3月下旬。1月に入山できなかった山へ久し振りに行って見ました。 とても手の届かない程成長したタラノキが沢山あるのですが、まだまだ芽吹き始めたばかりでした。 タラノメ。今年はやや遅めか? もっと家から近いタラノキ達はノコギリ等で強引にブッタ切られ瀕死の状態となっていました。持ち帰って庭に接木をするのならばまだいいのですが1つの芽を取るために1本の木を殺す様な採り方ではあまりにも可愛そうです・・・。 来年、再来年で少しでも復活してくれれば良いのですが残念です。 沢の近くである程度湿度のある所にまとまってフキノトウを見つけました。 明るい緑色をしているのでとても目立ちます。 ちょっと育ち過ぎですが食べれます。 まだ小さなフキノトウ。 咲き始めの頃のフキノトウ。 こちらはヨモギ。 葉の切れ込みが鋭い形のヨモギよりも全体に丸みを帯びた形のヨモギの方が柔らかく美味しいです。そのようなヨモギは、茎が紫色とならず緑色で細かな白い毛に覆われていたりします。 写真のものは、中間くらいのもの。 フキノトウを見つけた時点で今日は天ぷらにしようと思いヨモギも摘みました。 こちらはキンミズヒキ。 全体の形はダイコンの葉の様で、一枚一枚の葉はイチゴの様な感じ。 この写真は2種類の植物が入り混じってますが、やや大きい葉のものがカキドオシ →訂正:ヒメオドリコソウです。もう1種類は不明です。 カキドオシ → 訂正:ヒメオドリコソウの花。 特徴は、茎が丸くなく四角、(説明が難しいので・・・)写真の様な形の花。 やや湿り気のある所に育ってます。 ※訂正 上記はカキドオシではなくヒメオドリコソウでした。どちらも同じシソ科で似ていますが、カキドオシにはハーブの様な香り、ヒメオドリコソウはやや泥臭い感じです。毒は無いので食べても害はないようです。 こちらがユキノシタ。 1月は入山できず採取を断念しました。年中採取できます。 虎の耳の形に似ているので虎耳草(コジソウ)とも言われます。 こちらも湿り気のある所で生育しています。 写真左が、フキノトウの天ぷら。 中のツボミを取った方が苦味が少なくなる様ですが、もったいない&苦味には抵抗力ついているのでそのままとしました。 それほど苦味も無く美味しかったです。 写真右上は、タンポポの葉のサラダ。マヨネーズで。口直しとして。 写真左がユキノシタ、右がヨモギでどちらも天ぷらです。 ユキノシタは、地面に近い所にあり、しかも全体毛に覆われているのでゴミが付いている事が多いので丁寧に良く洗って下さい。 ユキノシタは、葉の裏にのみ衣を付けてサッと揚げます。 ヨモギはやはり天ぷらが美味しいです。 翌日。 左上はスイバのゴマ和え。 右上はハマエンドウの炒め物。 100均でペーコンを買いました・・・ちょっと贅沢。 左下はキンミズヒキのゴマ和え。 右下はフキノトウの煮物。 まだ煮始めたばかりなのであっさり目。 そのまた翌日。 左上の皿。上がカキドオシ →訂正:ヒメオドリコソウ。下がヨモギ。辛子醤油和え。 右上の皿。上がユキノシタ。下がヨモギ。ゴマ和え。 下の皿はユキノシタの煮物。前日よりもさらに煮込んであります。