5月上旬。( 2010年) 用水路で捕獲したスッポン。 甲羅の大きさは500円玉よりひとまわり大きい程度。 この固体はしばらく飼育することに・・・ 5月中旬。 池の脇の草むらにて・・・ふと見つけたら、踏んでしまいそうな、すぐ足元!! 素手で捕れるはずもないので、咄嗟に撮った1枚! この後、試しに思い切って手掴み!!! って、獲れた!! 逆に何故!? ※後日談・・・捕獲した時は、甲羅干しだと思ってました。 草を掻き分けて、若干土も掘ってある・・・甲羅干しはさすがに熱いから、お腹を冷たい地面で冷やしているのだろうと思ったのです。 1週間以上泥抜きしてから捌き始めたら・・・卵! ラッキー♪ そして・・・ いつもの黄色い卵だけでなく・・・白い殻のある卵も!? ・・・もしや!? あの時・・・ 調べたらまさに・・・少し早いですが、スッポンの産卵は6月上旬〜なのです。 まさに産卵しようとしていた時、もしくは生み終わって埋め戻した時だったのかも知れません。 7月中旬。 沢山のアカミミガメが住んでいる場所には、良く見ると・・・スッポンが混ざっていることも・・・ 8月上旬。(2016年) ペットボトルに10号ライン、カツオ用の大針にブタレバーを付けて放り込んでみました。 僅か1時間程度の時間制限で何か釣れるか・・・本命はライギョ・・・ 釣れたのは予想外のスッポン!! 沢山いるアカミミガメではなく、見事(偶然)スッポンを釣り上げた瞬間です。 甲羅の大きさは20cm。針は飲み込んでしまったのでラインを切りました。 これは嬉しい誤算。 8月中旬。 子供のスッポンを用水路で捕獲しました。甲羅の大きさ12〜3cm程度。 12月30日。(2011年) 生まれて初めて見ました・・・野生のスッポン!! こんな真冬でも暖かな陽気だったためか、泥の上を這っている時に出くわしました。甲羅サイズ24cm。 砂の中から顔を出した状態。 砂の中から、鼻の穴だけ出ている事も多いです。 この状態から、まだまだ伸びます・・・ 首をあちこちに伸ばしてエサを探しているところ。 川で捕まえた小ブナを食べている所・・・ お店で買うペレットとは喰いつきが全然違います。 2014年1月末。 2010年5月に捕獲してから4年弱、飼育養 殖しました。 捕獲した当初の甲羅は4cmにも満たなかったと思いますが、既に15cm程になってました。 大食漢なので、糞も大量・・・だんだん水槽での飼育も困難&エサ代がバカにならなくなってきたので頂くことにしました。 正式名称:ニホンスッポン。 噛み付いたら離さない事で有名ですが、クワガタに挟まれた時、ザリガニに挟まれた時と同じで、地面の上に置いたり、水の中に入れたりすると自然に離す様で す。 高級料理の食材、精力剤としても有名です・・・ 中国ではスープ、煮物、蒸し物の他、お酒に漬けた鼈魚酒 (ユアンユーチュウ)もあります。 フランスでもスープにされています。 また、漢方では甲羅を利用します。 ※カメなど爬虫類はサルモネラ菌を持っている確率が高いので、触ったら手を良く洗う事。 もちろん、調理したらその道具も全て良く洗って下さい。熱に弱いので熱湯消毒出来ればBEST。 爬虫類の糞を検査したところ、50〜90%が保菌していたとの報告もあります。 飼育&習性など: 室内、60cm水槽、外部フィルターで飼育しました。 底が泥になっている所を好むようですが、水槽では難しいので砂で飼育しました。 スッポンはとにかく臆病・・・長年付き合えば、人に馴れる事はあるようです。 初めの頃は姿を見掛けない事が殆どで、僅かな気配でも直ぐに砂の中へ潜ってました。2年半程度経過した頃から、お腹が空いている時に水槽へ近づくとエサ欲 しいダンスを踊るようになりました。 寝る時、恐い時など身を守る時は、砂の中に潜ります。 砂の中から鼻の穴だけ出していたり、水の中なのに口を開けてハァハァと・・・肺呼吸だけでなく、腸呼吸もします。 首がとても長く伸びるので、砂に潜った状態で水面に顔を出す事もします。 また、かなりの大食いです・・・当然、糞も多いので、水槽で飼育するにはスッポンの大きさに限界があります。 