サバイバル節約術


ゴカイ <沙蚕>







光の加減で背中が光ってます。







石の下に居ました。



干潮時に海藻が沢山生えている岩を退かしたら、大物が沢山見つかりました。





ゴカイ類。
海の砂礫中に生息します。
釣りのエサとして有名です。
柔らかくて食べても美味しいかもしれませんが、もったいない・・・エサとして一握りの量で500円もするのです。
ある地域では、エラコと呼ばれるゴカイの仲間を漁師が生で食べるとか・・・いつか機会があれば・・・
中国では塩辛や素揚げなどにして食べられています。












ツツオオフェリア。
体長1cm少々。マテガイ、キヌタアゲマキの生息する砂泥地で地表を僅かに削ると何匹も出て来ました。
メチャ元気にクネクネ動く姿は小さなドジョウそのものです。






6月。砂浜のあちこちにブヨブヨしたゼリー状ものが見られます。
ずっとこれが何なのか分かりませんでした・・・やっとわかったら、タマシキゴカイの卵だそうです。





海岸に打ち上げられた、恐らくタマシキゴカイ。
海岸にポツポツ赤いものが落ちてる・・・良く見たら生き物だったのです。




磯の岩にビッシリ!! このひとつひとつの管状の殻の中に住んでます。



横から見ると、先端は尖ってます!!
濡れて柔らかくなった皮膚で擦ってしまったら・・・想像するだけで絶叫!!

ヤッコカンザシ。
写真の様な管状の殻の中で生活してます。





※※※ ここからは番外編 ※※※

※他の食材は自分で採取したものを料理して頂いてますが、このアオイソメのみ、お店で(釣りのエサとして)買ったものです・・・







アオイソメ。
釣りのエサとして有名です・・・調べたら、中国や韓国等から輸入しているようです・・・

ここでは食材として利用していますが、とても生命力の強い生き物なので、傷ついたものは取り除き湿らせた状態で新聞紙に包んで冷蔵庫へ入れておけば数日間、元気な状態で保管できます。


※アオイソメは、死んだり、傷ついたりすると、神経毒を出すようです。
エサに使った千切ったアオイソメを他のアオイソメと混ぜていると全て元気がなくなってしまうのはこのためのようです・・・
魚も平気で食べる程度なので人間は平気かと思います・・・



アオイソメの食べ方:

体内の糞を出す必要もなく、水でゴミなどを綺麗に洗い流すだけで大丈夫です。


アオイソメ料理:



天ぷら。7月下旬。

初めての釣り場で“ねばった”のですが、イソメサイズのハゼとマダイの子供、小さなクサフグ数匹しか釣れず・・・普段であれば数匹だけ持ち帰ってペットのスッポンにあげるのですが、とある本に触発されて載っていたのを思い出して食べてみることにしました・・・

まずは王道?の天ぷら。とある本に載っていた美味しい食べ方にしてみました。
ハゼとマダイは唐揚げです。
マダイはやや大きかったので、背骨が直接油に浸かるように、身を付けたまま3枚に卸し、頭も縦に切ってあります。サクサクと丸ごと食べれました。
本命?のアオイソメは、全然不味くありません・・・磯の風味がやや強めな感じですが、塩味で普通に美味しく頂けました。
ミミズの様に体内の泥を抜く面倒な下拵えも不要でこれはお勧め・・・ですが、これを食べるときは、釣果が散々だった時で・・・やはり、魚が釣れた方が良いです・・・





唐揚げ。11月上旬。

秋も終わり・・・またまた別の初めての場所での釣り。
エサを投げてもなかなか喰わない・・・結局、1日釣りをして小型の魚を7匹釣っただけで夕方になり終了。イソメが残ったので持ち帰りました。

ジックリ揚げてもどうもグニャっとした感じだったので、やや揚げすぎとなるまで揚げました。
揚げて冷めてきたらカリッとした感じになりました。
これはサクサクと美味しかったです。





玉子焼き。12月上旬。

アオイソメをブツ切りして卵と一緒に焼きました。
今までの経験からアオイソメは磯風味&塩味なので、甘辛玉子のつもりで砂糖だけ使いました。
普通に美味しい・・・外見でダメな方もいると思いますが、いろいろな料理に使えて美味しく食べれる食材です・・・魚も喜んで食べる程・・・





塩茹で。ポン酢。1月上旬。
磯風味・・・磯の貝類の様に茹でて・・・ポン酢で頂いてみました。
僅かに苦味を感じるのですが、磯風味で普通に頂けました。













 

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