イモムシと呼ばれるものを除いて、主に真冬、食材の少ない時期に手に入る貴重なタンパク源となる幼虫を集めました。 幼虫。写真は、クワガタの幼虫とカミキリムシの幼虫。 クワガタの幼虫。 冬の間、朽木の中で生活しています。成虫となったクワガタも時々出てきます。体は乳白色、お尻辺りはハチミツでも入っているような・・・透き通る感じ。 お尻は縦に割れています。 コガネムシの幼虫。 コガネムシの幼虫は、何故か背中で這って移動します・・・面白い・・・ お尻は横に割れています。 カブトムシの幼虫をそのまま小さくした感じです。 カミキリムシの幼虫。 足は見えず・・・頭部近くが膨らんでます。 美味しいので生で食べるとの情報も沢山ありますが、私は未経験。 私は小型のものしか見たことがありません。 ど!! デカイ!! こちらも♪ 2022年1月。ついに・・・やっと!! 大きなカミキリムシの幼虫をGetする事ができました。 今まで散々、朽ち木を砕いて来て・・・コクワガタの幼虫ばかり・・・今年も正月から幾つか砕いても・・・居ない!! やっぱり、山奥でないと無理か・・・他の事もやりながら、気楽に・・・そしてふと、太くて柔らかい木があったのです。 この中に♪ 上の2匹がメイン、その他、超小さいのが2匹の4匹が出て来ました。 1匹は大人の親指サイズ♪ 朽ち木を砕いても9割以上はクワガタの幼虫ばかり・・・残りはぼうずなど・・・ ほんと、カミキリムシの幼虫に出会うなんて宝くじレベルか!? 今日も・・・クワガタの幼虫ばかりか・・・さんざん採取した後、買える前に・・・ふと・・・ ほんと、なぜにそうしたのかも分からないのですが、ほんとにふと・・・ 朽ちてぶら下がっていたクズの蔓を手で剥いてみたら・・・え!? え!? カミキリムシ!? 周辺の葛の蔓を手で割ってみたら・・・出て来る出て来る・・・何これ状態♪ 短時間でこんなに♪ ※細いツルから採れるのは小さな個体・・・大きなツルを探しましょう♪ 2024年1月。小指サイズがそこそこ捕れました。 ここまでカミキリムシでした。 お尻はスプーンの様になってます。 キマワリの幼虫。 お尻の部分は何故かお皿のように窪んでます。 これも食べると泥を口に入れたようなモワッした土臭い異臭が口の中に広がります・・・ シイノミの中から出てきた幼虫。 ゾウムシの幼虫だと思います。穴の空いたドングリから幼虫が出てきました。 ゾウムシは、幼虫の状態で大きくなると、中から出てきて土中で冬を越すようです。 ユリの枯れた茎の中から採取しました。体長7cm程。 ボクトウガの幼虫に一番近いのですがやや疑問形・・・ テントウムシの幼虫。アブラムシが大好き♪ アリジゴク。ウスバカゲロウの幼虫です。 松の樹皮の間に・・・これは!!と思い、捕らえようとしたらあっと言う間に幹の中へ・・・ コメツキムシの幼虫。稀に見掛けます。 頭は平らでアゴがあり、全身にまばらに毛があり、お尻にも小さなハサミがあります。 キマワリの幼虫。 親が飼っていた小鳥にあげてたエサ・・・ミルワームに似てる・・・ アカハネムシの幼虫。 体全部が平べったい。 カブトムシの幼虫。 大きく柔らかくなった朽ち木をひっくり返したら・・・木が土になりかけている場所に居ました。 これはあらためて・・・ほんと、デカイ!! 持ち帰り方: 木を砕くほどの強いアゴを持っている幼虫が多いです・・・そのまま全部袋に入れてしまうと・・・家に着いた頃には、お互いに噛み合って、壮絶な状態になってしまいます・・・ それを避けるためには、木を砕いた時に出て来る木くずを入れながら、幼虫も入れて行く・・・要はお互いに触れ合わない様にするのです。 小型のカミキリムシを初めて大量にGet!! 家に着いたら、カミキリムシが多過ぎて・・・1割程はお亡くなりに・・・これはいかん!! 全てを別々のケースに保管できれば良いのですが、そんなものはない・・・で、思い付いたのがティッシュで包む!! あいにく、カミキリムシは全て小型・・・ティッシュを1/2や1/4に切ってから包んで袋へ・・・この様にして持ち帰ったら、全て無傷でした。 