サバイバル節約術

春の食材探し 〜湖・川原〜


5月下旬。近づいていた台風は消滅したのですが、外海はうねりを伴う6mの波で磯へ行くのは断念しました。代わりに湖へ行きました。




ヤマモモの実を見つけたのですが熟すまでまだ時間が掛かりそうです。
取り敢えず写真だけ。




連日の雨で湖への流れ込みも勢いが良かったです。
今年初めてやっとサワガニを見つけることが出来たので採取しました。
ちなみに、冬の間は地中深くに穴を掘って冬眠状態になってます。








3番目の写真が一番分かりやすいですね。
上の2枚の写真も敢えて載せました。
岩陰に見える僅かなオレンジ色。反射する水面の下に一瞬見えたオレンジ色・・・この一瞬を見逃してはいけません。
岩を裏返した瞬間・・・流れに乗って下流へ逃げる者、泥の煙幕の中で砂地に潜る者等、いろいろ居ます。
また、陸地には子供が多く、やや流れの穏やかな居心地の良さそうな場所には大型のサワガニが陣取っている場合が多いです。




今回で2度目の採取です。
気のせいか・・・子供のころ、田んぼで見たタニシよりも若干長い様な気がします。タニシにも種類があるので違う種類かも知れません。
急激な増水で手が届く範囲にはあまり居ず、あまり取れませんでした。








ヘビ発見!!・・・と言うより、あまりにも小さく、雨上がりの路上で跳ねる様にクネクネしていたのでミミズかと思ってしまいました。
伸ばしても恐らく20cm程度と思われます。太さは約6mm程。
首の部分に白い帯、お腹の脇に点が続く・・・間違いなくヒバカリと言うヘビの幼蛇だと思います。
ペットのヘビとして、小型で大人しく、人にもなつくので人気があるようです。

後日(6月中旬)・・・
顔がカワイイ、手触りが気持ち良い・・・で、食べる所では無く、ペットになってしまい、約2週間飼ってしまいました。餌はお皿に水を少し入れて、フナやドジョウの赤ちゃんを入れてあげました。乾燥ミミズやペレット状のエサ(テトラモンスター)が家にあったので置いてみたり、ピンセットで動かしてみたりしたのですが食べませんでした。このまま生餌を確保して飼育し続ける事ができないので逃がしてあげました・・・。




2つ上の写真を撮る前に既に洗ってあるのですが、殻にコケがビッシリ付いて緑色になっているものが多いので、ある程度手で洗いました。これは、絶食させるつもりが、互いの殻に付いたコケを食べあうのを避けるためです・・・もちろん、通常ここまでする必要は無いと思います。
家に着いたときには大量の糞が出ていて、綺麗に洗い流したのですが、また糞が沢山出てます・・・何度か綺麗な水を入れ替え、数日間、糞を出させてから調理します。




サワガニは流水で綺麗に洗った後、料理酒に浸けて大人しくなってもらいます。



こんな感じで水がかなり色付きます。糞や胃の内容物が出てるのかな???
だいぶ大人しくなった頃合に、サッと洗い、唐揚げ粉を付けて2度揚げします。




お酒を使わなかった頃は、揚げる時に手や足がボロボロ取れていたのですが、(元気だった頃に互いに喧嘩して数本取れましたが)お酒を使うようになってから激減しました。今回は1本も手足が取れませんでした。

エビやカニは手足が取れてもまた再生します。
強い痛みなどの刺激が加わると関節からポロッと簡単に取れてしまいます。
これを自切と言うのですが、お酒を使うと何故か大丈夫。
ちなみに、関節で自切する前に途中で切られたりすると上手く再生できなかったり・・・飼育されているザリガニで、目を自切した場合、まれに目ではなく目のあった部分が触角として再生される事があるようで・・・面白いですが少し気持ち悪いですね。




タニシは、今回味噌煮にしました。
一般的に最も食べられている料理方法の様です。
色々な味噌煮の方法がある様ですが、一番シンプルな方法にしました。
下拵えで茹でて殻を取った後、水から煮込んで(茹でて)行き、途中で味噌を入れてさらに煮込むだけです。
文句無しに美味しいです。このタニシ、どこかで食べた味・・・と思ったら、シジミの味です。シジミを味噌煮にしたら恐らく同じになると思われる。






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