サバイバル節約術


イモムシ・ケムシ <芋虫・毛虫>






スズメガ科、キイロスズメ <黄色天蛾> の幼虫。
新幹線のよう・・・






スズメガ科、クロメンガタスズメ <黒面形天蛾> の幼虫。






ヤママユ科、クスサン <楠蚕> の幼虫。無毒。
天然の蚕(カイコ)、野蚕として量は少ないようですが絹を取ることもできます。








ヤガ科、フクラスズメ <脹雀> の幼虫。無毒。
突付くと激しくイヤイヤと体をクネらせ、バッタのように口からゲロを吐きます・・・






上は脱皮した抜け殻。

ドクガ科、マイマイガ <舞舞蛾> の幼虫。無毒。
卵から孵ったばかりの1齢幼虫には僅かな毒針毛があるようですが、このサイズになると無毒です。
大型の場合、頭に近いほうは斑点が青い場合が多いようです。
小型の場合は、全部赤いです。
無毒なので素手で掴んだら指に毛が刺さりました・・・短い毛は硬いので気を付けて下さい・・・




スズメガ科、コスズメ <小雀> の幼虫。








ノラニンジン。



ハマウドに。



ハマボウフウに。

アゲハチョウ科、キアゲハ <黄揚羽> の幼虫。
大きくなると上の写真の様になりますが、小さな時は写真の様にトリのフンそっくりな模様です。
突付くとオレンジ色のY字型のツノを出します。このツノはミカンの様な臭いです。子供の頃から好きなイモムシでした・・・




クロアゲハ <黒揚羽> の幼虫。
黄色いツノだと思ったらピンク色!!
良く見たら・・・ヘビだ!!
・・・でもかわいいヘビさん♪






蓑の中にこもっている事が多いのですが、顔は意外にもハデなのです。





ミノガ科、ミノムシ <蓑虫>。

昔はもっと沢山見かけたはずなのに少ない・・・と思ってました。
ネットで調べていたら、外来種のヤドリバエのために激減しているようです。




ベニスズメ <紅雀>。茶色タイプ。



ベニスズメ。緑色タイプ。
黒っぽいのはハスモンヨトウ。






写真のものはズングリしてしまっています・・・他のイモムシもそうなのですが、糞出しのために絶食状態にすると、やむなくサナギになろうとする事があります・・・サナギになりかけで体をくねらせる動きしかしません・・・



セスジスズメ <背筋雀>。






不明。
良く似た外見のイモムシが沢山・・・写真はまだ若い固体だと思われます。
同定は後日・・・




キイロスズメ <黄色天蛾>
現地では、以前に採取したコスズメかと思っていたのですが、家で調べたら僅かに違う・・・シッポは茶色で曲がっている・・・




ゴマダラキコケガ <胡麻斑黄苔蛾>
同じ種でも色のバリエーションが多く・・・恐らく・・・
この幼虫は、地衣類を食べる数少ない種です。






オオノコメエダシャク <大鋸目枝尺蛾>
磯の岩場を這ってました・・・




スゲドクガ。
ドクガ科ですが毒は無いようです・・・知らない毛虫をむやみに触らぬように・・・






タケカレハ <竹枯葉蛾>
短刺毛があるので注意。タケやススキなどを食べます。



クワゴ <桑子>
桑の木に何匹もいました。これはまだまだ小さな個体。
カイコの仲間なので、小さいですがマユを作ります。








アオバハガタヨトウ <青葉歯型夜盗>
サクラ、ウラジロガシ、カエデなどを食べます。
面白い名前です・・・夜盗は、夜に地上に出てきて食害するためです。






クワゴマダラヒトリ <桑胡麻班灯蛾>






カバキリガ。






マツノキハバチ <松黄葉蜂>
こんな外見で、ハチの幼虫だとは思いませんでした。松の木にて。






アカタテハ <赤立羽>
この幼虫が、コントラストの綺麗なチョウになるのです。
ヤブマオの葉を丸めて中に居ました。




ヒオドシチョウ <緋縅蝶>
サナギの直ぐ横でも、またサナギになろうとしている固体が居ました。






キバラモクメキリガ <黄腹木目切蛾>
とても特徴的な黒い模様があります。




カシワマイマイ <柏舞々蛾>
顔の両脇から黒い毛の束が前に生え、お尻には扇形に同様の黒い毛の束が生え・・・カッコイイ・・・昔の鎧武者のよう・・・






シャチホコガ <鯱蛾>
シャチホコの様に体を反らせています・・・ここまでは、まだ普通の幼虫・・・
少し突いたら・・・(下の写真)イモムシとは思えない長い手がピクピクと・・・ビックリして、ちょっとゾワッと来ました。






