2月上旬、お茶の原料を“また”採集しました。 一番色々な食材が採れる秋が過ぎて冬(特に1月〜3月)は、食材の確保が難しい時期なのです。 枯れ野原で緑色をしたアカマツを発見したのでお茶の材料確保を決行。 木の幹が赤(赤茶色)なのですぐに分かります。クロマツよりも柔らかくしなやかな葉です。枯れていない緑色の葉を採ります。1つの枝からあまり沢山採り過ぎないように注意します。 処理しやすい様に、手で葉を握ってむしり採ったら向きを崩さないように袋へ並べて入れます。家に帰ったら写真右側の枝に付いていた部分はハサミで切り落とします。現地にハサミを持っていってその場で切り落としても良いと思います。 水で洗ったら乾燥(陰干し)させます。写真では、広告を丸めて広げたものの上に向きをバラバラにして少しでも早く乾燥するようにしました。 出来たお茶は、無色で松の香りがあります。 こう書くと良さげな感じですが結構濃い香りです。 個人の好みにもよると思われますが、私は少し苦手なので、他のお茶(ヨモギ茶やビワ茶等)にブレンドして飲んでます。単品のお茶を味わうのも好きですが、その日の気分で幾つかのお茶をブレンドするのもまた楽しいです。 松葉茶の効用: 血液浄化、血管壁強化、コレステロール除去、動脈硬化の予防、脳梗塞の予防、認知症の予防、心筋梗塞の予防、高血圧の予防、胃潰瘍、リウマチ、老化防止、抗ガン作用、歯槽膿漏、滋養強壮、食欲不振、低血圧症、冷え性の改善、強壮、便秘、神経痛緩和作用等です。 松葉茶として、アカマツに限らずその他の松でも良い様です。 また、お茶を作る工程も、陰干しでなく天日干しにしたり、干した後、フライパン等で乾煎りしたりいろいろありますので好みの方法を見つけて下さい。