サバイバル節約術


タヌキ <狸>



2015年5月上旬、小雨の中。うなぎ釣りをしていたら・・・何かが浮いて流れてくる・・・
近づいてきたら、桃ではなくタヌキ(どざえもん)でした。

死んだばかりの獣の肉は食べることができる・・・サバイバル番組のベア・グリルスやカメ五郎さん(タヌキでした。)も食べているのを見ていたので見過ごす ことが出来ず・・・
降って湧いたような・・・いきなりですが、これは試練か・・・

子供の頃であれば、近づく事も出来ずに逃げ出していたでしょう・・・



玉網を持っていたので掬い上げた所。
死後硬直を過ぎたのかグッタリしていました。
タヌキ寝入りをしているわけではありません・・・



目は若干白濁していましたが、昨日か今日死んだばかりのようです。
雨の中とは言え、異臭はありません。
怪我など無いので誤って川に落ちてしまったのか・・・そう言えば、カメ五郎さんが頂いていたのは誤って崖から落ちてしまったもの・・・タヌキはおっちょこ ちょいなのか・・・
始めて見るタヌキの口・・・結構鋭い歯です。

若干、ビビリながら・・・
釣りに持っていく切れないナイフしかありませんでしたが、腹を割いたら内臓も綺麗。
川沿いとは言え一応公園内・・・小雨で人影もまばらですが、獣を捌いている所を女性などに見られて悲鳴でも上げられたら・・・などと思いながら・・・

獣を捌くのは初体験です。
それも捕ろうとしたわけではないので、僅かな予備知識だけでいきなり・・・
関節まわりの取り方など・・・意外に思われるかも知れませんが、カエル(ウシガエルやヒキガエル)と同じ・・・カエルの体は人間などと構造が似ているので す・・・

今回は肉付きの良い後ろ足を1つだけ頂いてみました。





頂いた後ろ足。赤い肉です。
タヌキの肉は臭い・・・とても良く知られています。
猟師も罠に掛かったら捨てる事が多いとか・・・でも何故かそれほど臭わない・・・
獣の肉自体も初めて、臭いタヌキ自体も初めての状態で、傷んでいるかもしれない肉・・・やはり不安も付きまといます。

当日は、釣った魚を捌いて頂いたので取り敢えず冷凍保存しました。
その間に料理法の調査・・・これは、今後のためにも覚え書き♪

タヌキの肉は、地域や季節、当然ながら食べていた物などにより臭いにも強弱があるようです。
この個体差がタヌキは特に大きいのです。
調べた所、イヌやネコ同様にタヌキにも肛門腺があり、これが臭いとの情報も見つけました。
肛門周辺(後ろ足など)の肉を取る際は気を付けましょう。
また、イノシシが有名ですが、発情期の個体も臭い可能性があります。
獣全てに共通しますが、糞(激臭)が肉についてしまったら諦めた方が良いでしょう・・・
さらに、生きた状態で手に入ったら、血抜きをした方が絶対に良いです。獣に限らず、魚も・・・血は臭みの元です。

さらにさらに・・・脂肪が臭いとの情報もいくつか見つかりました。
捌いている時点で臭い場合は、皮下脂肪を残さず、肉だけを採取すると良いです。
料理する際も、この脂肪分を揮発などさせて頂くと臭みが無くなるとか。

タヌキの臭み抜きの方法
・ワラで包んで1週間土に埋め、2時間流水に晒す。
・酒・ニンニク・ショウガなどを多量に使う。
などの他・・・
なんとウーロン茶を使う方法を見つけたので、これを採用。


料理はタヌキ鍋に決定。




香りのある具が欲しかったので川原で食材採取。
一番の目的のセリの他、同じく香りのあるカキドオシ、豆風味のクズ、カラスノエンドウも僅かに採取、鍋と言えばキノコも定番。プルプルのアラゲキクラゲも 偶然見つけて役者はそろいました。
帰りにウーロン茶だけ買っていざ!!