ヒメクロイラガ <姫黒棘蛾>
この外見、想像通り、触れたら痛かったです。
とても不細工な顔・・・






オビガ <帯蛾>
少し刺激を与えたら首をずっと振ってました。




ホシヒメホウジャク <星姫蜂雀蛾>
見た目よりも名前がとても不思議です・・・








クリミガ <栗実蛾>
クリの中から出てきました・・・その名も“栗実蛾”・・・そのまんま。
見掛ける人も多いのでは?






アケビコンボウハバチ。






オビカレハ <帯枯葉蛾>




不明。




不明。
幾つかの幼虫図鑑を探したのですが見つからず・・・とても特徴的なのですが不明。
とても綺麗ですが触ったら痛そう・・・




チャイロキリガ。






後ろにもう一匹♪

クロコノマチョウ。
2本のツノがある幼虫は見掛けないので興奮します・・・






ヒメシロモンドクガ。派手&奇抜♪




ハグロハバチ。
こんな外見でハチの幼虫・・・しかも成虫は真っ黒!!




ミドリヒョウモン。




8月下旬。



8月下旬。朝8:30。下の方の葉だけでなく、あちこちで幹の上を登ったり降りたり・・・ゾロゾロしてました・・・



9月下旬。

モンクロシャチホコ (サクラケムシ)。
2019年にして初めて美味しいと有名なイモムシに出会えました。
写真は終齢幼虫のようです。若い個体から蛹まで、様々な状態で美味しいとか・・・
居る場所が分かったので、来年にでももっと若い個体でも挑戦してみたいです。




トビモンオオエダシャク。
見た目はイマイチですが、顔の形・・・耳の様な形が可愛い。
なんとなく、ドロンジョ様を連想してしまいました。




シモフリスズメ。
大きなキリの木に・・・これまた大きなイモムシ♪




アケビコノハ。
これはカッコイイ♪








アゲハモドキ。
こんな白くモコモコの幼虫は他にも、シロアシマルハバチ、クルミマルハバチなどが居ますが、幼虫の時期は4〜6月頃なんです・・・
この子は、10月中旬、山道の上、枯れ葉の上を歩いていたのです・・・なんでこんな所に!!
調べたら、そんな落葉の間で繭を作るようです。




ニカメイガ。
火口が欲しくてガマの穂を採取して帰宅・・・家に帰ったら!! もぞもぞもぞもぞ・・・






ルリモンクチバ。
ジャケツイバラの茎に・・・お尻に2本のトゲ!! 何気に手もトゲに似せてる!! けど、これだけ!!
よく考えたら、トゲ自体は茎に既にあるので、幹になりきるだけで十分なのでしょう・・・




イタドリムシ。
その名の通り、イタドリの茎の中にいるイモムシです・・・上の写真は茎だけ・・・この中にいるんです。
イタドリムシは美味しいとの情報で調べると・・・???
秋に採取!? いや、6月に採取との情報も!? 見た目の異なるイモムシも・・・
良く調べたら、イタドリムシと呼ばれる種類は2種類いたのでした。
アズキノメイガ:釣りのエサとして秋に採取される。小さい。
コウモリガ:食べると美味しいのはこちら。アズキノメイガよりもずっと大きい。6月に採取できる。
ちなみにコウモリガは、4〜5月に孵化した幼虫はヨモギやギシギシ、イネ科の植物を食べて育ち、6月になると近くの木(クリ、リンゴ、モモ、ブドウ、ナシ、スギ、クサギ、コナラなど)の中へ移動して越冬する。翌年、8〜10月に羽化する。
と言う事は・・・6月に見られる幼虫は、その年生まれた個体か、前年に産まれた個体と言う事です。
太い茎、木屑が多いほど、中の幼虫も大きいので、その様な茎だけを狙うようにすると良いです♪


イモムシ。
アフリカ等で御馳走として扱われているのは知られていると思います。
日本では特に、カイコの幼虫や蛹が食用とされ、商品化にもされました。
韓国ではポンテギと呼ばれるカイコのサナギ料理があります。
その他、世界各地で色々な料理・薬として利用されています。