大きなアゴの幼虫の場合は、1匹にティッシュ1枚とするなど、もう少し“間”が必要でしょう。 下拵え: 今まで何度も何度も、そのまま頂いて来ました・・・そして・・・不味かった!! (下↓の料理は、そんな食べ方も沢山載ってます・・・) 2022年現在、最善の食べ方は、まず、軽めに茹でる事。 これで亡くなってもらう&身が引き締まるのです。 そうしたら、お尻の方をカットして捨ててしまうんです。 コガネムシの幼虫は、色が黒っぽいので分かり易いです。この下拵えをしないと、ほんと! 必ず後悔する事に♪ これで万事解決かと思いきや!! クワガタの幼虫はお腹の中が黄色っぽい液体で満たされてます・・・これを取り除いても・・・そのままでもあまり変わらず!? そして、朽ち木を食べるからでしょうか・・・採取した木の種類の違いか・・・味が違うのです。 さらに、腐葉土を食べるコガネムシと同じで、ずっと大きなカブトムシの幼虫は、体内に大量の腐葉土を溜め込んでます。 これを取り除こうとしたら・・・お腹だけでなく、ずっと上の方まで満杯!! そして腐葉土臭が全体にこびりついてる!! これは最強に激不味いです!! こんなクセのある幼虫たちに混ざって・・・正反対に激美味なのが、カミキリムシの幼虫です。 こちらは、採取して糞だしする必要もお腹を切り取る必要も無く、そのまま焼いても炒めても美味しいのです♪ ほんと、逆になんで!? 不思議!! ちなみに、カミキリムシの幼虫は、採取直後でも全て美味しいので、下拵えは全く不要♪ コガネムシの幼虫。 茹でたもの。火が通ってひと回り小さく・・・ このお尻の黒い部分を切り取ってしまいます。 切り取ったもの。 体の1/3程も取り除いてしまうので、残念感がありますが、これをするかしないかで、味に天と地程の違いがあります! キマワリの幼虫も同様にしてみましたが、まだまだでした・・・これはわからん!! ここまでが下拵えです。 今回は、これに醤油を掛けて頂いてしまいました。 黒変! お湯を作り、その中へ採取した食材を投入してました・・・ まずは動きを止める、苦しまない様に短時間で亡くなってもらう、処理し易くする等の理由で♪ で、今回は、クワガタの幼虫からカミキリムシの幼虫まで・・・沢山採取したので、木クズと一緒に持ち帰った袋の中から探し出してはお湯に投入してました・・・それに10数分程度!?掛かっていたのです・・・ で!!! 気付いたら!! なんか黒い!! 何これ!? 下処理で腹部を切り捨ててみたら、糞が体内に回ったわけでもない・・・ ただ単に、お湯に長時間浸けていると黒変するようです。 2023年にして初めて気付いた現象でした。 クワガタの幼虫。茹でてお尻を取りました。 ボリュームが残念になりますが、切り捨てたのはほぼ糞♪ クワガタの幼虫。 お尻を取って・・・上半身を食べたら・・・!? 朽ち木の香りが強い。 試しにおしりも食べたら・・・同じ!! そして・・・この2匹、別々の朽ち木から採取したのですが、味が全然違う! 一方は、朽ち木の香りが強いのですが、もう一方は、それほどでもなくイケる感じでした。 これはなかなか手強い!? 茹でたもの。 これは、実験と言うか、食材の味を確かめるため・・・ 真冬でも、朽ち木を見つけたら高確率で手に入る食材・・・ですが!! どれも曲者が多いのです・・・ カミキリムシの幼虫を茹でたもの。 手前が、今回採取した中で大き目だったもの。奥は小さいものと傷付いたもの。 今回初めてクズの茎から採取したんです・・・まずは、ほんとにカミキリムシの幼虫なんだろうかと・・・ チョロッと醤油を付けて食べてみたら・・・甘い♪ またまたカミキリムシの幼虫を茹でたもの。 今回はやや大き目のものだけを採取♪ 美味しい〜♪ キマワリの幼虫。 カミキリムシの幼虫が激美味なのに反し、その他の全ての幼虫は激不味い・・・ そして・・・今回、初めてキマワリの幼虫を採取したのです。 さてさて・・・ これが!! 美味しい幼虫2つ目!! これは甘味があって美味しいです。 シーチキン和え。 少し勿体ない・・・美味しいカミキリムシの幼虫を使いました。 