サバイバル節約術


カマキリ <蟷螂>





6月上旬。体長4cm程度。



7月下旬。幼虫。緑色。
緑色の固体の方が多いです。感覚では、緑5:茶1程度かな。



7月下旬。幼虫。茶色。



7月下旬。大きなトカゲを撃退した直後。



8月中旬。



8月中旬。 赤茶色の個体。



8月中旬。幼虫。茶色。
“蟷螂の斧”のたとえもあるように、自分よりも遥かに巨大な敵にも襲い掛かる攻撃性・・・
自分がバッタだったら・・・恐すぎ・・・




8月中旬。ノラニンジンの茎になりきってます。



8月下旬。アレチハナガサの花の中に紛れてチョウ狙い・・・



8月下旬。



9月上旬。



9月中旬。



9月下旬。色々な場所で色々な格好で獲物を待ち伏せます・・・









オオカマキリ <大蟷螂・大螳螂>
ススキが大好きで、ススキの葉の間を良く見るとかなりの確率でこのオオカマキリがジッとしています。








茶色タイプ。











チョウセンカマキリ
よっぽど見慣れた人でも、ぱっと見でオオカマキリとチョウセンカマキリを見分けるのはとても難しいと思います・・・とても良く似た大きなカマキリです。
見分け方は、チョウセンカマキリの胸の内側は蛍光オレンジ色、内側の翅は僅かに褐色の模様、オオカマキリの胸の内側は黄色、内側の翅は全体が褐色です。
チョウセンカマキリの方がずっと個体数が少なく・・・捕獲しないと判断は難しいので、彼方此方で何度も何度もオオカマキリを捕まえては指に穴を開けられました・・・




6月中旬。約1cm。



8月上旬。



8月中旬。





8月末。自分の大きさと同じくらいのミンミンゼミを捕らえてました。



9月中旬。オトコエシの花に。



9月中旬。センダングサと。



10月上旬。ヌルデの花と一緒に。



ランタナの花に紛れて、寄ってくるチョウ狙い。



花の撮影をしていたら・・・直ぐ近くでミシミシ音がするので、探してみたら・・・アオスジアゲハを捕食してました・・・



10月下旬。茶色タイプ。クコの木でチョウを狙ってました。



11月下旬。







ハラビロカマキリ <腹広蟷螂、腹広螳螂> 9月中旬。
あまり見かけないカマキリです・・・調べたら樹上性だそうです。
桜の木に卵を産むので、桜の木に登っている所を見かける事があります。




足元の枯れ葉の上に居ることが多いです。














やはり、枯草に紛れるのが好きなようです・・・枯草に逆さに掴まってジッとしてました。



内側に模様があり、光沢があります。



威嚇する時はこんな感じ・・・威嚇ポーズの良い写真が撮れません・・・



コカマキリ <小蟷螂・子蟷螂>
体長5cm前後の小型のカマキリです。
足元の枯れ草の上で良く見掛けるので踏み付けそうになります・・・








幼虫。







ヤシャブシの枝にぶら下がってました・・・別の枝にも♪







11月下旬。枯れ葉ばかりで生き物の少ない時期にサザンカの花に♪
この時は知りませんでした・・・サツマヒメカマキリと言う種を。もしかしたらこれも!?



12月31日。サツマヒメカマキリ。
こんな年末にカマキリの“幼虫”!? 調べたら、ヒメカマキリの中でもサツマヒメカマキリだけは、幼虫で越冬するとか。
そしてさらに調べたら、もともと南の生き物なのですが、最近は静岡県まで生息域を広げているとか。



ちなみに、ノーマルのヒメカマキリとの違いは、脚にある葉状突起が目立つとか。
写真では、中央の黒っぽい下向きの三角形が葉状突起です。
知らずに撮った写真を超拡大してるので、ザラザラですが・・・間違いない♪



ヒメカマキリ <姫蟷螂>
体長3cm程の小さなカマキリです。




7月下旬。抜け殻。



オオカマキリの交尾。上に乗っている小さいのがオス。



緑色同士、茶色同士のペアだけでなく、色違いのペアも時々見掛けます。



オオカマキリのメス。9月下旬。卵でお腹がパンパンです。



夜になると眼が黒くなります。
光を吸収してしまい、反射しないので黒く見えるのだとか。
より多くの光を吸収してしまう状態で明るいところで撮影・・・相当眩しかったかな?