イモムシを食べ物とする事に初めは少々抵抗ありました・・・が、食べてみると意外と美味しいのです・・・今はもう病み付き・・・なんて・・・

捕らえる前の選別:
毛虫のほとんどは毒は無いのですが、一部の毛虫は毒を持っています。
見た目からして毛虫は避けると思いますが、もし頂く場合は注意!
ちなみに、美味しいサクラケムシは、もちろん、毒はありません♪
また、毒は無くても硬い毛を持つものがいます・・・かなり難儀するので、余程でなければ避けるべきでしょう・・・
その他・・・毒を持つ植物に居たイモムシも避けるべきでしょう・・・
これらは、糞だししても、体内に毒を蓄積している可能性があるのです。

頂く前に:
捕らえたら、必ず1〜2日間、糞出しします。出来れば2日♪
長い体のイモムシは、体内に消化中の物が沢山詰まって居るのです・・・
人が食べて不味いと思う植物を食べて、大量に体内に持っている・・・糞だししないと口の中が大変な事になります♪

料理方法:
外皮はかなりシッカリしているので、揚げ物は、爆ぜるので避けた方が良いです。
体内の水分が噴出して、揚げ油の中で“ねずみ花火”のように回転して大変な事に!!
お勧めは、焼くか炒めるかです。茹でる場合は、十分火を通しましょう。

その他余談:
これは捕らえた段階から決まるのですが、成長しきった状態(終齢幼虫)に近ければ、数日間の糞だし中にサナギになろうとするのです。
これがかなりの確率なので、大きなものが捕れたら狙ってやってみる価値があります。
食べ物が無くなって、糞を出し切ったら・・・動かなくなるのです・・・ツツイても歩かずに頭を左右に振る動きしかしなくなるのです。この動きになったらサナギになる直前の状態です。
これを料理して頂くと・・・厚い外皮をプチッと噛み切ると、イモムシ本来の風味が口の中に流れ出て来ます。
これがおすすめ♪





キイロスズメ。アミでシッカリ焼いて醤油で。
こんな見た目で意外と美味しいのです。




クロメンガタスズメ 。写真手前。(上はカタツムリ。)
アミで焼いてゴマ味噌で。
やはり、こんな見た目で意外と美味しいのです。




クスサン、フクラスズメ、マイマイガ。
全て網焼きにし、醤油で頂きました。
上からマイマイガ、フクラスズメ、クスサン2匹です。
とても香ばしく、口に入れた瞬間は、焼いたお餅のよう・・・で、噛み締めると中は濃厚でコクがあります。
海苔で巻いて磯部巻きでも美味しいかも。




マイマイガの串焼き。7匹。
網でジックリ焼いた後、毛を全て炙って焼き、串に刺して味噌を付けてからまた炙りました。
美味しいのですが見た目が悪い・・・




フクラスズメの幼虫。アミ焼き。
今回は以前から気になっていた磯部巻き(風)にしてみました。
巻ける海苔がなかったので、もみ海苔と一緒に食べてみました。
香ばしい焼けた風味と海苔と醤油・・・やはりとても合い美味しいです。




キイロスズメの幼虫。磯部巻き。
網でシッカリ焼いて、醤油を着けてさらに焼いてからノリで包みました。




コスズメ。フライパンでヤブカンゾウの蕾と一緒に炒めました。塩コショウ。
爆ぜたので平たくなってます・・・
爆ぜてしまったためか、あまり味がありませんでした。




キアゲハ。アミ焼き。
捕獲した中でも大きかった2匹が家に着いた時には死んでしまっていたので、生き残っているものは、急遽、当日の調理としました。
・・・結果、失敗。
口に入れて噛み締めると・・・青臭いジャリジャリした未消化の野草の味が口の中に広がり・・・美味しくなかったです。(・・・でも完食はしました。)
今更ながら・・・やはり、幼虫料理はフン出しが必須です。




ミノムシ。アミ焼き。
見た目変わってませんが焼けてます。
小さな1匹だったので味は分かりませんでした・・・



とても大きなミノムシ・・・
鳥皮を焼いて出た油で素揚げ・・・
グーッと伸びたまま、冷めても縮まずにそのままでした。
塩コショウで美味しく頂きました。



ミノムシ。フライパンでジックリ焼きました。
ジックリ焼くと、身はやや縮んで少しシッカリした歯ごたえになります。
12月に採取したからでしょうか・・・イヤな風味など一切無し!
ビールをつまみながら、一つずつ口へ・・・これは、まさに! ピーナッツ♪




