5月下旬。 ちょうど1週間前、まだまだハチクは10cm程度しか育っていなかったので今日辺りどうかと・・・ハチク狙いで川原を散策。 タケノコは収穫してから時間とともにアクが出てくるので本命のハチクは帰る前に採取しました。 今まで何度も通った事があるのですが、この実を見つけて知りました。 ピンボケですが、線香花火のような、クワの実を丸くしたような実。 コウゾと言う木でした。実も熟せば食べれます。 去年見つけたクワ。去年は見つけるのが遅く、僅かに残った実を少し食べただけでしたが、今年は沢山収穫できました。 初め赤い色で、熟すと黒くなります。 辺り一面、ハチクだらけの写真は撮り忘れました。 いつものことですが、夢中になると忘れてしまいます・・・ 今日の収穫(植物)。 ハチクは、2/3程実家へ御裾分けしたのでこれで全てです。 上段左から、ハルジオン、クズ。 下段左から、クワの実、コウゾ。 ミミズは、現在も世界各地で食用とされています。 現にアメリカでもミミズを使った料理コンテストが行われてます。 畑であればもっと沢山採取できるのですが、痩せた川原では、ミミズもあまりいません。今回採取できたのは、4匹だけ。 これは初挑戦です。 生きたまま持ち帰るため、温度・湿度に十分注意しながらも、脱走の名人なので密封します。 下拵え:お酒で大人しくさせてから縦に開いて泥を取り除きます。口から大量の泥を食べて栄養分を吸収して残った泥はお尻から大量に排泄するので、体内には泥が大量に詰まってます。泥を出したらお酒で洗います。 こちらはムギワラトンボ2匹。 ムギワラトンボとシオカラトンボは別々の種ではなくて、シオカラトンボと呼ばれているものはオスで、ムギワラトンボと呼ばれているのはメスです。 その他、ツチイナゴの成虫、幼虫、キリギリス系の幼虫、カナヘビ(トカゲ)1匹。 カナヘビも初挑戦。 いろいろ調べたのですが、カナヘビ(トカゲの仲間)は、食用になると言う情報も毒があると言う情報も見つかりませんでした。ただ、外国のサバイバルブックに、ほとんどのヘビやトカゲは食用になると言う記載だけは見つけてました。 今回捕まえれたので食べてみます。 下拵え:レンジでチンして内臓を取り除きます。 今回はいろいろな種類の食材が少しずつで、どの食材にも使える美味しい食べ方・・・唐揚げにしました。 唐揚げ粉を付けて全て2度揚げにしました。 カナヘビの骨が食べれるか少し不安だったのですが、全く気にならずサクサクと美味しく食べれました。 ミミズは、下拵えで泥を取り除くとペラペラになり、揚げると小さくなり、とても少なくなってしまいましたが美味しくサクサクと食べれました。 初日に焼きハチクをしました。醤油とマヨネーズで。 食事の後半になったので、採取してから時間が経ってしまったのと、少し育っていたものを使ったためか少しエグミがありました。 この後、残ったハチクの半分は、今年から始めた塩漬けにしてみました。 もう半分は水に浸けて冷蔵庫へ入れました。毎日水を入れ替えれば数日は大丈夫です。 翌日は、チンジャオロウスーにしました。 100均で、豚肉とチンジャオロウスーの素を買いました。(210円) タケノコと豚肉だけでは色合いが足りないので丁度今回採取したクズをピーマンの変わりに使いました。 ピーマンに比べてクズでは毛やゴワゴワ感があって多少減点にはなりますが、とても美味しかったです。 一部は、下拵えで茹でてありますが網焼きにしてマヨネーズで頂きました。 まだ残っていたクワの実は、全部ジャムにしてみました。 ネットで調べると色々な方法があったのですが、最も簡単な方法を選択。 サッと水で洗って鍋に入れ、砂糖を少し加えて弱火で煮込むだけ。 これだけで十分美味しいです。 本来の味を味わうために砂糖は無くても良いかも知れません。また、ヘタは気になるようであれば取り除きます。 そろそろ、水に浸けて冷蔵庫で保存していたタケノコが気になるので、悪くなる前に天ぷらにしました。その他、今回採取したコウゾとハルジオンの一部も天ぷらにしました。 タケノコの天ぷらはいつもやや失敗に終わるのですが、高温でパリッとなって美味しく頂けました。 残ったコウゾとハルジオンはゴマ味噌で頂きました。 コウゾは前日、天ぷらにもしましたが、クワ科というのもあり、私にはクワそのものでした。見た目も手触りも味もクワそのもの。 クワとコウゾを一緒に料理して食べ比べればもしかしたら分かるかも? 大分後の話です・・・今は7月上旬。 4月中旬に採取したイタドリ、4月下旬に採取したワラビ・ゼンマイ、5月下旬に採取したハチクの塩蔵品を戻してみました。 連日30度を超える室内にあったのですがまだ食べれました。 塩加減順に、イタドリ<ワラビ・ゼンマイ<ハチクとなり、ハチクは2時間程度の塩抜きでは塩辛すぎ・・・一昼夜の塩抜きが必要でした。