石英。 これは、岩石を構成する成分の一つ、鉱物です。 表面はツルッとしていて光沢があります。 とても硬い(モース硬度7)のでカッターで擦っても傷つかず、削られた刃の跡が着きます。 硬いので角ばった形のものが多いです。 無色透明なものは水晶と呼ばれます。 古くは石器や火打石として利用されました。 海の砂。 拡大。 硬い鉱物なので砂などは石英の含まれる割合が高いです。 実験: 石英同士を強く擦り付けると光る・・・ 子供の頃、何かで知ったのか、火打石をまねて偶然気付いたのか・・・白い石を両手に持って暗いところで打ち合わせると光る事を知っていました。 この現象は、摩擦ルミネッセンスと呼ばれます。 ルミネッセンスとは、極簡単に言うとエネルギーを与えられた物質が元の安定した状態に戻ろうとしてエネルギーを放出する時に光る現象・・・あってるかな? 蛍光灯やLEDなどいろいろな所でこの現象は利用されています。 ルミネッセンスには摩擦の他、熱や光など色々あります。 ちなみに、この光は熱を持たないのでどんなに頑張っても火は起こせません・・・ 撮影に苦労しました・・・ 下の写真4枚は石英同士を打ち付けて光らせた摩擦ルミネッセンスです。