カマキリ。
基本的にどの種も攻撃的なので、捕獲したら個別の袋に入れて持ち帰ります。
秋にはお腹に大量の卵を持ったものも手に入ります。
薬効:中風、筋骨疼痛、四肢麻痺など

※カマキリは体内にハリガネムシを持っている場合があるので必ず火を通します。






素揚げ。
いつも天ぷらばかりで頂いてましたが、今回は何となく素揚げにしてみました。
虫は味付けに塩コショウが合う・・・カマキリの素揚げにも合いました。
サクサクと美味しく頂きました。




上と右がカマキリ12匹、左下はバッタ。



左がカマキリ14匹。右はコウゾの葉。



全てカマキリ。10匹。



左上:カマキリのメス(卵あり)2匹、下はショウリョウバッタのメスなど、植物はハナミョウガの葉。



オオカマキリの他、下にススキの穂を極僅か揚げました。

天ぷら。
塩を掛けてサクサクと美味しく頂けます。




磯部揚げ。
これは風味良く美味しい!! 
ただ、噛み切り難い・・・ジックリ目に揚げたつもりでしたが、もっとシッカリ揚げれば良いのか・・・
2度揚げ、もしくは、予めカラカラに揚げた後に包んで揚げるべきでしょう。
食べ方としてはおすすめ!




網焼き。
卵でパンパンに膨らんだお腹を醤油を付けて頂きました。




炒め物。
秋にお腹の大きくなったメスを採取して使いました。
カマキリとバッタをお湯で下拵えしたら、カマキリのメスは腹だけ切り取り、バッタの大きいものは翅とスネを取り除き、小型のものはスネのみ取り除きました。
その他の具はニンニクとベーコンです。
バッタとカマキリは水気を飛ばすようにシッカリ炒めてカリッとさせる事が重要です。




山で採って来たダイダイイグチをバターで炒め、とろけるチーズを載せました。
カマキリは細身のオスだけを使い、予め油でジックリ揚げてサクサクにしてからトッピングにしました。
今まであまりにも色々な料理を食べ過ぎて・・・全く違和感が無くなっているのに気付きました・・・こんな見た目でも私には普通のごはん・・・カマキリはサクサクと食感良く、キノコはチーズと合って風味が良い・・・
美味しく頂きました。




とろけるチーズ。
カマキリは予めカラカラに揚げておきます。
フライパンに並べたらとろけるチーズをのせて温め、塩コショウを掛けたら完成。
コツは、必ず、カラカラに揚げておくこと・・・でないと、ぐにゃっとした食感だけでなく、嚙み切れなくなります。
虫とチーズの組み合わせ・・・悪くありません・・・




納豆和え。
丸々と太ったメスをシッカリ茹でて卵だけを取り出して使いました。
卵を取り出す際は、背中側よりお腹を切り開くと良いです。
これは普通に美味しい。
栄養満点、見た目も良く、色々な料理に使えそうです。
もちろん、残った本体の方も唐揚げなどで残さず頂きましょう。







地面から10cm程度の所に多くありました。写真は右と左の2つあります。





オオカマキリの卵。







ハラビロカマキリの卵。



チョウセンカマキリの卵。





長さ1.5cm程。足元の岩の割れ目にありました。
ヒメカマキリの卵。


オオカマキリの卵は漢方として利用されています・・・
桑ひょう蛸(そうひょうしょう):セイロで30〜40分蒸して卵を殺してから乾燥する。
薬効は、頻尿や尿失禁、腹部の熱痛取り、強壮作用、婦人病や腰痛などに内服や塗布などで。
その他のカマキリの卵も上手に利用すれば栄養補給に。