沸騰させたウーロン茶に肉を入れて20分煮込みます。
今回は冷凍保存していたのもあり、水から一緒に煮込んでみました・・・
煮込み終わったら湯は捨てます。



こんな感じになりました。タヌキ色の肉に。
どんな味なのだろうか・・・そもそも食べれるのか・・・匂いはウーロン茶。



酒・みりんと一緒に鍋で煮込みます。
ある程度煮たら味噌を溶いて採取した具を投入して完成。



タヌキ鍋。(タヌキ汁)
風味は・・・香りのある植物をやや入れ過ぎました・・・警戒し過ぎ・・・
カキドオシは不要、セリも少しで良かった。
肝心の肉は・・・赤味のシッカリした肉です。
前情報では臭いけど噛み締めると旨み十分とか・・・結果は思ったほど旨みがない・・・
肉には違いないのですが、味・風味ともあまり無い・・・肩透かしを食らったような・・・
ただ、汁が美味しい!!
煮込み過ぎてタヌキの肉が出汁を取った後の状態になっていたのでした。
肉は残念でしたがこれは美味しい・・・これが肉の中にあれば美味しかったはずです。





2022年3月20日。
今日もコロナで行く場所が限られ・・・ほとんど目的もなく、いつもの場所へ向かう途中・・・堤防上にロードキル!!
いつもながら、出逢いは突然に♪ そして今日は、ほぼやる事なかったので、これは!!
ロードキルは極稀にしか見ない(当然!!)のですが、やっと見つけても、意外と街中だったり、元有料道路で車を停める場所がなかったり・・・そんな、やきもきがつのってたので、もちろん、直ぐに車を停めたら、大きな買い物袋を持ってスタコラ♪
顔以外に大きなキズもなく、まだ死後硬直してる状態!!



車に載せたら、近くのコンビニでロックアイスを買い、河原へ・・・
外見はほんと、綺麗。内臓はどうだろうか・・・

まずは、皮を取るために腹側を縦に裂いたら、腹腔膜が破れてる・・・異臭はなかったのですが、下半身は手を付けない様にしました。

始めて獣を捌いた時・・・ひとつ上のタヌキの時は、脚だけ・・・
そして人生2度目は、小型のタイワンリス・・・
皮を取っただけですが、その後、イタチも捌きました・・・
そして今回、リス、イタチ、タヌキと少しずつサイズがデカく・・・少しビビリながらですが、何となく慣れ始めて来た♪

体幹部の皮をグルッと剥ぐ事ができ♪
そして、前の両足の関節にナイフを入れて肩から手首までの間をGet♪
ついでに背中のロースまで頂いて終了♪
きちんと処理すれば後ろ足の肉も食べれたはずですが、まだまだ素人の私は無理せず、簡単に取れる部分だけに・・・




取った肉はビニール袋に小分けにし、車に常備してる発泡スチロールのケース(100均)にいれ、途中で買ったロックアイスを敷き詰めてひと段落♪
昼に用事があり、一度家に帰った時に脚一本だけは直ぐに冷凍庫へ。
写真は、残りの脚一本と背ロースで、一日サバイバルした後、夕方、家に帰ってから撮ったものです。
氷がまだ溶け切っていないと言う事は、まだベストな状態だと言う事・・・超シンプルですが、こんな発泡スチロールの入れ物は、へたなクーラーボックスよりも保冷効果が高いのです♪




今回は、一か八かで、網焼きにしてみようと思い立ち・・・でも!!
まずは、臭みを少しでも取るため、半生を避けるため、ある程度茹でて見ました。
写真は、おまじない程度の生姜が少々写ってます・・・茹でたら結構なアクが出ました。
水気を取ったらアミに載せて♪



