サバイバル節約術


ホヤ <海鞘・老海鼠>









5月上旬。



7月上旬。
岩場でのちょい投げ釣り。投げるたびに引っ掛けて釣れてくる・・・大きいもので6cm前後でした。



11月下旬。
港内の係留ロープ。数年間、色々な季節に来ていましたが、初めて見ます。
あちこちに大量にありました。



12月下旬。
この時期、私の住む地域は兎に角!! 西風が激風!! そんな冬・・・
西向きの海岸では、いろいろな生き物が打ち上がるのです・・・今回は・・・
大量のシロボヤ!! コロコロと丸っこいものは全てシロボヤです♪


シロボヤ <白海鞘>
シロボヤも一部地域で食用とされます。
韓国ではミドドク(ミドドッ)と呼ばれ、鍋、蒸し煮、汁物として食用にされています。






マボヤ。
私の住む地域に存在するとは知りませんでした・・・
とても小さく3cm程度・・・どこかにもっと大きなものが存在するのか・・・!?


ホヤ。
こんな外見で動物です。
子供の頃は動き回るのですが、成長すると岩などに着き移動しなくなります。
入水口、出水口の二つの口があります。
マボヤ、アカボヤ、エボヤ、シロボヤなどが食用とされます。
磯で釣りをしているとホヤに針掛かりして釣れてくる事があります。
滋養強壮、美容に効果があります。



下処理:
海の中・・・岩などに着いて動かない・・・
表面には色々な物が付着しているので、これらを落とし、根元はさらに石や貝殻などの異物が大量にあるので、切り落とします。



モノホンを見れば一目瞭然ですが、一応♪
中央のシロボヤには、フジツボと、僅かですが筒状の石灰質のものが付いてます・・・噛むとジャリッとなるので確実に落としましょう。
右のものは根元に泥の様なもの・・・これが結構、硬い!! 泥岩か!?
根元付近は、異物が大量なので、切り落としてしまうのが簡単です。もちろん時間があれば丁寧に♪


保存方法:
生のまま、冷蔵庫で1〜2日。
内臓を取り除いたものは冷蔵庫で3〜4日。冷凍庫では半年。



薄い塩水に浸けて冷凍バッグに入れたもの。ホヤが空気に触れないようにします。
このまま冷凍庫へ入れるだけで長期保存ができます。



ホヤの食べ方:

お店で売っているマボヤはイボのある外皮を剥いて頂くのですが、身近なシロボヤには皮と身の境が見当たらず・・・そのまま調理します。
・・・数年後。
久しぶりに頂いてみたら・・・皮と言うか・・・内臓とそれ以外をペリペリと剥がす事が出来る事がわかりました。




使っていない歯ブラシで表面の汚れを落とした状態です。
ナマコと同じで、気を抜いている時は柔らかいのですが、刺激を受けるとカチコチに引き締まります。



身と内臓を取り分けるのですが、内臓には泥の詰まった部分があります。
目で見て取り除きます。



泥の詰まった部分を取り除き、水で何度かモミ洗いしたもの。
市販のマボヤの場合は内臓を破らないようにして丸ごと使いますが、天然のシロボヤは泥を抜く作業が必要だと分かりました。(採取する地域&場所により不要の場合もあるかも知れません。)



ホヤ料理:



シロボヤの刺身。
石突き部分を切り落とし、真っ二つに切りました。
出てくる海水も美味しいので捨てないように。
私は好みで醤油を数滴垂らしてみました。
大きなマボヤの様な殻はなく、身はコリコリと歯応え良く、内臓は甘く、これはとても美味しいです。

刺身は小型のものがお勧め。大型のものは身が引き締まると硬くて噛み切れない・・・




シロボヤの内臓。生。
体内の液を集めておき、内臓は洗って異物を取り除いておいた方がよかったかも知れません。
食べた瞬間は“甘い”から、だんだんとやや苦くなりました。
採った場所、季節、大きさによる違いかも知れません。
ちなみに、以前の刺身は5月上旬、今回は7月上旬。サイズも今回はひとまわり大きいです。




ホヤ酢。
使ったシロボヤは少し硬めでしたが、さっぱりと美味しく頂けました♪

作り方:
1、ホヤは綺麗に洗って内臓を取り、適度に切っておきます。
2、キュウリは薄切りしたら塩もみし、しばらく放置後、絞っておきます。
3、1と2のホヤとキュウリに、酢、みりん、砂糖、醤油を加えて和えます。
4、器に盛って完成♪




シロボヤの串焼き。
焼くと柔らかくなるとの情報があったのでシンプルな串焼きにしてみました。
今回採取したもののなかでも、小型のものを使いました。
これは、失敗・・・なぜか美味しくない・・・謎の多い食材です・・・




シロボヤの煮物。
やや大きな固体で、生でかじって見たらとても噛み切れず・・・煮込んでみました。
内臓は生で頂き、外側の部分のみを使いました。
これは美味しいです。
適度にコリコリして風味良く、大き目のものが取れたらお勧めです。




内臓と、身(皮)の一部を一緒に煮てみました。
歯ごたえ&風味良く、つまみになりました。
もっともっと煮込んでも美味しい気がします。



超大量に採れたシロボヤ・・・皮だけを煮物にしてみました。
これが、やや硬めのものは、コリコリッと頭蓋に響く硬さ。そしてやや柔らかめのものは、サクッと歯が通る気持ち良さ♪
お酒をちびちびやりながら・・・もう!途中でやめるなんて出来ない!!