エサは、カメのエサ、肉食魚用のエサ、小魚、小エビ、ウシガエルのおたまじゃくし、釣りエサのアオイソメなども・・・ 小さい頃は体力が無いので冬眠に失敗しない様に加温しましたが、翌年からは、加温せずに自然に任せました。室温10℃前後が境になるようで、11月頃〜翌 年3月頃までは全くエサを食べませんでした。殆ど砂の中。 エサを食べないので水も汚れず・・・この間、水換えせず、照明もずっとOFFのまま、濾過機のみ回して放置です。 腸呼吸するので、砂に潜ったままで何週間も姿を見掛けない・・・初めての冬眠では、砂の中で死んでないか不安になりました。 カメに必要な甲羅干し。固体の性格にもよる様ですが、甲羅干し用の浮く台を買って見たのですが、全く興味が無いようでお蔵入り。捕獲してからは一度も甲羅 干しをしませんでした。 基本、夜行性ですが、どうも、お腹が空いた時が活動する時・・・夜動き出したり、朝に動き出したり・・・生活リズムは一定してませんでした。 スッポンの下拵え: プロの料理人は、秘伝の捌き方がある様ですが、シロウトは大人しくシンプルに行きます・・・ 1、首を切り落とします。 ひっくり返すと首を伸ばすので掴んで・・・切り落とします・・・
2、背中の甲羅を取ります。 背中側より見たままの甲羅よりもやや内側をグルッと刃を一閃させて、パカッと甲羅を外すと内蔵が現れます。 甲羅からも良いダシが出るので捨てない ように。
3、内臓を取り分けます。 スッポンの体で唯一食べれない膀胱と胆のうを取り除きます。 その他の内臓は食べれるので取り出します。
4、体を分割します。 体の両側とお尻部分のエンペラ(甲羅の周辺部分)を切っておいて、腹側の甲羅に沿って切り取ります。 首の根元部分、両手、両足、しっぽに分けます。 手足の爪は根元部分から切り取っておきます。
5、皮を剥きます。 緑色の外皮に熱湯を掛けると皮が縮み、フィルム状の薄皮が剥ける様になります。 頭も甲羅も、体の外側部分の薄皮を全て剥きます。 スッポン料理: 捌いて湯通しし、薄皮を剥いて下拵えの済んだ状態。 エンペラ(甲羅の縁)のギザギザ加減が初心者丸出し・・・ですね。 調理: 1、スッポンの身とショウガを入れ、臭味を抜くために水から強火で煮ていきます。 臭味を飛ばすためにフタもしないように。 出てきたアクは丁寧に取り除きます。 アクの色が茶色から白になるまで取り続けます。 2、中火にして味付けします。 (塩をメインにみりんと醤油少々等々・・・各自お好みで。) 3、スッポン以外の具を投入します。 4、さらに煮込んで完成。 2時間〜3時間は煮込みます。 長いこと煮込むほど、ゼラチンがスープに溶け出して美味しくなります。 生き血の酒割り。 43度の泡盛にスッポンの生き血を注ぎました。 血は直ぐに固まってしまうので、必ず、お酒に血を注いで作ります。 度数が低いと殺菌にならないので高めのものを使います。 味は・・・少し飲み難い・・・血の味と、度数が高いので焼けるように熱く感じました。 ※最初の頃は、頭を完全に切り落とし、体を逆さにして血を採ってましたが、これだと胃の内容物など・・・食道からの逆流があるとか・・・ 試しに、首の横を1回サッと切っただけでどれだけ出るかとやってみたら、意外! 首を落とすのと同じくらい大量に出たのです。 コツはグラスを置いたら、グラスよりも少し高い台の上にスッポンを置き、首の横を切り、首をU字に曲げて注ぐだけです。 胆嚢酒。(写真手前。奥は血液酒。) 胆嚢を入れたお酒は鮮やかな緑色になるので、翡翠酒とも言われるとか・・・ よく言われる事ですが、スッポンは膀胱と胆嚢以外は全て食べれる・・・ヘビの胆嚢は蛇胆として知られているので、乾燥させて頂いていますが、スッポンは・・・捨ててました。 ふと、ネットで検索したら、少ないですがお酒で頂く事が出来るとの情報!! さらに、とても苦いので丸のまま一気に飲むとの情報の他、さらにさらに少ないですが、中身を出す情報も・・・ 今回は 試しに中身を出して頂いてみました。 