樹液を吸っている所。 少し翅を広げて鳴いてました。 ミンミンゼミ <ミンミン蝉>。 文字通り“ミンミン”と鳴きます・・・まじめに聞いていると誰かが鼻をつまんで“ミンミン”と言っている様で・・・つい、笑えて来ます・・・ 樹液を吸っている所。 オスのお腹の中には何もありません♪ 清廉潔白♪ ヒグラシ <蜩、茅蜩、秋蜩、日暮>。 朝・夕の涼しい時間帯に哀しげな“カナカナ”と澄んだ声で鳴きます・・・ この声を聞くと山の中に来た・・・と感じます・・・ ハルゼミに似てますが、前胸部に赤味を帯びます。 オス。 メス。 今まさに交尾をする所。この直前、いちどメスに覆いかぶさりました。 交尾中。メスに覆いかぶさってから交尾終了まで、約12分間でした。 ハルゼミ。 5月前後、山の中の松林に近づくと・・・ムゼ〜ムゼ〜と声が聞こえます。 さて何処に!? 探しても、山の中の松は高いものばかり&藪に紛れて見えない部分が多い&ハルゼミは体長3cm少々と小さく、しかも黒っぽい・・・発見が難しいのです。 今回、2020年にしてやっと! 発見したのは、崖下から生えていた松ですが、目線からハルゼミまでの高さはビルの3F程度はありました。 松の下から上を撮影したので逆光ぎみで、しかも手持ちのカメラでズームしているので不鮮明ですが、持ってるコンデジではこれが限界!? 交尾中。 ツクツクボウシ <つくつく法師、寒蝉>。 とても面白い鳴き方をします・・・人によりいろいろな聞こえ方があります。 私は“ツクツクボウシ”と言うより、“オーシィ・ツクツク”派かな? 以前住んでいた場所は、このツクツクボウシが良く鳴き、この声で目が覚めたりしたものです・・・ オスが複数いる場合、一匹が鳴きだすともう一匹は、合いの手か、はたまた、茶々を入れてるのか、“ジ〜”と鳴くのを幾度も聞きました。 人の気配を良く察知し、近づくとテンポが速くなるのが面白い・・・時々1フレーズ省くことも・・・♪ 緑色系のものと、オレンジ色系のものがいます。 このディテール!! 鳴いていなければとても気付きません。 ニイニイゼミ <ニイニイ蝉>。 桜の木に止まっていると、気づかない事がある程に木の幹と良く似てます・・・ “ニイニイ”とは鳴かずに、“チー・ジー”と鳴きます。 ・・・後日、ニイニイゼミの漢字表記を調べていたら出てこない・・・鳴き声から付けられたミンミンゼミも“みんみん蝉”なので、もしやと思い、調べたら・・・ニイニイゼミも鳴き声から付けられた名前のようです・・・ 最初に命名された方には、鳴き声が“ニイニイ”と聞こえたのでしょうか・・・ 体は大きく、羽は濃い茶色・・・止まる場所によっては、バレバレな状態も。 木の汁を吸っている所。 超接写。 濃い色の幹に居ると気付かない事も・・・ 良く見ると緑色のスジが綺麗です。 単眼を超拡大。 単眼は光のみを感知し、3個1組で瞬時に脳に情報が送られる仕組みのようです。 ルビーのように綺麗。 口。 写真のものが直接木に刺さるのではなく、この中にもっと細い針状のものが入っています。 アブラゼミ <油蝉>。 もっともポピュラーなセミですが、翅が透明ではない 身の回りに沢山いるセミなので、もっと綺麗な声で鳴いてくれたら良かったのですが、“ジ〜”と・・・声を聞くと蒸し暑く感じます・・・ 9月上旬。 チッチゼミ。(恐らく♪) 山の崖の上に生えていた松の木の最先端付近に!!・・・セミまでの距離は十数メートルはあったかな!? キャノンSX720HSの超望遠で撮影して・・・さらにトリミングして拡大・・・一番綺麗に撮れたものでこんな感じ!! 本来、黒いはずのチッチゼミ、午後の日差しで白飛びして???な感じですが、背中に黄色の斑紋2つ、翅に模様は無し、松の葉が写ってますが、これとのサイズ感から総合して・・・やはりチッチゼミだろうと判断しました!! いつか、もっと綺麗に撮りたい!! ここの公園ではセンダンの木に大量に集まってました。 