サバイバル節約術

梅雨の食材探し 〜磯・川原〜


6月中旬。久しぶりの休みで磯の貝採りをメインに、川原のタケノコやヤブカンゾウの状態を確認に行きました。






以前、外海に面した荒磯の方が収穫が良かったので今回も荒磯の巨大テトラの中をロッククライミングか自然のジャングルジムか筋肉番付にありそうな・・・感覚で、滑りやすいテトラを全身の筋肉を使ってもぐり込み這い回り・・・ビショ濡れになってしまいましたが楽しかったです。
前回よりも数キロ西でした。8割イボニシガイ、2割笠貝の仲間でした。その他、イワガニが味噌汁で食べれるようなので3匹だけ採取しました。




コウゾの実が色づいていたので、その場でつまみ食い。
やや癖のある味で、やはり有名なクワの実の方が美味しかったです。
クワの実もその場でつまみ食いしました。


写真を撮り忘れました。
今日の採取一覧。
磯:
イボニシガイ多数、カサガイの仲間多数、イワガニ3匹。
川原:
ハチク・・・8本程度採取したのですが全て実家へお裾分け。今年はこれで最後だと思います。
ツチイナゴ4匹。アオダイショウ(ヘビ)1匹。








今回大量に採取した磯の貝は、一部をアミ焼き+醤油で美味しく頂きました。
歯ごたえ良く、文句無しに美味しい。
今回採取できた一番大きなカサガイは、6cm程ありました。




試しに採取した味噌汁用のイワガニ。外来種のようです。
元気過ぎてブレまくり、数十枚撮った中で一番綺麗な写真です。




合っているかどうかわかりませんが、魚を煮る時の様に、臭味を出さないように沸騰させたお湯に洗ったイワガニを入れました。火が通ったら弱火にして味噌を溶き入れて完成。



普通に美味しかったのですが、初めて作った味噌汁で味噌の量等は感(適当)です。味噌汁作りに慣れていればもっと美味しかったと思います。




今日食べなかった残りの貝は、全て軽く茹でて身を取り出して(今回内臓は使いませんでした)、煮込みました。これで、数日間お酒のつまみとして重宝しそうです。



味付けは好みで。濃い味付けで煮込んだ方が保存性が高まります。



食べる時に少しずつ取り分けて頂きます。
歯応え、味、共に良く、お酒のつまみだけでなく、ごはんにもあいそうです。




下に書いていくつもりですが、今回ヘビを採取する事ができ、それで大満足していた事や、やや疲れて体力が落ちていたせいもあり、草むらのあちこちで虫の鳴き声(ツチイナゴか?)がしていたのですが、採取できたのはこの4匹だけでした。醤油を付けて串焼きに。香ばしく美味しかったです。







今日の最大の収穫。アオダイショウ(約160cm)です。
川原の竹やぶでみつけました。想像以上に素早く竹やぶの中を逃げたのでこちらは走って追いかけました。最後は魚捕り用のアミを被せて獲りました。
現場や家で何度も握って入れ物を代えたりしましたが、噛み付く事も無くとても大人しいヘビです。

子供の頃は、シマヘビやヤマカガシを捕まえては良く遊んでいましたが、大人になってからヘビを捕まえるのは初めてで、食材としても初めてです。
※ヤマカガシは無毒と思われていましたが現在では毒蛇と判明してます。

下拵えは、頭を切り落として首の周りの皮から尻尾の方へ向かって思いっきり引っ張れば内臓も一緒に取れて簡単です・・・と言うのが、いろいろ調べて知っていたのですが、やはり実際やってみるとそう簡単には行きませんでした。
全身油(脂肪)でヌルヌル、頭を落としてもクネクネ動き続けるため悪戦苦闘・・・毒蛇ではないので頭を残して皮を剥くか、ペンチ等のしっかり皮を掴める道具で引っ張ればもっと簡単だったと思いました。
また、大型だったせいもあるのか、大きな魚もサクサク切れる鋼の包丁でもヘビの背骨を切断するのに一苦労・・・結局、両手で背骨をヘシ折ってから包丁で切り離す方法となりました。調理バサミでも切れるかどうか・・・。








TopPage 最初のページへ    
Copyright (C) 2011 YOSHIKOTO.HATTORI , All rights reserved.