マテガイの住む砂泥地で砂をあちこち掘っていると出て来ました。 まるでミミズ・・・ 太さ5〜6mm程度かな? 長さは20cmを軽く超えるものも出て来ました。 ミミズと同じで刺激のためかクビレて勝手に千切れてしまう事も。 浜に置くと直ぐに潜って行きます。 細かなスジが見られます。 これは恐らくスジホシムシモドキと思われます。 堤防の岸壁に着いているカキやホヤなどの隙間に居る事もあります。別の種類かな? ホシムシ。 とても食べれるとは思っても見ませんでした・・・調べたら・・・中国でホシムシは煮凝りや炒め物などで食されています。 料理に使われる種は、スジホシムシやサメハダホシムシのようです。 採取した当日に茹でてみたら・・・やはりミミズのように体内には砂が大量にある気がする・・・ 切り開いて洗ってから頂いてみました。 酢醤油で。 全く問題なし。普通に頂けました・・・ 沢山ホシムシを採取でき・・・調べたら中国でホシムシの仲間が煮凝りにされるとか・・・早速挑戦! そのまま丸ごと煮凝りにされるようですが、砂が抜けるまで活かしておける環境が無いので断念。 今回は割いて内臓を取り出しました・・・ら・・・どんどん縮んで・・・写真のように・・・20cm前後の個体が幅1mm!!長さ4〜5cm程度に!! な んだこれは!! 超少なくなったホシムシをコトコト煮込んだら冷蔵庫で冷やしました・・・ 煮詰めてお猪口に入れてみたのですがこれでも汁が多かったようで固まらず・・・ 内臓も無いので固まり難いのか・・・こんな時にはゼラチンが使われる事もあるらしい・・・ 今回は少量のゼラチンを使って煮凝りにしてみました。 タレはピリ辛のものが使われるようですが、手元になく・・・酸味があり、サッパリしたドレッシングの“青じそ塩レモン”を掛けてみました。 風味は極あっさりしたもので、食感を楽しむ料理のようです。