オスの発振膜はオレンジ色で目立ち綺麗です。 クマゼミ <熊蝉> 身近な蝉の中で最も大型になります。 子供の頃はこれが獲れるととても嬉しかったです・・・(今も・・・) 2020年、海岸近くの公園で、低い木に大量に止まっていて・・・近づいても逃げない!! ゆっくり手を伸ばして・・・獲れた!! 短時間で13匹も素手でGet♪ クマゼミは、人の気配にたいしてかなり、鈍感だと気付きました。 セミ。 セミはコクがあって意外と美味しいです。 世界各地で現在も食べられています。 日本でも昔は囲炉裏で醤油を付けて焼いて食べてました。 沖縄では今でも子供が捕まえて食べているとか・・・ 昔、セミの幼虫を使った商品が検討されたが、供給が不安定だったために実現しなかったとか・・・商品にできるほど実は美味しいのです。 アメリカでは13年ゼミと呼ばれる13年周期に大発生するセミを使った料理(アイス)を販売した所、あまりの美味しさに大繁盛したのですが、店の裏に落ち ているセミを使っていた・・・食品規定に載っていない食材・・・など・・・のため、衛生当局から指導が入り販売中止となったそうです。 ファーブル昆虫記のファーブルもアリストテレスの感想「ギリシャ人にはとても美味しい食べ物」との記述を見て挑戦しましたが、料理方法に問題があったため、美味しく食べれなかったようです。 羽は気になるようであれば取り除いておきます。 木の樹液しか食べて(飲んで)いないので、糞出しは必要なく、虫独特な臭みもありません。 薬効は、肝炎、肝臓病、血流改善、抗がんなど。 セミの抜け殻は、漢方では、蝉退(ゼンタイ)と呼ばれ、 悪寒・発熱時の解熱薬 蕁麻疹などの皮膚掻痒症 咽喉炎・結膜炎などの消炎効果 破傷風、小児驚風時の鎮痙薬 に効果があります。 セミ料理: 私は捕まえてきてそのまま素揚げや唐揚げにしてしまうのですが、一度茹でた方が確実に火が通り、寄生虫の心配が無いとの情報もありました。 アブラゼミ。茹でたもの。 ピーナッツの風味が漂い・・・このまま食べたくなります・・・ クマゼミ。茹でたもの。 ヒグラシの串焼き。 香ばしく普通に美味しく頂けます。 1匹だけニイニイゼミが混ざってます・・・判るかな? こちらは、ニイニイゼミの串焼き。 とてもシンプルですが、これで凄く美味しいのです・・・ セミを食用とする地域では、子供がセミ捕りをして、おやつ代わりに木の枝に刺して焼いて食べるとか・・・美味しいので十分おやつになります。 アブラゼミの串焼き。 上はショウリョウバッタのメス、手前はナガアオサ。 大型のセミはジックリ火を通して頂きます。 アブラゼミ。 クマゼミ。 串焼き。 たった1匹しか手に入らなかった時でも串焼きであれば手軽で立派な1品に。 串焼き。味噌。 アブラゼミ2匹、ウバタマムシ、クロアゲハ。 セミの旨みと焼いた味噌が合います。 予めジックリ火を通した後、味噌を付けてコンガリ焼けたら完成。 アブラゼミの油炒め。 ヒグラシとニイニイゼミ。 その他は、バッタ、コガネムシ、キマワリ、アブ数匹。 セミが一番サクサクとクセ無く風味あり美味しいです。 アブラゼミ。 唐揚げ。 唐揚げ粉を着けても殆ど取れてしまうのですが、美味しいです。 ピーナッツのようなナッツ系の香りと風味があり、美味しいです。 アブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ数匹の他、 ツチイナゴ2匹、トノサマバッタ系のバッタ、キリギリスと、 アキノゲシの天ぷらです。 クマゼミとノコギリカミキリ、ハチ。 素揚げ。 塩や塩コショウでサクサクとツマミになって美味しいです。 エビセミチリ。 