アルコール度数が高くて刺激が強いのもあり・・・苦みを感じない・・・飲み干す最後に僅かに苦かった程度で、普通に美味しく頂けました♪ 肝臓の串焼き。塩コショウ。 殆ど養殖状態だったので、肝臓も明るい茶色でした。天然のものは最初に頂いた写真の様に黒い色です。 臭みは全く無く、柔らかくクリーミー・・・お店で売っている血生臭いヘタな肝臓とは全く別物です。 とても美味しい・・・フワッと口の中で消えて行きます・・・ 内臓のホイル焼き。 写真は、心臓と腸、卵です。風味付けと彩りにセリを一緒に入れました。 調味料は、酒・醤油・みりん。 これも、クセなど全く無く、卵はホクホク、腸はシコシコと・・・とても美味しい。 前回、身も内臓も全部鍋にした所、内臓が臭みの原因と感じたので今回は内臓だけ先に頂いたのでした・・・が、その心配も杞憂でした。 4年近く養殖状態の上、2ヶ月程度絶食した真冬に頂いたのが良かったのだと思います。 蒸し&炒め物。 卵を持っていたので、肝臓・心臓・胃〜腸まで一緒に芯まで蒸した後、炒めてみました。 塩コショウを掛けて・・・美味しいです。黄身も濃厚で栄養満点。 炒め物。 卵はいきなり強火では、次々に割れてしまいます・・・今回、幾つか割れてしまいました・・・ 急遽、超弱火にして水を僅かに加え、卵全体にジックリ熱が伝わる様にして何とか・・・ 内臓は、食道、胃、肝臓、心臓、腎臓、肺などを使いました。 1週間程度の泥抜きで糞が完全に出来っていないので、今回は断腸の思いで腸は断念。 ウマ過ぎ♪ 間違いなく栄養満点♪ スッポンの体内から出て来た殻のある卵! 直径1.7〜1.8cm程度で真ん丸! やっぱり! ゆで卵♪ 殻が割れて中身が飛び出てしまわない様に、弱火からジックリ茹でて行きました。 殻を割って醤油を掛けて・・・ミニチュアサイズですが、普通の温泉卵と全く同じ♪ 醤油味でツルッと♪ 何度もツルッツルッ♪ 美味い♪ コップに取った血液。しばらくするとプルプルに固まります。 スッポンのチーイリチャー。 チーイリチャーは血液を使った内臓の炒め物です。 今回は、食道〜胃〜腸、肺、心臓などの内臓の他、甲羅周辺のエンペラ部分を使いました。 その他の具はニラ、ゴボウ。 見た目は失敗した炒め物・・・の様ですが、これが普通に美味しいです。 寄生虫の危険のある野生スッポンの血液ですが、これならば安全に使えます。 今回は醤油と塩コショウで味付けしました。 この料理の効果か・・・翌朝あっちが(無駄に)とても元気でした。 内臓(肝臓、心臓、肺、胃、小腸、精巣)とエンペラの炒め物。 その他、ニンニクとニンジンを使いました。 臭みは殆ど(全くと言ってよい程)感じませんでした。 肺はクタクタで黒い色で食べようとは思いにくい食材なので、どうかと思いましたが、これは! 炒めて食べるとシャキシャキ感があって良いです! (料理に緑も欲しかったのですが、時間の関係で断念・・・サクサクと捌けるように・・・なるかな?) 一番気になっていた肝臓も全く臭み無く美味しい。 コトコト煮込んだもの。 トロトロのプルプル〜醤油や塩コショウなどで頂きました。 煮物。 だんだん何度も食べて来て・・・他に食べ方は!? 色々考えたら、スッポンの特徴はそのプルプルのコラーゲン・・・そういえば、豚足と似てる! 豚足料理の中から今回は煮物をチョイスしてみました。 豚足の煮物のレシピを参考に泡盛を使って煮てみました。美味しい!! 機会があれば、他の豚足料理も参考にしてみたいです。 竜田揚げ。両手両足のみ。 1、醤油、お酒、みりんのタレに10分以上漬ける。 一晩漬けるかたも居るようです。今回は1時間程度漬けました。 2、水気を取ったら片栗粉をまぶして揚げるだけ。 スッポン自体が赤身の濃い味で、さらに醤油に漬けたので、これはビールに合います。 表面はサクサク、中身はプルプルでジューシー、竜田揚げは美味しいです。おすすめ。 プルコギ。写真は極一部。 赤味の牛肉を使う料理ならば合うかと・・・同じく赤身の濃い味のスッポンで作ってみました。 野菜詰め合わせを使ったので、モヤシから水分が出てどうなるかとも思いましたが問題なし。 文句なしに美味しいです。