手前が背ロース2つ。奥は前肢の手首から肘までの部分。



前肢の肩から肘までの部分。



網焼き。塩コショウで♪
表面がパリッとするほどしっかり炙ったら・・・当然ですが、噛み切るには少々難あり・・・
そこで、ステーキでも食べるように、ナイフで一口サイズに切りながら口へ・・・
これが、しっかり噛みしめると、ほんと美味しい♪ ビールにも最高に合う♪
あまりにもふわふわ過ぎるよりも、シッカリ噛みしめて、“喰ってる”感があるのが、私は好きです♪




唐揚げ。
当日処理しなかった、もう一本の前足は冷凍してました。
いきなり油に入れても芯まで火が通るか心配&生は危険・・・と言う分けで、こちらも水からシッカリ茹でた後、唐揚げ粉を付けて揚げました。
これは濃い風味・・・まさに肉!! 血抜きしてないからでしょう。 僅かですが、けもの感も。
わずかに、けもの風味もありましたが、唐揚げで美味しい♪ ビール最高♪
ニンニクを混ぜて揚げれば、もっと最高だったかも♪





タヌキは骨も使える・・・骨の周り、特に関節周りからダシがでると!!
今回、肉は焼いたり、揚げたりして頂いた後、骨は冷凍保存してました。
これをコトコト煮込んで・・・アクは丁寧に取り除き・・・1〜2時間ほどコトコトコトコト・・・

最後に目の細かいダシ取り用の袋で煮汁を濾して・・・鍋に♪



昆布とカツオ節でのダシ取りも行なって♪ 醤油少々追加♪
さてさて♪
これが、残念ながら・・・僅かですが、獣風味が出てしまいました。 う〜ん・・・
晩酌後の鍋だったので、半分は翌日に・・・

傷まないように、朝に火を入れ、夕方に帰ってからも火を入れました。
そして・・・



再度、鍋! そして、今回思い付いたのが味噌仕立て♪
これが、全く!! 獣の風味を感じない!!
これは、揮発性があると言われる獣の臭いが、何度も火入れした事で、やっと飛んだか・・・
それとも、少し臭みのある食材に使うと激変する味噌を使ったからか・・・
やっぱり、両方かな!?

昨日の残りの食材+ウィンナーと、トッピングにセリ♪
美味しくて一滴残らず胃の中へ♪





2023年1月。
久しぶりに釣りに行こうかと海方面へ車を走らせていたら・・・ロードキル!!
即座にGetして、真逆の山方面へ直行したのでした・・・



今回のタヌキは、頭をやられていただけで、体に傷はほぼ無し。
そして何より、内臓も無傷!! これは助かる!!
そしてそして、今朝亡くなったばかりのようで、超新鮮!!
そんなタヌキでした。

今回は、初めて木に吊るして捌き、両前足、両後ろ足、腹回りの肉を頂きました。
アバラ周りもとても綺麗だったのですが、持ち帰っても冷蔵庫に入らん! 鍋にも簡単には入らん!!
(このタヌキは結構、デカかったんです。)
と言う分けで、残りは山の神と獣たちに感謝して捧げて来ました。




当日頂いたのは腹回りの肉。調べたら“ともばら”と呼ばれる部分でした。
全身脂が乗って火が着くとボワッて燃えたり、パチパチ言ったり、食べる前から食欲が!!
これに塩コショウを軽く振ったら・・・メチャメチャ美味しい♪ で、何より臭みなど全く無し!! 
こんな肉が落ちてたなんて♪




焼いたもの。
ほんの僅か・・・写ってませんが、上から2番目は、裏側にそこそこな肉がありました・・・
これも網に載せて炙ったら・・・お酒をやりながら、かじりつきました・・・美味い!!



後ろ足2本は干し肉にしてみました。



右は、海水程度の塩分(3%)の塩水に浸けた後に乾燥させたもの。
左は、赤ワインと醤油を1:1にして浸けた後に乾燥させたもの。



塩水につけたもの。
こちらは、少々獣臭さがありました。ただ、良く噛んでいると旨味も十分ありました。



赤ワインに浸けたものは、獣臭さも感じなく、美味しかった♪



カチカチに乾燥した干し肉は、スープなどに入れて使われると言う事で、コンソメスープに♪
肉は美味しいのですが、臭みが・・・グツグツグツグツと・・・ジックリ煮込めば臭みも飛ぶかも!?