ベニスズメ、ハスモンヨトウ。
もっと沢山居たのですが・・・2日後・・・消失。
恐らく喰われました・・・ベニスズメの茶色タイプ1匹と、ハスモンヨトウ3匹だけとなりました・・・
少なかったですが、普通に頂けました・・・




セスジスズメ。アミ焼き。
やはりイモムシは、アミ焼きが爆ぜずに中まで火が通り、香ばしくもなり、一番美味しい食べ方です。
サナギに成りかけが、一番美味しい・・・




フクラスズメのアミ焼き。
金山時味噌があったので一緒に・・・違和感無く頂けました。




クワゴマダラヒトリの幼虫とアカタテハのサナギ。
どちらも幼虫で採取したのですが、アカタテハは次々にサナギになってしまい・・・このような結果に・・・サナギの味は?
表面の薄殻は、色や大きさ、食感からピーナッツの薄皮を想像してしまいました。
中は虫臭くなくクリーミー。見た目も幼虫よりも良いです。
一方の毛虫は・・・半分ほど頂きましたが、毛が取れてあちこちに・・・舌ベロをみたら、自分の舌が毛虫になってました・・・その他、歯茎や頬の内側にも・・・
痛み痒みは無いのですが、張り付いたり、軽く刺さったり・・・他の食べ物を食べたり飲んだりしてもなかなか取れない・・・無くなるのに数日は掛かりそうな予感・・・
毛虫は食材とするには少々難があるようです・・・完全に毛を焼ききってしまうか、取り除く必要がありそうです。



クワゴのサナギ。
採取したマユは茹でて糸を取りました。
これは茹でたマユの中から出てきたサナギ。
殻が口の中に残りますが、クセが無くてクリーミーでした。
(カイコも中から出てきたサナギは食されています。)




セスジスズメの網焼き。
萎んでしまってクニャッとしてますが、普通に頂けました。
栄養にはなったと思います・・・




フクラスズメのサナギ。
幼虫のままよりもサナギやサナギになりかけのものが美味しい・・・
大きなフクラスズメの幼虫を数匹採取してサナギになるのを待ちましたが、無事サナギになったのは1つだけでした・・・
アミで焼いてカジリながら醤油を付けて頂きました。
風味良く、クセも無く、美味しいです。もっと欲しかった・・・




タケカレハの網焼き。
1匹は数日間絶食させたもの、もう一匹は捕った当日のもの・・・
数日間絶食させたものは、美味しく頂けましたが、当日のものはやはり・・・口に入れたら大量の細かくかみ砕かれた笹の葉が口の中に充満・・・ブハッ!! これは酷い・・・頂く時は必ず数日間絶食させましょう。




クリミガの茹でたもの。
味は醤油で頂きました。
小さい&少ないので、殆ど味が分からなかったのですが、逆に考えると、強烈な嫌味は存在しない・・・
美味しいとの情報が多いので、おすすめです。
齧られたクリは捨てても中の虫は食べたいです。




椎の実から出て来たイモムシ・・・名前は不明。
食べたら美味しい!! 栗系の風味なのです。
写真は・・・つい、2匹食べてしまった後。残った3匹だけ。




炒めもの。
冷凍庫に残っていたモツを炒めながら・・・頂き物のゴボウがある事に気付いて投入!!
ふと・・・お酒に漬けてダシがらとなっていたサクラケムシも一緒に♪
さらに・・・ちょうどシモフリスズメがサナギになりかけ・・・と言う分けで・・・
思い付きで次々投入してしまいましたが・・・完成♪
美味しいはずのサクラケムシは、やっぱりダシがら状態で風味も抜けて・・・これはおまけ。
メインのシモフリスズメは、サナギになりかけのベスト状態♪
厚い皮を噛み切ったら・・・全くクセ・嫌みの無いクリーミーな液体が口の中へ・・・これは普通に美味しく頂けました。




ニカメイガの乾煎り。
もともとそれほど大きな幼虫ではないのですが、フライパンで炒ったら・・・さらに小っさ!!
香ばしい風味もあり、この見た目!! まるで乾燥エビ♪




塩茹でしたもの。サクラケムシ。
右は塩漬けした桜の花。
美味しい虫として有名なサクラケムシ・・・食べると桜の風味とか・・・ならば、桜餅が塩味なので、同様に塩茹では!?
結果、ほのかな桜風味・・・塩味も悪くないです。毛も全く気にならず♪
これは、あらゆるチャレンジ料理にしても失敗は少なさそうです。
桜風味のレシピを参考にすると面白いかも♪ デザート系も良さそうです♪