これはもちろん!! 美味しく頂きました♪ わさび醤油で。 美味しいカミキリムシの幼虫・・・その食べ方の定番は、バターで炒める事・・・が♪ マグロのトロに喩えられるのならば、やっぱり醤油とわさびで♪ さてさて♪ これはこれは・・・口の中でトロッとなるので、ボリューム感と言うか、固体感と言うか・・・喰った感は少ないのですが、味としては悪くないです♪ 味は◎ですが、満腹感を得るためにはご飯と一緒が良いかな♪ 素揚げ。 クワガタの幼虫は、内臓を出しても変わらない・・・と、言う事で・・・ 今回はお尻に串を打ち、素揚げに。 これが、お腹に穴が開くので爆ぜず、火の通り加減を調節できるので良い! そして茹でるよりも、揚げた方が美味しい♪ これはクワガタの幼虫の美味しい食べ方のひとつの到達点か!? 天ぷら。 色々な虫が混ざってますが、写真左右のもの。 幼虫の揚げ物は危険です・・・想像通り・・・爆ぜます!! 写真では内臓がほぼ吹き出た後で、外皮だけになってしまってます・・・ただのフィルムです・・・味も殆ど無し・・・ 完全に爆ぜて中身が全部出てしまう一歩手前で取り出すのが良いでしょう・・・ 天ぷら。 クワガタの幼虫と2匹だけキクイムシの幼虫も・・・茹でてお腹を切り捨ててから、採取したヨモギの葉で包んで天ぷらにしてみました。 これは混ぜてしまったのは失敗!! 食べたのがクワガタだったのか、キクイムシだったのか・・・僅かに土臭い風味も感じてしまいました・・・ 大部分は、普通にヨモギの風味で美味しく頂けました♪ アミ焼き。 食べるとモワッとした異臭が口の中に広がります・・・ 大量の腐葉土を食べたカブトムシの幼虫に比べたら数段マシと思われますが、確実に美味しくないです。 串焼き。 どうやっても不味い・・・懲りずに何度も挑戦・・・やはり大量の糞が詰まっているからなのか・・・と言うことで、串焼きした後、糞が詰まっているお尻を取り除いて塩コショウで頂いてみました。 美味しい・・・とまではいかないのですが、口の中に広がる凄い味は感じなくなりました。 これならば、色々な料理に入れて違和感無く頂ける事がわかりました。 お尻部分を切り落とせば不味くない・・・と言うことで、多めに採取しました。 網焼きでジックリ炙ったのですが、体の上のほうまで黒っぽいものが・・・ とても丈夫な表皮の中身、体液がグツグツと煮えてしまうと糞が体全体に回ってしまうのでしょうか・・・そのまま食べるとやや異臭が・・・ 今回はスイバで包んで、わさび醤油で頂きました。酸味と辛味で異臭も殆ど感じず、普通に頂くことができました。 串焼き。 コガネムシの幼虫、クワガタの幼虫、不明の幼虫×2、ムカデです。 今までの経験を生かし、サッと茹でた後、腹を取り除いてから串に刺して焼きました。 醤油を付けて頂きましたが、これは思った以上に臭くない・・・腹を取って中のドロの様な物は取り除いた方が断然美味しく頂けます。 シイノミ、ヤマノイモのムカゴ、ゾウムシの幼虫をフライパンで乾煎りしました。 シイノミもヤマノイモのムカゴも美味しいのは当然として、ゾウムシの幼虫はクセの無いドングリ風味で美味しかったです。珍味! ジックリ炙って頂きました。 土臭い&泥臭いかと思ったのですが、意外と食べやすかったです・・・ 炒め物。 乾燥アケビを戻したものとギシギシを使って、ニンニク、ニンジン、モヤシと一緒に炒めました。一緒に炒めたキマワリの幼虫をトッピングに。 炒めた野菜は美味しいのですが、キマワリの幼虫は・・・不味い・・・