獣臭さが出てしまった干し肉・・・
干し肉は、作った後に燻製にされる事もある・・・と、言う事で、ここから何か変わるかどうか・・・の実験です♪



燻製にした干し肉。チップは、河原で立ち枯れしていた梅の枝を使いました。



タヌキの燻製肉。
右が元々は赤ワインで作ったもの。左は塩水で作ったものです。
燻製の風味が付きました♪ が!!
それでも・・・塩水版は薄らいだとは言え・・・まだまだ獣臭さが残ってましたとさ♪



マヨ+七味。
濃い味・辛い味・油分などで、臭みは感じず、美味しく頂けました♪



どうも獣臭さ(ほんと、気にする程ではないのですが・・・)を感じる・・・これは脂身にある様な気がするのです。
ならば、じっくり炙って脂分を落とせば♪ 早速♪
が!! これは、一度干し肉にしたもの・・・炙ると焦げるのが早い!!
脂は抜けたのか・・・ただ、焼けて香ばしい風味が加わったので、悪くない♪




素揚げ。
ここに来て何故シンプルに素揚げ!?と、思われるでしょう・・・
何かの調べものをしていたら・・・牛肉を天日干した後、素揚げにする料理「ヌアデートディアウ」というタイ料理を見つけたのです。
この料理自体は、一夜干し程度に柔らかな肉を揚げたもの・・・私のカチコチ肉とは違いますが、何か別物に変わるかも!?との期待もあって♪
本来の料理とは違いますが、カラカラに乾燥していた肉を素揚げしたので、香ばしさが加わってビールが美味しい♪


ここまで、後ろ足2本を干し肉にした記事でした。




ガーリックたぬき♪
元のレシピはガーリックラムです♪
いろいろ調べものをしていたら、クセのあるラム肉を食べやすくする料理を見つけたのです。
その中から選びました。使ったのは、前足1本です。
まだ僅かに獣風味は感じますが、タレ多めにすると感じないです。
たぬき肉は、ある程度細かく分けただけですが、全てに火が通りやすいように、薄切りした方が獣風味は感じなくなると思いました。もし挑戦される場合はどうぞ♪

作り方:
1、たぬき肉は塩コショウしてしばらく置きます。
2、フライパンでたぬき肉を炒めます。
3、火が通ったらたぬき肉を取り出し、調味料(酒、しょうゆ、酢、砂糖)を加えます。
4、ひと煮立ちしたら、調味料(摩り下ろしニンニク1片、摩り下ろし玉ねぎ1/2)を加えて煮詰めます。
5、器にたぬき肉を盛り、タレを掛けたら完成♪





そのまま使うと僅かに獣臭さを感じる事がわかったので、適度に切り分けてバラした後、茹でて大量に出たアクと一緒に一度全て湯を捨てました。ここからスタート♪
※臭みの元は脂肪とも言われるので、ほんと丁寧に可能な限り、適度に切り分ける際に取り除いてから調理に入りました。



カレー。
ひとつ上と同じですが、クセのあるラム肉の食べ方の一つにカレーがあったのです♪
そして、今回は、↑上の記事のようにアク抜き(臭み抜き)をしてからカレーに♪
たぬきの獣臭さは揮発性・・・コトコト煮込めば消えるはず・・・が・・・
これが、美味しいのですが、それでも僅かに獣臭さを感じてしまいました。
※一度感じてしまった獣臭さ・・・その後はどうしても・・・食べる時に獣臭さを探すように感じてしまうんです。

そして翌日・・・
朝晩と火を入れてから・・・



カレー。Ver.2。
今回は、チューブのショウガを1cm程度、ニンニクを3カケ、さらにノビルの葉を3株分、そして七味を極少々、塩コショウを極少々投入してみました・・・やり過ぎないよう少量ずつ使いましたが、さてさて・・・
これで、ほぼ、獣臭さは消えましたが、ピンポイントで突然感じる事が僅かにありました。


