撮影するだけでやっと・・・で、まだ頂く事が出来ない獣など・・・ ここでは運良く・・・撮影に成功した獣を載せて行きます。 イノシシ。 既に死んでました・・・死後少し日が経っている感じでした。 生きているイノシシとハチ合わせしたのは・・・山の中・・・雷が鳴る土砂降りの中・・・臭いも音もかき消され・・・目の前に突然現れた大きなイノシ シ・・・イノシシも私もビックリして何とも言えない声を上げながら消えていったイノシシは今でも印象に残ってます。 そう言えばもう1回・・・山道でボーッと辺りを観察していたら、風景に溶け込んだ私に気付かずに、直ぐ目の前までウリボウがピョコピョコと・・・スキップ でもするかのように走ってきて・・・僅か数m手前で気が付いて逃げていった事もありました。 どこか遠くで鳴いている声はごく稀に聞きます。 2018年、凄い霧の中、車で山道をゆっくり走っていたら・・・ウリボウの群れがかなりの崖めがけて蜘蛛の子を散らすように散り散りに・・・無意識で車から飛び出して崖に飛びついて何とか!!! 手が届いて鷲づかみ!!!! ありえないですが、現実に!! 捕らえたはいいのですが、片手で近くの目的地まで移動して・・・しばらく思案・・・車の中に離すとあちこち暴れまわるだろうな・・・声も出すかな? そう だ、両足を縛ろう・・・片手で首を掴みながらではどうやっても上手く縛る事ができず・・・自分の膝の上にあおむけに乗せて思案・・・だんだん冷静にもなっ てきて・・・やはり逃がそうか・・・でも食べたい!! 美味しいだろうな〜柔らかいだろうな〜との誘惑になんども心を動かされながら・・・結局、思い切っ て逃がしたのです。 狩猟免許もない現状、恐らく一生手に入らないだろう生きたイノシシの肉・・・とても綺麗な瞳のウリボウ・・・自分の心の中で物凄い葛藤でした・・・ ただ、逃がして良かったと思いたい・・・少なくともこのウリボウは九死に一生を得る事ができたのです・・・いつか・・・大人になったこのウリボウに逆に襲われる事になったりして・・・ モグモグ・・・食べることに意識がいっているのでしょう・・・撮影に成功。 野ウサギ。 こちらも写真に撮れるのはごくまれ・・・出会った瞬間にピョン!!とヤブの中に消えてしまいます・・・ 丸いコロコロした糞は時々見かけます。 キツネ。 写真は猟師の罠に掛かったものです。 このキツネを見るまで・・・キツネが身近にいるなんて想像していませんでした。 痛みと恐怖の顔だからでしょうか・・・少し怖い表情です。 ニホンイタチ。 川岸で鳥の撮影をしていたら、対岸をウロチョロ・・・カニでも探しているのかな? 上流から下流方向へウロチョロしながら消えていきました。 チョウセンイタチ。 河原を歩いていたら、ひょこひょこと・・・若干跳ねるように、こちらへ・・・可愛い♪ 車で山の中を移動していたら・・・全体が緑色の山の斜面に灰色の部分が・・・ 動いた!? 良く見たら獣! 直ぐに逃げると思ったので車を急停車して車の中から撮影・・・数枚撮影した後、 車から降りて撮影しましたが、少し移動していて完全に藪の中・・・背中しか見えませんでした。 相手は崖の上で間には相当なヤブがあったからか・・・時々顔をこちらに向けたり・・・とてものんびりしてました・・・ カモシカまでの距離は3m程度・・・しかもこちらはしゃがんで撮影・・・とても・・・近!! ここまで獣に近づいたのはこの時が初めて・・・ カモシカ シカと名前にありますが、どうやらウシの仲間のようです。 絶滅危惧種にもなってます。 9月下旬。昼過ぎ。 太陽がサンサンと降り注ぐ場所の木の葉裏に・・・ 大人の握りこぶし程の大きさの黒い塊・・・直ぐに目に入り・・・良く見たらコウモリ!でした。 コウモリと言えば洞窟など薄暗い場所がネグラだと思うのですが何故こんな所に!? 何コウモリかは分かりません(種の同定は難しい)が、毛先が白くフワフワ・・・可愛い。 超スローで近づき素手で捕獲に成功し、ネットに入れた所。 後ろ脚でぶら下がり、コウモリ独特な止まり方になりました。 超音波は人間の耳では聞こえませんが、超音波を出すときの音でしょうか・・・タッタッタッタッと、不思議な音を出して周りを窺ったりしてました。 弱らせてはいけない、もちろん、傷付けたくもない・・・ 羽を広げた状態の写真などは撮れず、こんな状態ばかりです・・・ 羽は腕で指もあります。 2つの後ろ足とシッポも膜で繋がってました。 糞。 出所がわかっているので間違いなく、コウモリの糞です。 部屋の中に放ってみたら・・・ 飛びながらあちこちにオシッコをばら撒き!! 私の顔にも・・・ さすがに超音波を出しながら飛んでいるので壁や家具などにブツからず、上手に避けながらグルグルと飛びました。 夕方に外で飛んでいるコウモリよりもやや大きいためか・・・だいぶユッタリとした飛び方でした。 写真は部屋に飾ってあるスズメバチの巣に止まった所。 それほど鋭くはありませんが細かな歯が並びます。 瞬間的に噛む力も思った以上に強かったです。 顔は可愛いのかそうではないのかの微妙な感じ・・・初めて間近でみる顔です。 我が家で水のみ与え1泊後、逃がしました。 種不明。白い毛が混じるやや大きなコウモリでした。 種不明。全長60mほどの小さな洞窟内に居たコウモリ。 山の中の堰から続くトンネル内に居ました。 コウモリ。 外国では食用にしている地域があります。 主にフルーツを食べるフルーツコウモリが食用にされるようです。 捕獲は、夕方に長い竹の棒の先に鳥もちをつけて振り回すと良いとか・・・ SARS、エボラ出血熱、狂犬病など・・・コウモリが関係する病気は意外とあるので噛まれない事、触ったら入念に手を洗いましょう。 2017年5月中旬。 静かにジッと・・・飛んでいる虫の撮影に集中・・・ずっと・・・ そしたら、ガサゴソ、ガサゴソ、けっこうデカイ!? 遠くの方から山道に沿って藪の中を移動している・・・ 心臓バクバクバクバク!!! 写っているかどうか分からずに大量に音のする場所を撮影し続け・・・ 一瞬、草の切れ目に現れた姿をパシャリ!! アナグマ・・・足跡しか見た事が無く、こんな外見の生き物がこの世にいるとは思いもしませんでした。 2021年6月下旬。 山の中の公園にて・・・ヤマモモの実が熟れて大量に落ちている場所・・・食べるのに夢中なようで・・・食べては顔を上げるのですが、僅か10mもない近くで突っ立って撮影している私には全く気付いていませんでした。 お腹が大きくてチチでかい!! まるでホルスタイン状態のアナグマでした。 ニホンアナグマ。 見つけた瞬間に1枚パチリ!!(もちろんズーム前!) かなり拡大してます。 そしてズームしている間にこんな状態! 手前の側溝内に潜り込む瞬間! 尾が黒い。 ハクビシン。4月下旬。 山の中のトレッキングコースへ向かう途中・・・道路わきの側溝に!? タヌキ!? いや違う!? 細すぎ!! イタチ・テン・オコジョ!? にしては太い! 家に帰って調べたらハクビシンだったのでした・・・