サバイバル節約術

冬の食材探し 〜川原〜


1月下旬、朽木を砕いて食材探しを行ないました。
冬の間、動物も植物もなかなか手に入らないです・・・冬のサバイバルを想定して可能性を求めて・・・




こんな感じで地面に倒れているものや倒れかけている朽木を探します。
手で触ると柔らかくなっていてしかも木の繊維が綺麗に残っているものが一番良いです。変色してスカスカに穴が開いているもの、乾燥しきってしまっているものは、期待できません。




使った道具は、ナイフ(上)と小型の斧(下)です。
素手でもできますが効率良く安全に作業が出来ます。実際に使ったのは殆ど斧のみです。木の繊維に沿って斧を少し入れて手首を返す感じで割り取って行きました。積もった木屑は、斧を箒のように使い払い除けます。




いろいろな虫が冬越ししています。上の写真はムカデくんです。
その他に、アリ、ハサミムシ、クモ、ミミズ、等々出てきます。
みんな寝起きを起こされた様な感じで動いてもその場でモゾモゾしてるだけですが、危険な虫もいるので注意が必要です。



綺麗な色のゴミムシ。ゴミムシと言う名前は俗称かと思ったらちゃんとゴミムシ科と言う分類がありました。




コクワガタ  ヒラタクワガタの成虫も冬越ししていました。
こんなに小さくてもヒラタクワガタでした・・・




これは、クワガタの幼虫です。何クワガタかは分かりません。
大型の幼虫は小型の斧では割れない程硬い木に穴を開けていました。




今回見つけたクワガタの成虫は全部コクワガタでした。
♀3匹と♂1匹。既にシャワーを終えてボールの中で最後の時を待つのみです。




こちらはクワガタの幼虫です。こちらも既に皿の上で調理待ち。
左上の2匹に比べ他の3匹は明らかにコクワガタの成虫よりも大きいです。
この辺で採れる種類からするとノコギリクワガタか?
余談ですが、カブトムシの幼虫やコガネムシの幼虫等の腐葉土を食べている幼虫はかなり不味い様です。(私はまだ食べたことがありません。)余程の極限状態となった時のみ食べる様に知識として残すのみです。




今回はオーソドックスに美味しい唐揚げとなりました。
ムカデ(左上)、カミキリムシ幼虫(右上)、クワガタ幼虫(右)、コクワガタ  ヒラタクワガタ成虫(下)、キマワリの幼虫(左)。
どれもサクサクでビールのつまみとなりました。食べた人しか分かりませんが僅かに虫独特の虫臭がありました。
幼虫の唐揚げは、想像通り、爆ぜるのでもし揚げる場合は注意して下さい。


 

大型のクワガタの幼虫は残念ながら料理に失敗してしまいました。
油炒めのつもりが火が良く通る前に表面が焦げてしまいクタクタに。
無駄には出来ないので思い切って直火で炙った結果が上の写真です。
塩コショウで何とか食べれました。

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