しかもコラーゲンたっぷり!! ポン酢。 長〜い首回りと腰回りをコトコトとアクを取りながら煮込み・・・出たアクが鍋や身に付いて取れなかったので、汁は上澄みを掬い、身は丁寧に洗い、再度煮込み続けました。コトコトコトコト・・・ スッポンとポン酢が合うとの情報でやってみたら・・・美味しい!! 合う!! スッポンとポン酢・・・同じポン同士がとても合います。 ポン酢。 やはりポン酢は美味しいです。相性良いです。おすすめ。 冬瓜とスッポンの煮物。 冬瓜を頂いたので一緒に煮てみました。 冬瓜と鳥肉の煮物のレシピを参考にしました。 アクを取りながら茹でて、酒、みりん、塩、出汁醤油で味付けします。 2日掛けて頂きましたが、やはり2日目が激美味!! 一滴残らず胃袋へ。 スッポンのコラーゲンを取り出したかったのでコトコト煮込んで汁を取り、残ったものを塩味でさらに煮込みました。 シンプルに塩だけでも凄く美味しいのです。 シーチキン和え。 若干・・・この食材の組み合わせに違和感を感じながら・・・ 今回はプルプルの煮凝りを作るのがメイン・・・残ったエンペラ部分を使ってみました。 散々煮込んだからか・・・スッポンの風味は殆ど感じない・・・ぷるぷるのゼリーの入ったシーチキンマヨネーズ。全然悪くない!新感覚! 写真では分かり難いですが、脂がポツポツと浮き、黄金色になった所。 ここからは各自お好みの味付け、食材を投入して下さい。 ここからは、甲羅24cmの固体を頂いた時のもの。 頭・食道など。 腕など。 肝臓、精巣、腎臓など。 スッポン鍋。 とても美味しいです。 こまめに火を入れて、数日間、スッポン三昧でした。 またいつか食べる機会があるでしょうか・・・ スッポン鍋。味噌仕立て。 ネットで検索しても、味噌仕立ての情報は、極々僅か・・・何故だろう!? 今回は、なんとなく味噌で頂きたくなったのです・・・で、挑戦♪ 今回使ったのは、頭、首、シッポ、エンペラ、背中とお腹の甲羅です。 夜、朝、夜とコトコト火に掛けてから、具材を投入して作りました。 これが、全く問題なく、美味しい♪ 当然過ぎる・・・ただ、なぜ味噌仕立ての情報が少ないのかは不明なまま。 味噌仕立ても超おすすめです♪ スッポン雑炊。 スッポン鍋を食べ終わったら御飯と卵を投入して雑炊にします。 これは、物凄く美味しいです。 足一本・首。 背側の甲羅。 足一本・シッポ。 一日で食べてしまう予定だったのですが、スッポンの身だけで鍋いっぱい・・・ 取り分けながら食材を投入し、初日は鍋への味付け無しの水炊きとし、ポン酢で頂きました。 100均の野菜詰め合わせの他、豆腐、頂き物の長ネギ、採取したギシギシ、セリを使いました。 皮はゼラチンでプルプル、柔らかく美味しい・・・赤身の肉はコクがあり美味しいです。 足2本。 頭と腹側の甲羅。 またまた、100均の野菜詰め合わせを買ってきて、昨日から煮詰めていたスッポン鍋に投入。さらに味付けとして、100均のキムチ鍋の元を投入しました。 昨日とはまた違った味で、スッポンとも意外と合い、美味しいです。 ビーフ タートルシチュー。 今回は、頭とシッポを使ってビーフシチューの素を使いました。 買った野菜は玉ねぎだけ・・・ニンジンやジャガイモも入れたかったのですが、節約・・・これだけでも十分美味しいです。写真は一部です。 もっと大鍋で、野菜を沢山投入してグツグツと数日間煮込んで作っても美味しいと思います。 トマトワイン煮。 少し変わった料理を作って見たくて・・・(贅沢ですね・・・)豚足料理の中から見つけました。 今回は、スッポンの両手・両足を使いました。 酸味とトマトの風味で、サッパリとクドクなく(もともとクドイ食材ではないのですが・・・)、この食べ方もおすすめです。 作り方: 1、鍋にスッポン、トマトホール缶、ケチャップ、ニンニクスライス、生姜、コンソメ、塩コショウ、赤ワインと水を入れます。 2、コトコト煮込んだら完成♪ 最後はうどんと卵を投入。 1滴残らず腹の中へ・・・満腹・・・美味しく頂きました。 甲羅の一部など。 甲羅の一部と頭。 一緒に煮込んだ背中側の甲羅を皿代わりにしてみました。