またまた煮物♪ 美味しいのでつい・・・ 今回は人参も一緒に♪

煮物。
簡単で、ある程度の保存もできて、お酒のツマミにも最高♪




シロボヤの酒蒸し。
表面が汚れていたので歯ブラシで丁寧に表面の付着物を取り除きました。
やや硬めで噛み切り難かったのですが、なんとか大丈夫。
少しスライスしておけば良かったかな?
ポン酢を掛けて頂きました。
歯ごたえ良く美味しく頂きました。




炒め物。
オリーブオイルと、頂き物の白ワインがあったのでこれも使い・・・炒めてみました。
カリコリと歯ごたえが良いのがツマミとして合ってます。
料理のウデがあれば、もうひと手間で最高になりそうです。




鍋。
具は、シロボヤ、白菜、ニンジン、ネギです。
韓国では鍋に丸ごと入れられ・・・口に入れて噛むと、弾けて・・・磯の風味が口の中で広がる・・・やってみたい!! と、なりました。
今回は、大量にGetできたので、根元付近を切り落とした時に、内臓が出てしまわなかったものを使いました。
本場韓国とは味付けが全く違うのは承知・・・私は普通に鍋の素を使い、普通に野菜と一緒に煮込んでみました。
これが♪
シロボヤを口に入れて噛む・・・ぷしゅ〜♪
広がる磯の風味♪ そして記事にもあったのですが、極僅かに苦みもある・・・ほんとだ!!
そして皮のコリコリ、シコシコ感♪ これは美味しいわ♪

※今回は、浜に打ち上げられた大量のシロボヤの中から使いました。
  当然、大量の砂を内部に含んで居るかも・・・ホヤの下部を切り開いた時に内臓まで出てしまったものは、別の料理にしたのですが、それらを観察すると、やはり、8割ほどは体内に砂(泥?)を持ってました。
  そして不思議なのですが・・・それほど高確率で砂を含んで居るホヤ・・・鍋にしたもの全てが偶然、砂を持っていなかったとは思えない!!
  なのですが!! 全てのホヤを口に入れて噛んで食べたのですが、一度もジャリッとならなかったんです!! どうゆう事!?
  



カラカラに乾燥させたシロボヤ。 ・・・だいぶ小さくなった・・・



日本酒に1時間程浸けて戻します。



2時間半後・・・晩酌していたら、少し時間が経ち過ぎましたが、問題なし!

乾燥させたシロボヤを日本酒で戻したもの。
日本酒に浸けることで、乾燥させる前の状態にかなり近づきました。
元のレシピは、もちろんマボヤですが、乾燥させて保存したわりには、採取した時の状態に近くなりました。
もし大量に採取してしまったら・・・一部を乾燥保存してみても良いでしょう♪




佃煮。
カラカラに乾燥させたシロボヤを一昼夜水に浸けた後、コトコト煮詰めて作りました。
これが、もっとクッタリとなるかと思いきや!! 採りたての時と変わらない・・・カリッポリッと言う感じのものが多い食感でした。
もちろん、味は磯風味。お酒のツマミにどうぞ♪




マボヤ。
初めて見つけたとても小さなマボヤ。
分からずに岸壁から採ってしまったのでそのまま持ち帰り・・・試しに頂くことに・・・
これは美味しいと思われます・・・ただ量が少なすぎ。







内湾の堤防のあちこちに・・・でも、石の様に硬い・・・



堤防の岸壁に着いてました。
写真は歯ブラシで表面の汚れを取り除いた後です。採った時は生き物なのかどうなのか・・・分からないほどでした。
種不明・・・間違いなく食用ではありません・・・



切ったら何か手がかりがあるか・・・
真っ二つに切ってみました。海水を出し入れする部分があり、内臓もある・・・ホヤの様ですが、種は不明・・・
ちなみに、とても硬い&異臭が漂います。



皮を取り除き、身の一部をスライスしてみました。
塩もみして臭みは大分和らぎましたが、厚さ2〜3ミリに切ってもとても噛み切れない・・・
噛み締めていると旨みも感じますが、臭みもある・・・
飲み込んでしまえば栄養にもなるかも知れませんが、種不明・食用かどうかも分からないため、飲み込みませんでした。






 

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