セミを食べた感想は・・・エビ!? 私の感想ではあまり似ていないと思うのですが、そんな意見も多く・・・エビの料理を考えて思いつきました。私の大好きなエビチリを参考にしました。 今回は6匹しか取れなかったのが残念・・・全て殻の薄いヒグラシです。 予め、2度揚げしてからチリソースで炒めました。 ピリ辛が美味しくビールがすすみます。食べやすく違和感もなし! ・・・ただこれはエビではない・・・ 焼きそば。 クマゼミを2度揚げして焼きソバのトッピングにしました。 味・・・ではなく、雰囲気・テンションなどが、セミと焼きそばが同じような・・・と思ったので作って見ました。 イメージではアブラゼミだったのですが、別の料理で食べてしまったので代わりにクマゼミにしてみました・・・アブラゼミと焼きそば・・・ちょっとテンション上がる感じ・・・分かる!? サクサクとして濃い風味のセミが焼きそばにあい、意外と良い組み合わせでした。 セミ酒・・・? セミ酒は、こんがりと火で炙ってお酒に漬けて頂くものの様ですが、情報量が少なすぎ、マムシ酒の様に漬け込むものか、もしくは、骨酒の要領で、その場で頂くものか現在不明です・・・ これは、骨酒の要領で、炙ったアブラゼミを熱燗のお酒(泡盛)に漬けたもの。 全然、風味・ダシがでず、ただの泡盛でした・・・この方法は違う可能性が高い。 次は漬け込んだ泡盛: こんがりと火で炙ったアブラゼミをビンに入れ、泡盛を注ぎます。 約1週間後・・・アブラゼミは漬けたままでも良いのかもしれませんが、今回はお酒に色が付いたのでここで取り出しました。 しっかりとセミ風味の付いた泡盛ができました。 これが、本当のセミ酒でしょうか? 強壮の効果がある様です。 今までずっと、セミはそのまま(殻付きのまま)頂いて来ました。 2020年・・・ボリュームは大分減ってしまいますが、身だけを使った料理にもしてみました。 クマゼミを茹でたら中身を取り出してみました。 上は、オスとメス両方の胸の筋肉、右下は、メスのお腹の中(卵など)、左下は、オスの腹の筋肉(大声で鳴き続けるため貝柱のように発達してます。2個で1匹分)、左はオスの腹の中(精巣など)です。 クマゼミの筋肉のマヨ醤油。 写真手前(右下)がそうです。奥はほんとのシーチキン♪ クマゼミのオスとメス両方の胸の筋肉の他、オスの腹の筋肉も使いました。 セミの筋肉はツナのようだ・・・と、言われるので、作ってみました。 味はやっぱりセミ風味ですが、全く違和感なく美味しい♪ 混ぜてしまって、ツナを使った料理にしてしまっても良さそうです。 クマゼミの卵巣や精巣など。 味を知りたかったので、極シンプルに塩をパラパラと振っただけで頂いてみました。 卵巣の方は僅かにプチプチ食感もありましたが、どちらも何故か僅かに苦みが後に残りました。 この後、醤油を掛けて食べた時には感じず・・・気にするほどのものではないでしょう・・・ ※感じた苦みは、吸った樹液(木)の種類にも関係するかも知れません・・・ ここまで、内臓だけを頂いて来ました。 手元に残ったのは殻・・・実は1〜2週間ほど前にザリガニの殻を使ってエクルヴィスバターを作っていたのです・・・閃いた♪ 残ったセミの殻を使ってセミバターに出来るかも♪ で、挑戦!! セミの殻と同量程度のバターと一緒にフライパンでジックリ火に掛けます。 粗熱が取れたら殻を濾して器に取り、冷蔵庫で冷やせば普通のバター同様に利用できます。 パンに。 パンがセミバター風味に♪ セミバターピーナッツ。 セミはナッツ系の風味があり・・・そして作ったのはセミ風味のバター・・・閃いた♪ ナッツとバターとくれば、バターピーナッツ♪ 早速♪ バターの風味に香ばしいナッツの香り♪ これにセミ風味も加わって・・・美味い!! これは、熱々のうちに頂きましょう♪ 作り方: 1、フライパンにセミバターと塩少々を入れて煮立ってきたら・・・ 2、殻と薄皮を剥いたピーナッツを投入してジックリ煮詰めるだけ♪ クマゼミの幼虫。 