蒸したもの。



マヨネーズで食べようとしましたが、想像以上に頑丈・・・食べれませんでした・・・
フワフワですが、とても噛み切れないのです。
予め、細かく刻んでおきましょう・・・




浸けた直後。泡がポツポツ出て来てます。



10ヶ月後。今は11月中旬。

桑螵蛸(そうひょうしょう)酒。
洗って乾かしたらそのまま漬けて良い。
半年〜1年程度で熟成。720mlで15〜20個程のようです。
今回は、450ccの瓶に7個だけ浸けました。
それほど飲み難くない・・・効果があれば毎年造っても良いかも。
薬効は、精力減退、早漏、遺精など。




こちらも桑螵蛸(そうひょうしょう)酒。
下で紹介していますが・・・いろいろ試した結果・・・やはり、手軽に栄養を頂くにはこれが一番簡単です。
欠点は・・・ツマミにならない所と時間の掛かる所。




下ろし金で粉末状に・・・とても手間が掛かりました・・・もっと良い方法はないかな?



お茶に混ぜて飲みます。
名づけるなら、 桑螵蛸茶かな?
高齢の方も、見事に復活するほど効果のある精力剤です。
薬の様な即効性は無いので、人にもよりますが1週間以上飲み続ける必要があります。




納豆和え。
納豆・・・実は精力剤など買わなくても食べ続けていると強力な強精効果があるのです・・・
今回はこの納豆に、強精効果のある 桑螵蛸の粉末を振りかけて頂きました。
桑螵蛸は臭いなどなく、粉にしているので食感も違和感無く、普通の納豆として美味しく頂けました。




他に食べ方は無いかと・・・これは実験でもあります。

写真左上は素揚げ・・・揚げようとしても・・・浮いてしまう・・・ハシで押さえながら揚げてみましたが・・・結果、生の状態と同じ・・・カリッとはならず、噛み切れない・・・

写真手前は掻き揚げ風・・・粉にしたカマキリの卵に小麦粉を加えて揚げました。塩コショウを掛けて・・・これは悪くないです。粉にするのが少々面倒ですが、粉にしてしまえば色々な料理に使えそうです。




何匹か捕獲したお腹の大きかったメス・・・一晩糞だしのために放置していたら、卵を産んでました。
まだシットリとして柔らかかったので、簡単に剥くことが出来ました。



素揚げ。
普通に美味しいです。クセなどない玉子風味。美味しく頂きました。





カマキリの卵・・・食材の少ない冬に採取できる貴重な食材ですが・・・残念ながら、春にならないと子カマキリは産まれて来ません・・・
部屋の中に逃げると大変な事になります・・・
針で空気穴を開けたビニール袋に入れて気長に待ちます・・・

※家に帰って来たら、必ず毎日確認します・・・知らずに放置してしまうと、餓死or共食いして散々な目に合います!




幼虫の酢醤油和え。写真下。
かなりの数が居ますが、量は少ないです。
クセが無く、普通に美味しく頂けました。




幼虫の 玉子焼き。(甘辛)
ここまでしてしまうと唯の玉子焼きです。




サッと湯がいて納豆和えに。
クセなく柔らかく違和感ないので、いろいろな料理に投入して美味しく頂けます♪




シューマイに。
買い物で98円(さらに20%引きになってる事が多い!!)のシューマイを買って帰ったら・・・部屋の中に置いていたカマキリの卵から大量の赤ちゃんが!! で、合体!!
風味は殆ど感じず・・・これは普通に美味しく頂けました。
パッと見が、なんとなくアミエビの佃煮のよう・・・佃煮にしても良いかも!?






 

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