サバイバル節約術

春の食材探し 〜海・川原〜


5月上旬。予報通り昨日よりも風は穏やかだったのですが、とても冷たい風で釣りは午前中だけで断念しました。お昼御飯を食べて午後からは気分転換に川原へ行きました。
釣りはサビキを行い、エサとしてコマセ250円を使いました・・・今まで200円だったのに50円値上げしてました。




一面のツルマンネングサ。大分育っていて1つの芽で2〜3cm程収穫できます。早春に比べて簡単に大量確保できました。




やっとちらほら目立ち始めたヤブガラシです。
褐色で頭をたれています。
ヤブを枯らしてしまう程の繁殖力の強い雑草で、今年も無事に育っているので私の食欲にも勝ってくれているようです。



ヤブガラシの葉。
同じ環境でノブドウが似ているので初めのうちは葉の形でも確認しましょう。




少々写真が暗めですが・・・やっと、カラスノエンドウを採取しました。
やっとと言うのも、もうマメが付いていて直ぐに今年は終わりになる頃だからです。量を確保しないと茹でるととても少なくなってしまうので沢山採取しなければなりません。
マメ科なので美味しいです。アブラムシに注意!



こちらもカラスノエンドウ。ややアップ。




マツヨイグサも見つけたのですが、この辺一帯では余りにも株が少なかったので今回は採取しませんでした。




ハルジオン。葉も茎も若草色で見た目通り柔らかいです。全体にうっすらと毛が生えています。




こちらは有名なセイタカアワダチソウで、茎が褐色になり葉はやや硬めです。
やや香りが強いですが天ぷらで美味しく頂けます。
花粉症で有名なブタクサは別の植物です。




意外な所でクワを発見。今まで散々歩いた事があるのですが・・・木の識別はまだまだ未熟です・・・赤いクワの実を見つけて気が付きました。
実は熟すと黒くなり、甘く生食できます。



びっしり実ったクワの実。今回は葉を利用することにしました。
天ぷら、和え物やお茶としても利用できるようです。




今日の収穫一覧。
左上、ヒイラギ20匹少々。
上段左から、ヨモギ、カワラヨモギ、ツルマンネングサ。
中段左から、カラスノエンドウ、ハルジオン、セイタカアワダチソウ。
下段左から、クワ、ヤブガラシ。
右下、ツチイナゴ1匹。




今日釣ったヒイラギは、さっと水で洗った後、そのまま全てフライパンで焼いて三杯酢で頂きました。唐揚げも美味しいのですがやや大きいものは骨が残るし揚げるのが面倒・・・焼いて三杯酢のこの食べ方がお手軽で美味しく気に入ってます。
右上はツルマンネングサ。サラダなのでさっと洗っただけ。マヨ+コチュジャン和え。
手前右が初挑戦のクワの葉。左がカラスノエンドウ。これも最近のお気に入りのゴマ味噌和えと焼きヒイラギで使った三杯酢の2つの味で頂きました。
カラスノエンドウはマメ科で癖もなく柔らかく美味しいです。
初挑戦のクワの葉は、苦かったりゴワゴワしたりと想像していたのですが、下拵えで茹でると柔らかくなり癖もなく普通に美味しかったです。


今日採取したヤブガラシはややアクが強いので、今日下拵えして水に晒し、明日頂くことにしました。
下拵えでは湯が灰汁色(あくいろ)になるまで茹でます。






野草山菜が沢山あったので少しずつ天ぷらにしました。
写真上、ユキノシタ、ヨモギ、カワラヨモギ、サルトリイバラ。
写真下、ハナイカダ、クワ、ハルジオン、セイタカアワダチソウ、ツチイナゴ。

天ぷらにするとどれも美味しいです。
それぞれ色々な味や香りを楽しみながら頂きました。






上の写真
左上は、カラスノエンドウのベーコン炒め。
右上は、ハルジオン、セイタカアワダチソウ、ハナイカダ。ゴマ味噌で。
下の写真
左上は、ヤブガラシのゴマ和え。
右上は、ツルマンネングサ。卵黄+コチュジャンで。

ヤブガラシは前日食べる予定だったのですが、天ぷらの量が多かったためそのまま放置、2日間も水で晒しアク抜きをしました。以前は短い時は10分程度しか水に晒さずに食べてましたが、アクがやや強い食材なのでまる1日水に晒してから食べた方が良いと思います。





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