想像以上に登るのが早い・・・カメラを準備して数枚撮影している間に高いところへ・・・ 既に羽化を始めている固体も・・・ カブトムシ、クワガタムシなど、軽い甲虫類とは全然違う・・・ 持つと見た目以上にズッシリと重く力強いです。 セミの幼虫。 採取する場合は、夏、例年セミの抜け殻が沢山ある場所、夕方からセミの幼虫が地面の中から出てくる所を捕獲します。 素揚げ。 左下:羽化直後の柔らかいもの 右下:背が割れて羽化を始めたもの 上:まだ羽化を始めるまえのもの 身が入っていても殻はサクサクになりました。 身は全く臭味がなく、塩コショウで美味しく頂きました。 串焼き。 串焼きは食材の少ない時にも手軽に頂けます。 たったの1匹ですが、その他、コガネムシやベーコンと一緒に焼き、香ばしく美味しく頂きました。 ニイニイゼミの抜け殻。 アブラゼミの抜け殻。 ヒグラシの抜け殻。 ツクツクボウシの抜け殻。 クマゼミの抜け殻・・・ここの公園にはクマゼミが多かった・・・抜け殻も・・・ 地面にはセミが出てきた無数の穴・・・ ハルゼミ。やっと・・・成虫もいつか撮影・・・できるかな? セミの抜け殻。 抜け殻から種の同定を行なうには・・・何回か訪れている場所であれば、何ゼミがそこで見られるか、今の時期ならば・・・と、大体の想像ができます。 確実に同定するためには、触角の第○節と第○節の長さ、前の手のツメの形などが決め手になります。 食材としては意外とポピュラーなようで、味噌汁の具や唐揚げにして食べられています。 中に魚のすり身を入れて唐揚げにも・・・ 漢方では、蝉退(せんたい)として、湿疹などの皮膚病に利用されています。 唐揚げ。 見た目変わってません・・・が、サクサクとスナック感覚で頂きました。 ・・・もちろん、お腹は膨らみませんでした・・・ 味噌汁。失敗。 地方では味噌汁に入れたりします・・・が、レシピなし・・・まさか失敗するとは思ってませんでした・・・ てんかすの様に完成した味噌汁に投入して食べてみたら・・・意外とシッカリした抜け殻・・・飲み込めませんでした・・・ 予め揚げてサクサクにしておくのかな?それとも、ヒグラシなどの柔らかいセミの抜け殻を使うのかも知れません・・・残念・・・ みそ汁。 リベンジ・・・私も色々な料理法で経験を積みました・・・ 油でシッカリ揚げておいたセミの抜け殻を作ったみそ汁に投入しました。 天かすと呼ぶには大分大きく、足先の爪が時々引っ掛かりましたが、サクサクと食感良く、美味しく頂きました。 揚げ物。 私の住む地域でもっとも大きいセミ・・・クマゼミの殻を使いましたが、顔など各部にドロが着いている特長があります。強めに洗っても落ちず、顔のドロだけ簡単に削り落として利用しました。 具として小麦粉と卵にオニグルミの実を砕いて混ぜたものをセミの殻に詰めて揚げました。 もともとセミはナッツ系の風味があり・・・膨らんだ小麦粉が殻の中で膨らんで・・・まるで、生きているセミの幼虫を素揚げしたような感じになりました。 風味良く香ばしくこれは美味しく頂けました。 中に詰める具により、色々な風味を楽しむことができます。 キャベツ炒め。 私が試した方法は、 1、初めに多めの油で抜け殻だけを炒めます。 2、抜け殻は一旦取り出してキャベツを炒めます。 3、コンソメも投入して味付けまで完成させます。 4、最後に抜け殻を戻して一緒に炒めたら完成。 さて・・・結果は・・・噛み切れるか・・・ これは美味しい!! キャベツは柔らかく甘味があり、抜け殻はサクサクと食感が良くアクセントになってます。 キャベツだけの炒め物よりもずっと良い・・・これはおすすめ!!