網の中で泳いでいる所。 3月下旬。 バッカン(釣り用の水汲みバケツ)の中。 黄色いバケツなので分かり難いですが・・・バケツにピッタリとくっ付いてます。(横から撮影) 5月下旬。 マクロ撮影してみたら・・・まるで赤・青・緑で作られる液晶画面のよう・・・ 濃い青、オレンジ色、赤の3色が見えます。綺麗。 ケースにピタッ!! ヒメイカ。 体長1cm〜1.5cm。 アマモの生える場所で網を使っていろいろな生き物を採取していたら捕れました。 ヒメイカは世界最小のイカです。 ヒメイカの最大の特徴は、くっ付く事。バケツの側面にもピタッとくっ付いてました。 磯遊びのサンプル・・・として、僅かに採取して来たものなので、とても少ないですが・・・ エビ2種、ヨコエビ2匹、ヒメイカ5匹。 醤油を少し垂らして頂きました。 逃げながら茶色になったり白っぽくなったりマダラになったり・・・サッと周りの景色に溶け込みます。 体の周りに光る緑色のラインがとても綺麗でした。 コウイカ。 8月上旬。体長5〜6cm。上の写真4枚全て同じ個体です。 目まぐるしく色が変わってとても不思議&とても可愛い・・・撮影したら、サヨナラしました。 カミナリイカ。(モンゴウイカ)2017年8月上旬、台風接近中の大荒れの中、浜に打ち上がっているのを見つけました。 (実は、前日にコウイカ(子供)を生まれて初めて見て、逃がした後だったのです・・・) 夢にまで見たコウイカが!! ツツいたら生きていたので、もちろんお持ち帰り!! 捌いて出て来た甲羅は21.5cmでした。 2018年6月。台風通過後。 表面がカラカラになってましたが、ひっくり返してツツイたら皮膚が動く・・・早速、その場で捌きました。 腐敗を懸念して内臓はもちろん、頭部周辺も避けて・・・胴回りと足だけを頂いたのです。 これからビーチコーミングを始めようとした矢先だったので、リュックに縛って干しながらのサバイバル・・・終わってみたら表面がパリパリになり、一夜干しの状態になっていました。 ちなみに、取り出した甲羅は25cm! デカイ! 5月中旬。卵。 今日は大潮。砂浜に取り残された卵を見つけました。 生きているのか!? とりあえず、海の中へ入れてあげました。育つといいな〜♪ (この卵も食べる事ができます・・・) 6月20日。 午前はエギでコウイカを狙っていたのですが釣れず・・・ 昼食後、ブラブラと歩いていたら・・・イカだ!! コウイカだ!! これが・・・完全に海面に浮いて漂ってる・・・恐らく死んで腐っているだろうとは思いながらも掬ってみたら・・・臭!! やっぱりダメだ・・・!? 目は綺麗に澄んでる・・・? 何故に!? 思わず、眉間を指でツツイて見たら、皮膚が動いた!! これは死後間もない!! と言う分けで速攻でクーラーボックスへ♪ 釣り方: 3〜4月頃、外海より産卵のために内湾へ入ってきます。 産卵を終えた個体はそのまま寿命を終えてしまいます。 大人の個体が釣れるのは7月末頃まででしょう・・・稀に8月でも釣れます。 秋になると今年生まれたハンバーグサイズの個体が数釣れます。 仕掛けは、エギやスッテなど。底付近にいるので低層をズル引きします。 その他、キビナゴを使ったエサ釣りもあります。 捌き方: 背中側に切れ目を入れて甲羅を取ります。 下手です。初めて捌きました・・・ もっとザクッと背中から頭の方まで切り開いてしまい、頭を持って内臓ごと取った方が簡単でした。 お腹周り。 外の皮を剥いたら、好み&料理に応じて切り分けて完成。 プロはさらに内側の薄皮も剥く様です。私も8割剥き、2割残っていましたが食べても気付きませんでした。 保存方法: 冷凍保存に最も適している食材です。タコよりもさらに良いようです。 内臓を取り除いたら皮付きのまま保存します。 