3月下旬。だいぶ暖かくなってきたので潮干狩りを決行。 毎年3月頃から潮干狩りをしている人を横目でみていたので私もやって見ることにしました。 冬の間、一番潮が引く時間帯は夜だったのですが今は丁度昼の12時が一番潮が引きます。 12時まで時間があるので浜辺を散策。今日は雨で風も強くそこそこで切り上げました。 ハマボウフウを発見。葉はやや肉厚で硬め、葉柄は紫色です。 個体数が減っているので大切にしましょう。また、地域によっては採取禁止となっている所もあるようですので注意。 こちらはハマヒルガオ。 こちらもやや肉厚の葉ですが硬い感じではなくゴムの様な感じです。 茎を折ると乳液状の汁がでるので手に付かないように直ぐに袋へ。 手に付くとベトベトでなかなか取れません・・・経験済み。 上記どちらも砂が付いているので料理前には良く洗って下さい。 潮干狩りの写真はありません・・・ だいぶ暖かくなったとは言え、海水は物凄く冷たい! しかも曇りで風も強い・・・膝上まで海水に浸かり肩まで海水に浸けて直ぐに極限状態に・・・全身でガクガク震えながらの潮干狩りとなりました。 だんだん人が集まってきましたが、周りの人はゴム製の長靴とズボンまで一体となったものを着てました。 極限状態のまま1時間頑張って山盛り2食分を確保しました。 もっと採取したかったのですが風邪を引いては本末転倒なので早々に撤退。実況中継はこの辺で・・・ 今回採取したのは、9割以上アサリ、バカ貝(アオヤギ)1匹とシオフキ3匹でした。 採った貝は、海水を入れた容器に入れていき、帰るときにはかなり砂を吐いているので、中の海水を入れ替えて持ち帰ります。 こうする事で家に着いた時には砂抜きが完了しています。 現地以外の海水や、真水+食塩で作ったものではなかなか砂出ししません。 左の皿は、アサリの酒蒸し。定番ですね。 上の皿左側がハマヒルガオ。マヨネーズで。 上の皿右側がハマボウフウ。辛子醤油で。 下の皿はハマエンドウです。マヨネーズで。 アサリは、砂抜きが終わっているので、ゴリゴリ水で洗った後、フライパンに並べ、水を少し入れて火にかけます。途中でお酒を入れて全ての貝が開いたら、仕上げに醤油を少し入れて完成です。貝自体に塩分を含んでいるので塩もしくは塩コショウは使いません。 今回は約半分をお裾分けしたのでこれで終了です。 特に大型のアサリは、網焼き&途中で醤油を入れて残酷焼きとしました。 ハマヒルガオは、適度に歯ごたえがありマヨネーズに合い、とても美味しいです。 ハマボウフウは、他の食材にたとえるとショウガの様な感じです。 ムシャムシャ沢山食べるようなものではないので口直し程度あれば十分です。、 ハマエンドウは以前紹介しましたが、マメ科で美味しかったです。 ただ、残念ながらもうアブラムシが付いてました。 水で洗ってもなかなか取れず、下拵えで茹でると死んで鍋の中に沢山漂います・・・虫嫌いな方は要注意です。 こちらは、後日の写真。 天ぷらにしてみたのですが失敗。衣はサクサクになったのですが肝心のハマエンドウは揚がり過ぎて油まみれとなってしまいました。 山野草の定番料理と言えば天ぷらですが難しい・・・です。 あさりは、とても栄養豊富で生命力の強い生き物です。以下は引用。 ----------------------------------------------------- アサリは豊富に含まれている鉄分・ ビタミンB12で貧血を防ぎ、良質のタンパク質、アミノスルホン酸のタウリンが血液中の悪玉コレステロールを排出し、血をサラサラにしてくれるので、動脈硬化の予防にも役立ちます。 ビタミン・ミネラルが豊富に含まれていますが、特に造血作用のある鉄分・ビタミンB12が多く、貧血の予防に最適です。また、タウリンというアミノ酸が胆汁の排泄を促し、肝機能を高めたりコレステロールを減少させたり、高血圧が原因となる心臓や血管の傷害を防いだりと成人病予防となる効能を多くもっています。 タウリンには、血圧を正常に保つ働きの他、心臓強化や貧血の予防、 また肝臓機能の促進、糖尿病などの防止に多くの効用が認められています。 ----------------------------------------------------- 今回も残った食材は後日頂くことにします。 アサリは、今回全て食べてしまったのですが、保存はお店で良くやっているように海水無しで数日間生きています。気温が低ければ常温で、夏場は冷蔵庫で生きています。その際、空気穴を開けておいて下さい。 長期間保存する場合は、死んでしまいますが殻付きのまま冷凍庫でOKです。