次にタヌキを頂けるのは、いつだろうか・・・部位により、なかなかクセのある食材だとわかりました♪





2024年3月。
山に向かう時に見つけました。残念ながら・・・って、普通そうでしょう・・・内臓破裂していたので、お腹を開いたら、激臭!!
もちろん、糞の臭い!! と言う事で・・・
今回は、両腕、背中の肉、毛皮だけ頂きました♪



内臓がやられてる感があったので、首をしばりました。もちろん、心臓は確実に止まってました。
・・・でないと・・・糞尿が上半身にも!!



背中の肉は串焼き!! 香ばしく焼くと、めっちゃ美味♪



ハニータヌキハンド♪
元レシピは、ハニーラムスペアリブです。
これは美味しい♪

作り方:
1、タヌキの肉に切り込みを入れたら、ハチミツ、醤油、みじんにしたニンニク、水を混ぜたタレに30分以上漬け込みます。
2、漬けたらフライパンに入れ、中火で焦げ目が付くほどに焼きます。
3、途中で水を加えたらフタをして、今度は中心部までシッカリ火を通します。
4、水気が無くなるまで煮詰めたら完成♪

両腕2本を一度に食べてしまうのがもったいなく・・・1本は翌日・・・
翌日は、これを遠火でこんがり炙って食べたら、さらに激美味♪ 美味し過ぎる♪





2025年1月。
山へ行く途中の堤防上に、またまた!!
見通しが良い堤防上・・・みんな70Kmは当たり前・・・80Kmも普通に・・・もし夜間・早朝ならばもっと飛ばしてる!? そんなんだから・・・またまた♪



人目に触れない河原のヤブの中で捌きました。
今回も首を縛って・・・やはり、毛皮を取った後、確実に頂ける手足を取り外すので、首をしばるのが理にかなってるんです。
胴体だけになったら、内臓を上から切り放していき、全てぶら下げたら、お尻辺りで切り放すだけ!! これが一番楽です♪
今回は、大腿骨がポッキリ折れていただけで、その他は無傷・・・内臓破裂もしていなかったので、両手両足に胴体も全てGet♪



木の枝の上に乗せていたのですがズリ落ち・・・シッカリ焼きたかったのでそのままファイヤ〜!!



ある程度焼いたら竹の串にさして、肉厚の部分を重点的にさらに焼きました♪
脂身から滴る脂で、小雨の中での焚き火だったのですが、火力は衰えるところか強火でした♪

両手・両足は保冷剤と一緒に持ち帰り・・・↑この胴体は火を通したので、そのまま袋に入れて持ち帰りました。
雨が強くなってきたので、一緒に炊いたご飯を食べたら、そそくさと撤退!!



そのまま持ち帰った胴体からナイフで肉を切り取り、改めてフライパンで炒めて塩コショウで♪
シッカリ噛みしめると旨味が♪ この適度な硬さがサバイバル感があって好きなんです♪



一気に全部食べてしまうのがもったいなくて・・・一部は翌日に♪
冷蔵庫に小松菜があったので、ゴマ油で一緒に炒めたら・・・美味し過ぎ♪





たぬきソバ♪
今までも時々♪ ある程度定番料理などを作った後は、シャレの料理も作って見たり♪ で、今回は♪
“タヌキ”と付く食べもの・・・思い付いたのが、“赤いきつねと緑のたぬき”。
“緑のたぬき”って何!? 調べるうちに元々“たぬきソバ”と言うものがあったのでした・・・みなさん、知ってました!?
その“たぬきソバ”を調べたら、具の無い天かすを乗せるソバとか・・・みなさんは知ってました!? パート2♪
さらにその語源は・・・ただの天かすだけ・・・ネタの無い天かす・・・ネタ抜き・・・ネ・たぬき・・・で、“たぬき”だって!!!
話は激戻って・・・今回は・・・
たぬきの肉を天ぷらで揚げた、ほんまもんの、たぬきそば♪
本来の意味からすると・・・ネタありソバ♪ なのですが、ほんまもんがあるので、やっぱり、“たぬきそば”で良いでしょう♪ って、それはさておき♪
緑がなくて、そっけない見た目ですが♪ これが美味しい♪
たぬきの肉・・・ほんと、意外と獣臭が出たり、出なかったり・・・そんな肉ですが、天ぷらとの相性は良いようです♪