見た目が斬新! スッポンカレー。 コトコトと長時間煮込む程に身が溶けて良い出汁や栄養分が出て来る・・・これはカレーにもあいそう! と言う事で早速挑戦! カレーのルーは3種類をブレンド・・・さらにスッポンからもダシが・・・もちろん、当然ですが、美味しいです。 とても美味しいです。ただ、極稀に小骨が混ざっているので一気に胃袋へ掻き込まないように注意。 スッポンカレーうどん。 作ったスッポンカレーを使ってカレーうどんにしてみました。 作り方は、カレーに水を足して煮込んだ後、水で溶いた片栗粉を回しいれて、さらに煮込んだら完成。 何度も何度も火に掛けて煮込み続けたので、美味し過ぎる! 風味あり&旨味あり&味に深みもあり、さらに全体的にまろやかになって味がまとまってます。 これは、一生、毎日食べたくなるほどです。おすすめ。 プルプルのスッポンコラーゲン。 フィッシュコラーゲンよりもずっと柔らかいのですが、ぷるぷるの一塊・・・ここまで柔らかくぷるぷるのものは・・・やはりあれだけか!? 素手で触ったらどんな感触だったのだろうと・・・ふと・・・ 青じそ塩レモンドレッシングで。 スッポンとポン酢があうように、煮凝りも酸味でサッパリ頂くと美味しいです。 大きいスッポンの甲羅(背と腹)を2日間煮込んで出来た汁を使って作りました。 スッポンラーメン。トロッとマッタリと・・・これはコラーゲンの塊・・・トロトロの汁を使ってラーメンを作りました。 塩味で美味し過ぎる・・・これを毎日食べれたら20歳の肌になりそうです。 スッポンを煮込んで出来た煮凝りを熱々のご飯に・・・ ゼリーのように固まっていた煮凝りもご飯に乗せたらみるみる溶け・・・激美味! “はふはふ”しながら、美味しく頂きました。 パエリア粥・・・ パエリアを作りたいのにぷるぷるコラーゲンも使いたい・・・無理な組み合わせ・・・ ぷるぷるコラーゲンを煮詰めて少なくしてご飯を入れたらパエリアの素を入れました。 大分汁は少なくなりましたが、これではお粥・・・ 失敗か!? ・・・とんでもなく美味しい。 パエリア風味のお粥になったのでした。 スープ。 プルプルコラーゲンに溶き卵(のつもりが、つい、そのまま生卵を投入してしまいました・・・酔ってるもので・・・)、塩コショウで味付けしたら、刻んだ長ネギを載せただけ! こんなシンプルなものでも美味しいのです。 スッポンコラーゲンを使ってゼリーでも・・・ スッポンを煮込んで出来た汁にグレープジュースを5:5で投入。 翌日・・・固まりませんでした・・・ジュースが少ないとスッポン風味が前面に出過ぎてデザート感がない・・・多すぎると固まらないだろうと・・・これは葛藤・・・で失敗。 気を取り直して素直に市販のゼラチンを投入し無事固まりました。 さて味は・・・ブドウ風味&スッポン風味が半々で微妙・・・ただ、体には良いでしょう・・・ 市販のゼラチンのように“そのもの”の状態であれば成功したかも。 1年と1ヶ月後。 グラスにとったもの。 スッポン酒。 鼈魚酒、元魚酒とも呼ばれます。 その作り方は!? 調べて出て来たものは、スッポンを丸ごとカラカラに乾燥させてお酒に浸けたもの・・・ 小さなスッポンなら出来るかも知れませんが、甲羅が14cm程の個体・・・まだまだ小さいですが、中まで腐らせずに乾燥させるのは難しい・・・と言う事で、ネットで僅かに見つけた生きたままお酒に浸ける方法に。 マムシにムカデにトカゲに・・・どれも生きたままお酒に浸けるのです・・・今回はスッポンも同様にしてみました。 やはりそこそこサイズのスッポン。お酒の量が少ないと腐る可能性があるので、使ったのは泡盛の43度。これを1升(1.8ℓ)と少し・・・計2ℓ使いました。 そして・・・何日浸ける!? マムシで3年・・・まず最初に頂くのは1年後にするつもり・・・さてさて・・・ 1年と1ヶ月を経過して頂いてみました。 感想は、マムシ酒ほどではないのですが、少し飲み難い風味です。 甲羅酒。 甲羅を炙って温めたお酒に浸けて、しばらく置いたら完成♪ 今回は・・・まだ少し薄めだったかな!? これは、なかなか頂けない珍味♪ また飲みたい♪