2月下旬、だいぶ暖かい日が続いていて前日雨。今日は、昼から風が強くなりますが海に濁りが入れば大漁の可能性もあるかも。と期待して今年初めて釣りへ行きました。 結果、それ程濁りがなかったのですが、数だけは大漁となりました・・・ と言うのも、この時期釣れるサッパやコノシロ狙いだったのですが、ぜんぜん釣れないので外道扱いのネコマタを釣った次第です。 サビキと言う釣り方を行ない、釣りのエサとしてコマセ200円を使いました。 仕掛けはラインと針をまとめ買いしておき、手作りしています。 手作り仕掛けはいつか公開する・・・かな!?暇があれば・・・。 昼過ぎまで釣りをしてから、近くの河口の砂浜を散策。 シロツメクサを見つけました。 ちなみにこの草もシュウ酸を含みます。多量摂取しない様に。 こちらは、ハマエンドウ。 日当たりの良い所にあるものより、枯れ草の中にあるものの方が、大きくてみずみずしく柔らかかったです。 この草は、もっと暖かくなるとアブラムシが大量発生して取り除くのが大変になるのですが、この時期はまだいませんでした。今の時期が一番採取に適しているかも知れません。 余談ですが・・・ 良く似た種に、カラスノエンドウがありますが、これも美味しいです。 子供のときに豆のサヤで笛を作った方もおられると思います。 あまり見かけませんが、カラスノエンドウよりも小型のものは、スズメノエンドウ。両種が交雑して出来た中間種は、(カ)ラスと(ス)ズメの間(マ)と言うことでカスマノエンドウと言います。 今日1日で採取した食材です。 左上の2袋はハマエンドウ、その横にヨメナとシロツメクサを少し、右の袋はギシギシです。 魚の左下は、クロダイの子供、中央下の2匹はサッパ、その他約100匹は全てネコマタ(ヒイラギ)です。 クロダイは普通のサビキでは通常釣れないのですが、偶然釣れました。 2匹のサッパは大きいので成魚だと思います。 ネコマタ(正式名称:ヒイラギ)は、そのヌルヌルした粘液を体にまとっているので、釣り人に嫌われがちですが、身はプリプリして美味しいので、大きければ刺身や煮たり焼いたり、小さければ唐揚げ等で美味しいです。 まず右の皿。 上は、ハマエンドウ。左下:ヨメナ、右下:シロツメクサ。 ハマエンドウは、今回採取したうちの約半分。 とても柔らかくサッとお湯に通すだけで十分です。 マメ科の植物なので茹でるとマメの香りが漂います。 シャキシャキとした歯ごたえがありながらも硬くなくみずみずしくて美味しかったです。なぜ、お店に並ばないのか不思議なくらいの美味しさでした。 ヨメナは、僅かな苦味がアクセントに。 シロツメクサは、薄っぺらいので、まとめて口に入れると少し固めの食感です。好んで食べる程では無いです。一生懸命摘んでも僅かな量、シュウ酸もあるので非常用かな。 それぞれ、マヨネーズ和え、三杯酢(酢:醤油:砂糖=1:1:1、好みで割合を調整します)で頂きました。 続いて魚。 上は、サッパ、左:クロダイ、下:ネコマタです。 大き目のサッパの一番美味しい食べ方、3枚におろして塩を振って数分置いたら酢で洗い、酢に漬けて数時間、身が白っぽくなって少し硬くなったら食べ頃です。食べる時に皮を剥くかそのままかは好みで。酢に漬けるときに一緒に昆布も漬けたりもします。旨みが出てお酒に合います。 小型の物は、いろいろバリエーションがありますが、焼いて酢醤油に漬けて3日程度置いてから頭から丸ごと頂くのが美味しいです。 食べ方を知らない釣り人は、捨てたりしますがもったいない! クロダイは、小さいですが塩焼きに。 ネコマタは、小型のものは唐揚げ用に分けて冷凍庫へ。 大きめの物は今回初チャレンジで最近知った食べ方にしました。内臓も取らずそのままフライパンで焼いて三杯酢で頂きました。サッパリして美味しかったです。 残りの大量のネコマタ、残り半分のハマエンドウ、今回使わなかったギシギシは、また後日頂きます。 後日。 左上の皿。 上:ノビルとアサツキ。左:ギシギシ、中央:スイバ、右下:ハマエンドウ。 右下の皿。 ハマエンドウの玉子焼き。 右上の皿は、酢味噌です。 ノビルとアサツキは、生でも食べれるのですが、今回は茹でてみました。 本に載っていたのをまねて長い葉の部分を芯に巻いてみました。少々分かり辛いですね・・・不揃いなのはご愛嬌。 生よりも辛みが少なくなり、やわらかくもシャキシャキした歯ごたえでとても美味しいです。 マヨネーズや酢味噌で頂きます。 その他のギシギシ、スイバ、ハマエンドウはマヨネーズで頂きました。 スイバよりもギシギシの方が酸味が少なく肉厚なのでボリュームがあります。 私の感覚では、スイバよりもギシギシの方が川沿いなどの水気のある所を好むようです。 その他のハマエンドウは玉子焼きにして見ました。 今日の時点で、まだネコマタ、ハマエンドウ、ギシギシ、ノビル、アサツキがまだ残っているのでまた後日頂きます。 また後日。 残っていたネコマタ全てを唐揚げにしました。 2度揚げで骨までサクサク、スナック感覚でビールが進みます♪ 料理は主婦にはまだまだかないませんが、初め低温ぎみでじっくり揚げて、数分放置後、2度目は、高めの温度でパリッと揚げるのがコツです。 量が多かったので残りはキッチンペーパーで包み冷蔵庫へ。 1日置くとキッチンペーパーが油を吸ってよりヘルシー!!(死語かな?)になります。さらに、新しいキッチンペーパーで包みレンジでチンすれば揚げたてサクサクになります。 まだ食材が残ってますが変わり映えしないので省略。