全てそばに乗せるには少々多かったので・・・
翌日は、串に刺した後、火で炙ってみました!! やっぱり、たぬき肉は炙り系との相性◎♪
全く問題なく、普通に美味しく、私好みの若干歯ごたえのある喰ってる感ありの、やや濃いめの肉の味が最高♪




竜田揚げ。
濃い風味の肉・・・鶏は真逆、豚肉もまだまだ、牛も癖があるけど少し違う・・・濃い赤身・・・思い出したのが、子供の頃に食べたクジラの肉だったんです♪
クジラの料理を調べると、魚の様に刺身やタタキなどが出てくる他に、竜田揚げもあり、前回の天ぷらが美味しかった事もあり決定♪
酒・しょうゆ・みりん・すりおろしニンニク&ショウガ・砂糖少々に浸けた後、片栗粉を付けて揚げるだけ♪
おすすめ♪




ステーキ風♪
ステーキ用調味料と言うものがあったので面白そうで買って見ました♪
この調味料の内容は、ブラックペッパー、グリーンペッパー、ガーリック、塩でした。
(美味しそうな包装に騙されて買ってしまいましたが、自分でも簡単にできそうですね♪)
これを肉にまぶして焼くだけでステーキになるとか・・・これをタヌキ肉に♪
まず、たぬき肉は冷凍保存していたので、中心部まで火が通るようにジックリ茹でました。
これは、生肉を避けるためだけでなく、獣臭さを抜く事にもなる・・・一挙両得♪
そしたら、例の調味料をまぶしてフライパンで焼くだけ♪
茹でるのと異なり、焼く事で温度は100℃以上になり、さらに獣臭さが抜けます♪
写真は、ステーキ風のたぬき肉と茹でたカラシナの葉です。
これは獣臭さは完璧に飛んで無くなり、獣肉の歯ごたえが最高♪そして・・・噛みしめると旨味がジュワ〜って♪
美味しい♪ 美味し過ぎる♪ これが拾った肉なんて・・・ありえん♪




しょうが焼き。
美味しい肉料理の中で、どんなに料理が下手でも美味しく出来るもの・・・それがしょうが焼き♪
※そうとう昔のテレビ番組で、まずい事で有名なお店の料理人にしょうが焼きを作らせても美味しかった!!と言うのがあり、今でも憶えていたんです♪
しょうが焼きと言えば、豚肉なのですが、タヌキ肉でも美味しい・・・のか!? と♪

結果、美味しかったのですが・・・しょうが焼きってこんな感じだったかな!? って素朴な疑問が♪
薄力粉をまぶすバージョンで玉ねぎを加えたので雰囲気が違った!?
ただ、僅かに獣臭さが残ってしまいましたが、十分、美味しく頂けたのでおすすめです♪

しょうが焼きの作り方:
1、タヌキ肉に薄力粉をまぶします。
2、フライパンで油を熱し、タヌキ肉に火を通します。
3、元のレシピでは一度タヌキ肉を取り出して玉ねぎを炒める工程に入ります。
  私は省略♪ フライパンの角にタヌキ肉を寄せて続行♪
4、クシ切り(牛丼などで使う形♪)した玉ねぎをしんなりするまで炒めます。
5、火が通ったら、タヌキ肉と玉ねぎを適度に混ぜて・・・
6、酒、砂糖、醤油、みりん、水を混ぜたものを投入して煮立たせて少し煮詰めたら完成♪





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