた昆虫は、どれも虫独特の虫臭さが殆ど感じられず・・・採取した場所や昆虫の種類とは考えにくいので、揚げる油の温度等により臭味を和らげる事ができるのかも知れません。 サワガニの食べ方としてもっともポピュラーなのが、唐揚げや素揚げですが、炒め物や甘露煮にしても美味しいです。 甘露煮は砂糖を多く使うので保存性が高くなりますが、一度に多量に食べると糖分の摂り過ぎにもなりかねないので注意。 いつ逃げ出したのか・・・採取したのも忘れていたのですが、家の中に居るのを見つけました。 これはツチイナゴの幼虫かな? たった一匹なので軽く炙って醤油で頂きました。