9月上旬。体長3.5cm。 まだ幼生でウーパールーパーの様にエラが出てます。 尻尾が切れて短くなってますが、とても再生の力が強く、骨まで再生するとか・・・羨ましいです・・・ 昔は田んぼなどで良く見掛けた様ですが、私は子供の頃も含め天然のイモリを見たのは初めて・・・ここの用水路は環境が良いようです。 濡れた体を使ってプラケースをよじ登ります・・・フタは必ずしましょう。 捕った直後。この個体は色がやや薄いです。 地域によりお腹の模様に違いがある・・・そのような情報を得ていたので、撮影してみたのですが、それぞれ千差万別・・・ 上の写真のものは全て50m程の範囲で採取したものです。 5月中旬ですが、お腹がパンパンのメス2匹(2段目)も居ました。 初めに捕った5匹をまとめて記念撮影。 黒に近いグレー、薄いグレー、茶色のグレーなどの色の違いやブチが混ざるものなども居ます。 体色は周りの環境に合わせてある程度変わるようです。 その後、写真の様にひと掬いで3匹も捕れたり・・・大漁に捕れましたが、ほとんどは元の場所へ逃がしました。 体長11cm程のものは大きく感じました。 山の中の水溜り。 周りに水源などない、小さな水溜り・・・こんな所にイモリが! 晴れが続けば干上がってしまう&周りに水辺などない所でした。 こちらは別の山。 山の中で捕ったイモリのお腹。 背と腹に続く模様の中間部分は、青白い様な色合いになってました。 雄と雌はシッポで見分けます・・・ 上の写真はオス。根元から幅が広くなります。 下の写真はメス。真っ直ぐ直線的です。 アカハライモリ <赤腹井守> [Japanese fire belly newt] 日本固有の種で本州では唯一の種です。 食用と言うよりも、惚れ薬など薬として利用される事が多かったようです。 ドギツイお腹の模様は、結構衝撃なのですが、意外と子供にも人気です。 極微量なので食べても問題ないのですが、フグと同じ毒成分:テトロドトキシンを持っている事が知られています。 イモリを黒焼きにしてお酒に漬けるイモリの黒酒もあります。 上手に飼育すると20年以上も生きるようです。 日本固有種で飼い易いので海外でも人気なようです。 イモリの料理: イモリの串焼き。 奥はトビズムカデ。醤油や塩コショウを付けて頂きました。 僅かに土臭い様な風味がありましたが、それほど気にならず、骨も柔らかく、丸ごと頂けました。 イモリの唐揚げ(3匹)とシソエゴマ巻き天 ぷら(2匹)。 カエル同様にお酒に漬けて酔わせた後、塩もみして表面のヌメリ&臭みを取り除いてから料理しました。 イモリ独特な風味も殆ど感じず、普通に美味しく頂けました。 黒焼き。 偶然ですが、2匹はオスとメスでした。 惚れ薬を作るつもりはありません・・・ スプーンの背で押し砕いて粉末に。 半月後・・・黄金色になってました。 イモリの黒酒(?) イモリの黒酒などと言う情報を見つけました。 飲んでみたい・・・その一心で挑戦。 調べた範囲ではイモリを黒焼きにしてお酒に入れたもの・・・とか・・・それしか情報が見つかりませんでした。 得た情報そのままに、イモリを黒焼きにして細かく砕いてお酒に入れてみました。 写真はビンで造りましたが、漬け込んで成分を抽出するわけでもなく、全部頂くのでコップにお酒を注いだら砕いたイモリの黒焼きを投入してそのまま飲んでも 良いと思います。