塩茹で。サクラケムシ。
今年は時期を逃して、たった一匹・・・でも、この子から念願の糞を大量に採取する事に成功!!
で、この子はどうやって食べる!?
今回は、桜の花の塩漬けに使った塩・・・実はこれが、ピンク色に染まって桜の風味の残る塩に♪
もちろん、捨てるのは勿体ないので保管・・・で、やっと出番!
桜風味のある塩を使って塩茹でしてみたら・・・
上の写真の様に・・・こんな見た目で、風味良くて超美味しいのです♪




天ぷら。サクラケムシ。
イモムシ系は、油で揚げると爆ぜる!! どうかとも思いながら・・・
最初は爆ぜたりしましたが、衣をシッカリ付けて爆ぜる前に取り出しました。
さてさて・・・
表面の衣はサクサク〜・・・が!! 肝心のサクラケムシはぐにゅっと・・・いまいち・・・
ただ!! 写真右上に写っているもの・・・これはサクラ塩です(八重桜の塩漬けを乾燥させて砕いたもの)。
このサクラケムシの天ぷらをサクラ塩で頂いてみたら・・・!?
風味が良過ぎる!! 最高♪
もし、サクラケムシを天ぷらで頂く場合は、必ずサクラ塩で頂きましょう♪




サクラケムシ・・・いろいろな食べ方で頂いて来て・・・次は何にしよう・・・
その時、何故か、ザザムシを思い出し・・・佃煮風に煮詰めるのはどうかな!?
折角のサクラ風味が台無しで、ただの佃煮になると思いましたが、兎に角やって見る♪
結果!!
想定外!! 佃煮にしてしまえば、どんな食材もただの佃煮風味に・・・なると思ってたのが!!
砂糖は普通に入れましたが、醤油はやや少な目にしたのが良かったのか!?
ザザムシは、磯の貝の様な内臓系の滋味深い風味でした。このサクラケムシも・・・
ところがどっこい♪ 想像してませんでしたが、サクラ風味が満載♪ 何故に!?
これまた、見た目と違い、とても上品な佃煮に♪ 意外にもおすすめ♪




サクラケムシ酒。オリジナル。
桜の良い風味・・・お酒に香りを移したら!? 興味が出てしまったので早速!!
さてさて・・・いつまで浸ける!?



1年と1ヶ月が経過・・・
桜の風味ではないのですが・・・って桜の風味って!? あらためて思い返すと分からなくなる・・・
ただ、これは桜の成分が十分含まれてます♪ ほんと悪くない。
これがイモムシを浸けて作ったお酒なんて絶対に思えない♪





サクラケムシに桜の葉を与えて、しばし飼育・・・
今回は、たった一匹しか採取できなかったのですが、僅か数日で、なんと50個もの糞をGet!!
カビが生えない様に、カラカラに乾燥させると2mm程の極小サイズに・・・ちっさ!!



キッチンペーパーをフィルター代わりにしてお湯をそそいだら・・・
凄い色!! で、小さくなってた糞はみるみる巨大化♪



サクラケムシの糞のお茶。
とても綺麗な色のお茶♪ さてさて・・・お味は!?
・・・何と言う上品な香り&風味のお茶でしょう♪
知らない人に飲ませたら、どこをどう間違っても虫の糞から作ったとは想像できないはず!!
これは良過ぎる♪ これを味わわずに一生を終えるのは、ほんと、勿体ない!!




浸けた直後。



4時間後。

サクラケムシの糞のお酒。
お茶が良ければお酒も!? と、言う分けで・・・思い付きで作ってみただけです・・・
さてさて・・・どうやって作ろうか・・・
長期間漬け込んでも、糞が崩れて溶け込むだけでは!?
それでは雑味が増すだけでは!?
お茶は短時間に出しただけで美味しかった♪ ならば♪




コウモリガの幼虫。6月末に採取しました。僅か10mも無い範囲で、太い茎だけ選んでこれだけ取れました。



まずはシンプルに油炒め♪
奥の小皿は、醤油、塩、塩コショウです。
これは、塩と塩コショウが良かったです。醤油は炙った時には良いかも!?
クリーミーで美味しい♪ 次は絶対に串焼きで♪




 

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