皮を剥いたらラップしてから冷凍します。 使う時は、冷蔵庫で自然解凍かそのまま料理してしまいます。 料理: 皮を剥いたらラップして1〜2日、冷蔵庫で寝かすと甘味が増します。 刺身。(コウイカ) イカを獲ったら絶対に食べたかったもの・・・美味しい! 後で知りましたが、コウイカの身は甘味があり、刺身にむいているようです。 初めてのコウイカだからでしょうか・・・超絶な美味しさ・・・適度な柔らかさに甘味&旨味満載。 しかも即効性はありませんが、イカは精力アップ効果抜群。これは経験済み。 イカキムチ。 イカが手に入ったら是非作りたかった1品。 家の近くにSHOP99(ローソン100)があった当時、毎日の様に買って帰り、お酒のツマミにしていました・・・美味しく精力アップにもなっていました。 今回は、混ぜただけ・・・数日漬ければ馴染んだと思いますが、傷んでしまうのを恐れて即席で頂きました。市販のキムチにゲソを混ぜ冷やして完成!! 納豆和え。 これは定番ではないでしょうか。 美味しい&納豆もイカも隠れた精力アップ剤・・・下手な市販の精力剤には副作用がありますが、こちらは天然&副作用無し&体に良い!! こんなの毎日食べてたら毎日みなぎる事でしょう。 串焼き。(コウイカ) 胴と足以外の部分。これはエンペラの一部と口ばし周りの筋肉(手前の串中央のやや茶色の肉)です。 香ばしくてプリプリ・・・醤油を掛けて・・・なんと言う香り&食感♪ 網焼き。(コウイカのゲソ) この香ばしい香りがたまりません・・・お酒も美味しくなります。 アヒージョ。 刻んだニンニクをオリーブオイルで炒めた後、イカを入れてさらに炒め、塩で味付けしたら完成です。 彩りのためにパセリなどを加えると良いでしょう。今回は、頂き物のオカヒジキがあったので適度に刻んで投入しました。 天ぷら。 写真奥は、サッパ、ウルメイワシのアラを使った唐揚げ。 今回はコウイカのエンペラ部分を使いました。 コリコリとした歯ごたえはビールに合って最高!! 美味し過ぎ! タダで拾ったコウイカですが、これほどとは・・・台風さまさま。 イカチリ。 数日前にテナガエビでエビチリを作った残りのタレがあったので・・・閃いた♪ ほんともう! この見た目で全て伝わると思います♪ ピリ辛激美味ビール最高♪ コウイカのトマト煮。 これは美味しい! 1、ニンニクをみじん切りにしてオリーブオイルで炒めた後、適度に切ったコウイカを入れて炒めます。 2、コウイカは取り出しておき、次はみじん切りした玉ねぎを炒めます。 3、取り分けて置いたコウイカを戻して、トマト缶、のトマト、コンソメを加えて煮立てたら完成!! 4、パセリを散らせばさらに良いです。 とろけるチーズのせ。 コウイカのトマト煮。これも美味しいのですが、翌日はさらにとろけるチーズを乗せてみました。 チーズとトマト。これは相性抜群! 間違いないだろう・・・結果、もちろん、美味し過ぎ! お鮨。 全部同じネタでは味気無い・・・写真奥の2貫は炙ってネギを乗せてみました。 どちらも美味しい!! まさか手作りのイカのお鮨を食べれる日が来るとは思いませんでした。 海岸では時々コウイカの骨が落ちています。大きさは20cm程度。 死んで肉は無くなり天日で干されて既に下拵え完了状態。 スプーンで表面の汚れを削り落としてから、中身を削り取りました。 これは漢方の「烏賊骨」です。成分は貝殻と同じ。 制酸作用から胃薬として、止血作用から子宮出血などに、その他、潰瘍・喘息などにも。 外用として創傷、鼻血、中耳炎、湿疹などにも。 主な成分は炭酸カルシウムと燐酸カルシウム。 炭酸カルシウム・・・薬の錠剤(基材)、食品添加物として利用されています。 制酸剤として医薬品にも利用されています。 燐酸カルシウム・・・チーズ製造の際に食品添加物として利用されます。