バター炒め。 バターだけで炒めるつもりでしたが、つい・・・とろけるチーズも載せて・・・醤油をチョッと掛けて頂きました。 お尻の先をチョット切って、軽くしごくと内臓がプリッと出て来ます。これを取り除いたら美味しく頂けます。 普通に美味しかった。 鳥肉、カラシナの葉と一緒に炒め物。 今回採取できたのは、キマワリの幼虫と不明な幼虫の合わせて4匹だけ!! トッピング的に上に載せて頂きました。 丸ごと使ったので当然か・・・これは無い方が絶対に美味しい!! ただ・・・栄養は摂れたはず! バター醤油で炒めているところ♪ カミキリムシの幼虫のバター醤油炒め。 “マグロのトロ”に喩えられ、昆虫料理の中で一番美味しいと言われるもの・・・ついに!! やっと!! そして食べ方を調べたら・・・一番おすすめはバター醤油炒めとか♪ もちろん、早速♪ 作り方: 1、カミキリムシの幼虫を茹でます。 2、フライパンにアルミホイルを敷き、バターを溶かします。 3、茹でたカミキリムシの幼虫をフライパンに入れて炒めて・・・ 4、良い感じになったら、醤油をチョロッと垂らして少し炒めたら完成♪ 食べた感想は・・・マグロのトロと言うより・・・ カスタードクリーム!! しかも旨味もある♪ そしてさらに・・・バター醤油で炒めたからか・・・焼きトウモロコシの風味も♪ 面白い!! 美味しい♪ クワガタの幼虫。 ひとつ上のカミキリムシの幼虫を炒めた後に、同様に炒めてみました。 これが!! って!! やっぱりマズい!! お腹の中身は抜かなかったのです・・・ それにしても・・・ カミキリムシの幼虫が美味しい理由は・・・木だけを食べているからとか。 同じ環境に住んで同じものを食べて同じ生活、同じ幼虫・・・見た目も似てる・・・のに!! 激美味と激不味・・・ほんと、不思議♪ 味噌汁。クワガタの幼虫。 サバイバル本の名著:アウトドア・サバイバル技法と言う本に、幼虫はスープとして頂く事ができるとあったのです。 どんなスープにしようか・・・で、ふと・・・味噌汁! 日本ならば味噌スープ♪ 今までの経験からも味噌は臭みのある食材に合うのです。 そして幼虫は今までの経験から、サッと湯がいたら、体の半分から下は切り捨てて使いました。 さてさて・・・ 美味しいですが、幼虫単体で口に入れると僅かですがモワッとしました・・・ これは、河原で採取したセリと一緒に頂くとプラマイゼロ!! サバイバル状況下での栄養補給と考えたら十分すぎる料理となりました。 アミ焼きしたものをカレーのトッピングに。クワガタの幼虫。 カレー部分は当然普通なのですが、幼虫と一緒に口の中に入れると・・・やはり、モワッとした異臭が口の中に・・・辛口のカレーをも凌駕します・・・ ※この当時は、お腹の中身はそのままなのです。 お鮨。ネギトロ風♪ カミキリムシの幼虫はマグロのトロに喩えられる・・・デカイのが取れたらドンッと乗せるのですが、小型ばかりだったので・・・ネギトロに♪ 手前2貫が茹でたもの。奥2貫は炙ったものです。(見切れてるその他は、シャリが余ったので冷蔵庫にあった鶏そぼろで作ったものです。) 幼虫の唯一硬い部分の頭があると、ご飯との相性が悪くなると思ったので、全て切り捨てて体の部分だけを使いました。 これに刺身醤油をチョロッと掛けて・・・ 単品で頂いて美味しかったので当然なのですが!! ほんと美味しい!! パクパクパクッとあっと言う間に胃袋へ♪ パスタ。 トロッとクリーミーなので、パスタにも合うだろうと・・・思った時! 家にあったのはバジルソースだったんです・・・と言う事で♪ ほんと、緑が良く似あうイモムシ・・・ちが〜う!! これは、バジルの濃いめの風味に負けそうにもなりながら・・・カミキリムシの風味も感じる事ができました。 これは悪くない♪ 一匹だけ獲れたカミキリムシの幼虫・・・これだけで良い案が浮かばず・・・ラーメンのトッピングに。 チキンラーメンと一緒に頂いたのですが、ラーメンの味が濃くて良く分からず・・・もったいない!!
この迫力!! カブトムシの幼虫を茹でたもの。 もちろん、中には大量の腐葉土が!!! 真ん中で切って腐葉土を・・・って!! お尻の黒いのが腐葉土で上半身は白かったので中身があるかと思いきや!! 全て腐葉土!! ドロドロと大量&異臭の腐葉土を綺麗に洗い流したら・・・ほぼ皮だけ!! 既に臭いがこびりついているので、このまま食べるのは超躊躇!! で!! 醤油を付けて串焼き。 香ばしい風味でなんとかゴマ化して、それほどマズくも無く食べる事ができました。 カブトムシの幼虫は、兎に角マズイ・・・よっぽどな状況でないと食べるのはためらいます・・・