1月下旬、磯で食材探しを行ないました。 風速8mで波しぶきを浴びながらとても寒かったです。 ビニール袋1つだけ持って他に何も使いませんでした。 こんな感じの磯です。寒さと強風で何もしていなくてもどんどん体力を消耗して行くので時間との勝負です。もっと暖かくなって潮が引けば潮干狩りが楽しめる場所です。 波打ち際ではもろに波をかぶってしまうのでこんな感じでタイドプールに近い状態の所がベストです。ここならば海中も何とか見えます。寒さで直ぐに手の感覚がなくなってしまいました。 波が激しく分かりづらいですが、一番良く見える写真を1枚。この黒っぽいのが全部貝です。あちこち歩き回って分かった事ですが、この寒い時期、貝も暖かい日の当たる所に集まっていました。また、干潮時に全て陸地に上がってしまう所には殆どいませんでした。 今回採れたのはこの3種類のみでした。上2つがイシダタミガイ(確定)、右2つはカラマツガイ(いろいろ調べてほぼ間違いないと思われます。肺呼吸する変わった貝のようです。)、左2つは不明(2枚貝)です。9割以上イシダタミガイでした。タマキビと言う貝が大部分でした。タマキビは通常食用にはされない様です。 ※この不明の2枚貝は以前も挑戦した事があるのですが、今回もやはり泥臭かったです。 今日1時間程で採った貝です。半分は後日の楽しみに取っておきます。上で時間との勝負と書きながら結局夢中になってしまう性格により1時間も強風と波を体に受けながら磯を楽しみました。 料理の1つは、塩茹で。シンプルisベスト。 もう1つは、アミ焼きしてポン酢で頂きました。こちらもシンプルです。醤油を掛けながら焼く残酷焼きもいいのですが、いかんせん今回はサイズが小さかったのでパス。焼く場合は、身だけ爆ぜてメートル単位で飛ぶので注意が必要です。また、食べる時は爪楊枝が必須です。たまに身を出す途中で切れてしまう事がありますが、あっと言う間に奥に戻ってしまい摘出不能となります。その場合は潔く諦めて下さい。 1つ1つの貝が小さいので日本酒や泡盛をちびちびやりながら楽しむにはうってつけの食材です。名前の分からなかった2枚貝以外は全て美味しく頂けました。